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2018年01月18日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース タカス研修走行会 2018.01.14 ログ解析

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース タカス研修走行会 2018.01.14 ログ解析ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース タカス研修走行会 2018.01.14

の、mistbahn ビート にSタイヤ(A050)を初投入、自己ベスト 2分49秒496 を記録したラップの解析、過去ログとの比較編。



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■動画






■メインストレート ~ 1コーナー ~ 2コーナー

●メインストレート

メインストレート ~ 1コーナー ~ 2コーナー

桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト


メインストレートは、今回(2018.01.14 タカス研修走行会)は、タイヤのグリップが高いので、1コーナーへのブレーキングタイムを遅らせているので、最高速は伸びているものの、前回(2017.12.05 KRS走行会)より更に気温が低かかったにも関わらず、車速上昇勾配が緩やか(つまり、遅い)




ちなみに、前回(2017.12.05 KRS走行会) のログ解析編で解説したが、前回(2017.12.05 KRS走行会) も 今回(2018.01.14 タカス研修走行会) も、気温の高かった2017.09.24の烈 と較べて、ストレートスピードは変わらない(か、やや遅い)

9月の烈より、12月のKRS走行会が低い気温なのに、ストレートスピードが変わらない(か、やや遅い)のは、GTウイングが付いたことと、ネガキャンを強くしたことに因る、と考えている。(でもラップタイムは4秒更新したのでOK)



前回(2017.12.05 KRS走行会) と 今回(2018.01.14 タカス研修走行会) の違いは、

・ラジアルタイヤ → Sタイヤ(前後ともタイヤ幅は10ずつ増。重量も増)

・ワイドボンネットによる軽量化と、ワイド化によるフロントバンパーからのハミタイ

・リップスポイラー

・エアクリをRSマッハ製 → ホンダ純正(HAMP)に戻した

・タコ信号不良によりV PROが混乱し、オーバーリッチ燃調(A/F10台など)


低気温にも関わらず、ストレートスピードが伸びなかった理由として、燃調不良を一番に考えていたが、タコ信号不良に陥る前の、2枠目のログも、あまりストレートスピード差がなかったので、要因は別のところにありそう。


ワイドボンネット、リップスポイラー、ハミタイ

ボンネットの軽量化は、加速には貢献するものの、ワイド化のデメリットとしては、

・前面投影面積増(たぶん影響は極めて小さい)

・ワイド化により、フロントタイヤもワイトレ化しており、フロントバンパーが純正のため、フロントタイヤに走行風がモロあたりしている(これはドラッグ増、リフト増なので良くない。対策を準備中)

などがあり、後者の方は影響があると考えている。


あとは、Sタイヤのグリップ増、タイヤ幅増による、転がり抵抗増・・・も影響がありそう


いずれにしても、ラップタイムは5秒も短縮できているので、ワイドボンネットによるワイド化も、Sタイヤもデメリットよりメリットの方が遥かに大きい
空力的なデメリットは改善できるので今後、対策する。



リップスポイラーがストレートスピードに貢献したか?
リップスポイラー追加により、リップスポイラーの後方底面に負圧域ができることで、フロントのダウンフォースが向上したか?

・・・は、アップデートが多すぎて、正直良くわからなかった。




●1~2コーナー

メインストレート ~ 1コーナー ~ 2コーナー

桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト


前回(2017.12.05 KRS走行会) も 足回りの刷新 と GTウイングの追加 により、1~2コーナーの安定感、安心感が劇的に向上したことに感動、ボトムスピードを劇的に上げることに成功したが、Sタイヤの投入により、更に劇的に安定感、安心感が向上した


前回(2017.12.05 KRS走行会) は、グリップレベルの劇的向上でボトムスピードは大幅に向上したものの、それでも十分にアジャストしきれず、
 1~2コーナー間
も、
 2コーナー出口~S字1つ目間
も、コース幅を使い切ることなく、余らせてしまっていた(まだボトムスピードを上げる余地があった)。


今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は、まだ改善の余地はあると思う(特に2コーナーに向けての姿勢制御やアクセルONのタイミングなど)が、少しずつアジャストでき、良い結果を出すことができた

1コーナーも2コーナーも、もはや比較分析が意味をなさないほどにボトムスピードが向上しており、また、ボトムスピードの向上が
 「オーバースピードのため2コーナーからの立ち上がりで踏めない」
などの弊害ももたらしておらず、S字にかけて高いアベレージスピードで攻略できた。




■S字 ~ 逆バンク ~ ダンロップ

S字 ~ 逆バンク ~ ダンロップ

桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト


「鈴鹿フルコースは、ストレートが速いよりも S字~ダンロップ を高いアベレージスピードで攻略できるマシンの方がタイムが良い」

というのが、私のこれまで、いろんな仕様比較、黄姫体験、他の方々のログとの比較・・・からの結論。


今回(2018.01.14 タカス研修走行会) Sタイヤの導入により S字~ダンロップ も劇的に高いアベレージスピードで攻略できたので、好タイムに繋がった。

2コーナーからの脱出速度が高いのでS字1つ目に至る速度も高いのだが、その進入速度を殺すことなく、デグナーに至るまで繋げることができた。


失敗点は、 前回(2017.12.05 KRS走行会) と同様にS字2つ目での姿勢制御が悪く、S字3つ目に向けて、S字2つ目の出口でアクセルを戻す必要があったこと。


前回(2017.12.05 KRS走行会) は、ヘアピンやシケイン(・・・と、ときどきスプーン2つ目)のクリップからの立ち上がり時にリアが底付きしてボンボン跳ねたが、今回(2018.01.14 タカス研修走行会) の自己ベストLapでは、スプーン3つ目でもリアがボンボンと跳ねた。
旋回速度が上がっているから・・・というのもあるかもしれないが、S字2つ目の攻略が悪く、姿勢が良くないからだと思う。



S字~逆バンク~ダンロップ を、全てアクセル全開!・・・というワケにはいかなかったが、逆バンクでのスロットル開度は、劇的改善を果たした 前回(2017.12.05 KRS走行会) よりも更に改善し、前回(2017.12.05 KRS走行会) での失敗点だったダンロップ手前での息継ぎ(アクセルオフ)を、今回は改善できたので、良い結果に繋がった。




■デグナー ~ ヘアピン

デグナー ~ ヘアピン

桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト


●デグナー

今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は Sタイヤによるグリップ向上に、安心感、安定感があったため、デグナーも思い切った攻め方ができた。

これまでは、ノンブレーキで5速→4速にシフトダウンしてエンブレのみで減速して4速で進入するか、5速のままで進入するか・・・のいずれかだったが、今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は迷わず5速での進入。

これまではギア比の関係で、4速に落とすと、ボトムスピードが落ちすぎるし、5速のままだと回転数降下でパワーバンドから外れてしまったり、そもそもデグナー1つ目で思い切ってアクセルを踏めなかったり・・・・

・・・だったが、今回(2018.01.14 タカス研修走行会) 5速チョンブレから、ドンとWOTでデグナー1つ目を攻略できた。


デグナー2つ目も、これまでの自分のログと較べると遥かにボトムスピードは高いのだが、それでも、脱出~立ち上がり時に、外側の縁石を使うことが一度もなかったので、グリップレベルに対してまだアジャストできていない。
改善の余地アリ・・・・・だが、それでもこれまでの私からしたら上出来なので、ログを見てウレシクなる。



●ヘアピン

前回(2017.12.05 KRS走行会)、足回りを刷新(BLITZ ZZ-R + X-Coilsバネ + φ19スタビ → RSマッハ車高調+スタビ)してから、ヘアピンはクリップからの立ち上がり時に、リアが底付きしてボンボン跳ねるようになった。

今回(2018.01.14 タカス研修走行会) もその症状はあったが、スタビの硬さ設定を一段強くして臨んだからか、気持ちマシだった。

でも、足回り刷新後、元々、苦手意識のなかったヘアピンで良い走りができた試しがナイ。
鈴鹿フルコースの多くの高速コーナーに最適化した足で、引き換えにヘアピンは捨てたような感じ(トータルとしてOK)。


今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は少しずつブレーキングの踏力を強くし、ブレーキを残してターンインするように努めた。
(2枠目の最後にはブレーキングが強すぎてロックしたので、フラットスポットができていないかドキッとしたが、大丈夫だった)





■マッチャン~スプーン

スプーン

桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト


前回(2017.12.05 KRS走行会) では、ヘアピンからずっとWOTだったにも関わらず、2017.09.24の烈に対し、何故かマッチャンで失速した。(ログ解析に対し、当日の強風影響を御指摘頂きました。ありがとうございました)

今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は制御不調にも関わらず、失速しなかった。


今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は他のコーナーの例に漏れず、スプーン1つ目、スプーン2つ目ともに、ボトムスピードが過激に上がっており、また、ボトムスピード上昇が何か別の弊害をもたらすようなこともなく、良い結果となった


デグナー1つ目と近似した話で、ギア比の関係で、スプーン1つ目も、これまではノンブレーキで5→4速にシフトダウンして、エンブレだけで減速して進入・・・・というアプローチが一番結果良かったのだが、今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は迷わず5速で進入できた。

スプーン1つ目~2つ目 間で、ノンブレーキで5→4速に叩き込んで、エンブレを効かせ、後は成り行きで可能な限りアクセルを踏むことができた。


スプーン2つ目からの立ち上がりでは、デグナー2つ目同様、コース幅をいっぱい使う必要のないラップばかりだったので、スプーン2つ目は改善の余地アリ
でも、今回はこの結果に満足。




■130R

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桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト

130Rも、S字2つ目出口、ダンロップ進入時の息継ぎと同様に、前回(2017.12.05 KRS走行会) の反省点で、前回(2017.12.05 KRS走行会) では、130R 進入手前のホンの少しのアクセル戻しが大きな失速に繋がった。
(一瞬、スロットル開度70~80%ぐらいに戻しただけだが、登坂区間なので・・・)


今回(2018.01.14 タカス研修走行会) は、クルマがイケているので、毎回、アクセル全開で攻略できた。
(全開で攻略しなかったのは、前走者に引っ掛かって、次のLapに向けてバックオフするときぐらい)


2014年は130Rが得意なコーナーで、全開で攻略できていたのが、2015年2月頭に、BLITZ ZZ-R車高調のスプリングを交換したり、スタビを太くしてからは、ケツが出て大スピンするようになって、全開で攻略できなくなっていた↓(悩ましかった)



↑※閲覧注意: 2015.10.05 の烈 の130Rでのド派手なスピン


3年以上ぶりに、130Rのボトムスピードを更新できた!(長かった)



■シケイン~メインストレート

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桃: 2018.01.14 mistbahn号 2分49秒496 Sタイヤ(A050 新品)での自己ベスト 
緑: 2017.12.05 mistbahn号 2分54秒533 ラジアルタイヤ(Z3)での自己ベスト 
橙: 2017.04.18 黄姫レンタル 2分57秒633 Sタイヤ(A050 中古)
茶: 2014.11.24 mistbahn号 2分59秒830 2017.09移行のエンジンや足回りの大規模アップデート前のラジアル(Z3)での自己ベスト

今回(2018.01.14 タカス研修走行会) シケインは、毎回、キレイに攻略できたケド、ログを見るとシケイン1つ目のボトムスピードは低いね。

ただし、シケイン1つ目でのボトムスピードは低いケド、シケイン2つ目は全開で攻略できているので、結果として過去の他のログよりも、最終コーナーやメインストレートの車速は上がっているのでトータルではOK


Sタイヤを履いたことで、制動距離が極端に短くなったので、少しずつアジャストはしたが、最後まで、ブレーキングポイントは手前過ぎたと思う。



■まとめ

Honda Beat ホンダ・ビート mistbahn号 鈴鹿フルコース Suzuka Circuit

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



これまで 「この区間の攻略はこう改善したい」 と思っていたイメージに近い走りができたが、ドライバースキルが向上したというよりは、単純に、その思いを実現可能としてくれる、タイヤ、サスペンション、空力・・・となった、という解釈。

今まで、あれこれやっても、タイムが落ちたり、頭打ちしたり・・・・だったケド、適切なアップデートが適用されると、こうも如実に、コーナリングスピード、ラップタイムに影響するのか・・・・・と、いろいろと考えさせられる。


いずれにしても、好タイムが出せたのはウレシク思うし、マシン作りにご協力頂いた方々、ドライビングにアドバイスを頂いたみん友さんたちには、本当に感謝しています。
ありがとうございます。




●サーキット走行 関連目次はこちら
Posted at 2018/01/18 20:11:41 | コメント(6) | トラックバック(1) | サーキット | クルマ
2018年01月15日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース タカス研修走行会 2018.01.14

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース タカス研修走行会 2018.01.142018.01.14 鈴鹿サーキット国際レーシングコース(鈴鹿フルコース)で開催された、「タカス研修走行会」に参加した。


先週、日本海側は大雪だったケド、福井県や石川県からたくさんの車両が参加されていた。
無事、鈴鹿まで来られたこと、良かったと思います。


Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿サーキット 鈴鹿フルコース



■今回のUPDATE

2017年大晦日の鈴鹿南は雨だったので、実質、今回の鈴鹿フルコースでデビューとなるのは以下のUPDATE。


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・スカイビート製 FRPボンネット

・アスレーシング製 リップスポイラー

・Sタイヤ A050 175/60R13 + RAYS TE37 13inch 6J +32



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・Sタイヤ A050 185/55R14 + ENKEI Competition ES-Tarmac 14inch 6.5JJ +28

いよいよ、Sタイヤ・デビュー!




結果から言うと、先日の「KRS走行会」で大幅にタイム更新したラジアルタイヤでの自己ベスト

 2分54秒533

から

 5秒037の自己ベスト更新!

ハジメテのSタイヤでの自己ベストタイム

 2分49秒496

を記録できた。


(まさか、の2分50秒切り!)



■参加されたみん友さん

Honda Beat ホンダ・ビート ひろあき!号

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)


今回もひろあき!師匠と一緒。同じピット。



tsworksさん、進撃のビートさんも、観戦に来てくれた。
ありがとうございました!



進撃のビートさんに、mistbahnのカメラを預けて、走行写真を撮影して頂いた。


Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿サーキット 鈴鹿フルコース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



自分のビートの走行写真は自分では撮影できないので、本当にウレシイです。

今回は見た目もだいぶとUPDATEされている(ボンネット、リップスポイラー、GTウイング、ホイール・・・)ので尚更!


Honda Beat ホンダ・ビート ひろあき!号



■1枠目

Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿サーキット 鈴鹿フルコース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



ずっとトラフィックに悩まされて、クリアラップが確保できなかった。


それでも、ハジメテmisbahn号に履かせたSタイヤの絶大なグリップに感激しながら、これまでのラジアルタイヤでの走り方から少しずつ、アジャストしていった。


トラフィックに引っかかりながらも、

 2分52秒956

を記録。

ラジアルでの自己ベストを1.5秒更新。


正直、52秒台が出れば、今回は十分だろ、と思っていたのでウレシイ。
クリアラップではなかったので、2枠目、3枠目に期待がもてる結果。


Sタイヤ、楽しすぎる。






■2枠目

Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿サーキット 鈴鹿フルコース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



アウトラップの次のLap、ずっと、ひろあき!さんを追走。

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引っ張ってもらう形で、

 2分50秒182 (※公式タイムはGPS Lapsより少しだけ遅かった)

を記録!


まさか、51秒台どころか、50秒台前半を記録するとは思わなかったのでかなりテンション上がった!


ひろあき!さんに引っ張ってもらったので、ストレートはスリップ・ストリームで車速は伸びていると思う。(追ってログを確認します)


裏ストレートで、ぼーっとしていて、4速から5速にシフトアップするのをちょっと間忘れたり・・・

シケイン手前の5→4→3速のシフトダウンの4速に入れるのを失敗したり・・・・


・・・とミスも伴ったLap
だったケド、自分的には十分な記録。






■3枠目

1枠目と同様に、クリアラップのなかなか捻出できない3枠目


タコメータ・・・・というか、タコ信号が壊れた。



タコメータもずっと針が踊っているのだが、燃調がずっとA/F10台とか11台とオーバーリッチになったことから、タコメータの問題ではなく、そもそもエンジンの回転数がきちんと取れていないことがわかる。

おそらく、ノイズが混入しているため、V PRO的には、常時、激しく加減速しているように処理されており、非同期噴射や、加速補正が働き続けているためのオーバーリッチ燃焼だと思う。




エンジン壊したくないし、ピットインしようかなあ?・・・と考えながら・・・・


トラフィックに引っかかりつつも、2枠目の自己ベストを0秒05 更新する

 2分50秒138

を記録。


その翌周、ピットインしようか迷いつつも・・・・

・・・・また、ひろあき!さんを追走。


で、メインストレートでひろあき!さんに道を譲って頂いてから、クリアラップを確保。







Sタイヤでの自己ベスト

 2分49秒496 (公式)

を記録!!!!

まさかの50秒切り!!!




動画を見ると、前回のKRS走行会と同じく、S字2つ目がオーバースピード過ぎて、S字3つめの手前でアクセル戻したり・・・

タコ信号の不良で、ずっとオーバーリッチ燃焼なので、直線スピードが1枠目、2枠目より5km/h遅かったり・・・・


・・・と改善点はある
ものの、自分的には十二分な結果。



・エンジンUPDATEのために長い冬眠に入る前の2016年秋までのmistbahn号からすると、10秒4もタイム更新したことになる。
烈でEXクラスの猛者の方々が50秒前後で走るのを何年も「スゲェなぁ・・・」と眺めてきたケド、自分も50秒切る日が来るとは思っていなかった。


・このブログをマンガやアニメ、ドラマなどに例えると・・・・
2017年9月にE07A改R2_0が完成、換装してからのサーキット(特に鈴鹿フルコース)イベントは毎回「神回」みたいなもんだな・・・・(私には)


・気温が低い好条件と、タコ信号不良によるパワーダウンとがあったので、5秒全部をSタイヤのおかげと評価するのは難しい。


・KRS走行会(タイヤ=Z3)のときは、足回りのUPDATE(RSマッハ)とGTウイング投入で、クルマが遥かに良くなり、大幅にタイム短縮を果たせたが、それでも反省点はいくつか残る走りだった。
今回は、KRS走行会から1ヶ月ぐらいしか経っていないので、走りの反省点の改善もできた
なので、5秒のゲインは、Sタイヤ3.5秒+走りの改善1.5秒 ぐらいかな?


・追ってログ解析します(※年度末で仕事がかなり忙しいので、ブログアップには時間がかかるかも)


・アタックシーズン中に、岡山国際、鈴鹿南、MLSをSタイヤで走りたかったケド、まずはタコ信号を直さないと・・・
(いずれにしても仕事が忙しいので、行けるとしても南かMLSどちらか一回なんだケド)


・帰り道は、タコ信号、途中まで直っていたケド、途中からまたオーバーリッチになった。




走行会を運営頂いた方々、参加された皆様、お疲れ様でした+ありがとうございました。


ひろあき!さん、tsworksさん、進撃のビートさん、お疲れ様でした+ありがとうございました!





●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
●クルマ写真 関連目次はこちら
Posted at 2018/01/15 01:37:07 | コメント(6) | トラックバック(1) | サーキット | クルマ
2017年12月31日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.12.31 part.2 Dynamic Photos

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.12.31 part.2 Dynamic Photosブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.12.31 Static Photos

の続き。


雨天のため私はキャンセルした2枠目の、友人たちの鈴鹿南、走行写真。


Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)









SUBARU スバル BRZ 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




SUBARU スバル BRZ 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




SUBARU スバル BRZ 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




SUBARU スバル BRZ 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




SUBARU スバル BRZ 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




SUBARU スバル BRZ 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)






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Posted at 2017/12/31 23:00:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2017年12月31日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.12.31 Static Photos

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.12.31 Static PhotosHonda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

妻のヒンシュクを背に、恒例の鈴鹿南コースでの走り納めに行ってきた。




Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



・・・生憎の雨天。

3枠を予約していたケド、1枠目のみをウエット走行して、後2枠はキャンセルした。

残念だケド、まあ、年末の鈴鹿南は忘年会、同窓会みたいなもんだから。



今回は動画もログもアップしない。



自分が走っていない走行枠の流し撮りなどもしたので、

「スタティック・フォト編(静止車両写真)」
「ダイナミック・フォト編(流し撮り写真)」

の2回に分けてブログアップする。



■ホンダ・ビート mistbahn号

Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース スカイビート FRP ワイド・ボンネット



Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース スカイビート FRP ワイド・ボンネット

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース スカイビート FRP ワイド・ボンネット

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



サーキットには初投入。スカイビート製 FRPボンネット。ウレシイ。



Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)










「自分のビートに初のSタイヤ投入!」イベントだったのだが、活躍の機会を得られず・・・。

たか@。さんにお借りした中古A050 Mコンパウンド。








■ホンダ・ビート ショウ@B・R・Zさん


Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

→ 高解像度画像(リンク先のPHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

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ここんところ、烈などでいつもご一緒している ショウ@B・R・Zさん。

精力的なサーキット走行活動で、各サーキットでドンドン自己ベストを更新中。

ウエットで同じ枠で走ったケド、全くついていけなかった。。。








■ホンダ・ビート hiko673さん


Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

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Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース


リアルでお会いして、一緒にサーキットを走るのは数年ぶりなので、お会いできて元気な姿を見れて、本当に本当にうれしかったです!!!





■ホンダ・ビート 赤い~のん!?
さん


Honda Beat ホンダ・ビート 鈴鹿南コース

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お馴染み、赤い~のん!?さん。

サーキットで「走る人」としてご一緒するのは久しぶり。(一緒の枠で走らなかったケド)

3枠ともドライなら是非、刷新した私のビートも乗って頂きたかったんだケド、雨でそれどころじゃなかった。





■スバル・BRZ 昔お世話になったメカさん

Subaru スバル BRZ 鈴鹿南コース

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Subaru スバル BRZ 鈴鹿南コース

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レガシィ時代、お世話になったメカさん。

岡山国際サーキットなどもご一緒したことがある。

ブログエントリ: 「【B4】【サーキット】岡山国際サーキット 2010.11.10

ずっとお会いしたかったんだケド、ご勤務先が少し遠くなってから4~5年間お会いしていなかった。

鈴鹿南での予期せぬ再開、本当にうれしかったです!!!





「ダイナミック・フォト編」に続く。




●サーキット走行 関連目次はこちら
●クルマ写真 関連目次はこちら
Posted at 2017/12/31 20:18:13 | コメント(3) | トラックバック(2) | サーキット | クルマ
2017年12月10日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース KRS走行会 2017.12.05 part.2 ログ解析

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース KRS走行会 2017.12.05 part.2 ログ解析激務。。。

12/5は無理矢理休みを取って鈴鹿に行ったケド・・・


ここ4週間、イレギュラー対応・イレギュラー出張で毎週3日間ほど費やしてしまっており、事務仕事の宿題が貯まりに貯まり、毎晩0時ぐらいまで仕事、土日も全滅。

メンタルは超健全(12/5の鈴鹿フルの2分54秒533で、未だ上機嫌)だケド(「やれやれ・・・・」とか「うーん、さて、どうしたもんかな」ぐらい)、体は悲鳴を上げ続けている状況(結構ヤバい)

顧客関連が冬休みに突入するまではこんなペースなのだろう。



先日 2017.12.05
の鈴鹿フル「KRS走行会」
のログは眺めてはいたものの、なかなかブログアップの時間が捻出できなかった。

この土日でかなり集中して、だいぶと宿題を片付けた(全部じゃないケド、もう集中力的に無理)ので、まとめてブログアップとかパーツレビューをする。



ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース KRS走行会 2017.12.05

の続き。


■車載動画

2017.12.05 KRS走行会の自己ベストを4秒以上更新できた、2分54秒533 の動画。






■メインストレート~1コーナー~2コーナー




●メインストレート

今回は吸気温度が低いにも関わらず、メインストレートでの最高速が2017.09.24の烈(エンジンは今回と同じくE07A改R2_0に換装済)と較べて、毎Lap3~5km/hほど低かった。

「GTウイングを付けてドラッグが増えたから」「キャンバーもネガティブに振ったから」・・・

・・・と思っていたが、このログを見る限り、単に1コーナーに向けて、早くアクセルを戻しているから・・・に見える。
(※ただし後述するが、まっちゃんにおける5速で、2017.09.24の烈と較べてナゾの失速などもあるので、ドラッグ影響は要調査)


もっとも、9月の烈と較べて、あからさまに吸気温度は低いし、Vプロの適合も進んでいるので、それにも関わらず車速の伸びが同等でしかないなのは、やっぱり空気抵抗の影響はあるのだろう。




●1~2コーナー

これは運転していても感じたし、動画を見てもモロわかりなのだが・・・

今回は、足回りのUPDATE(ブリッツZZ-R+X-Coilsスプリング → RSマッハ スペックR)と、GTウイング追加によって、あからさまにコーナリング性能が向上したのだが、ドライバーがマシンの性能向上に対してアジャストしきれていない。


今回は1コーナーのボトムスピードは過去データと較べ圧倒的に高く、ステキなログなのだが、ここまで詰めても、まだ1~2コーナー間で余裕がある。
1~2コーナー間の外側の縁石まで膨らまない。

以前はもっとボトムスピードが低くても、かなりスリリングでギリギリ感があったのだが、今回はラクにクリアできている感じだった。(一度もヒヤリとかなかった)


今回は2コーナーのボトムスピードも過去の自分の走りと較べると圧倒的に高く足回りUPDATEと羽根の恩恵が明確にデータとして見れるのだが、やっぱりマシンにドライバーがアジャストしきれていない。

2コーナーでは「いつもよりは」手前からアクセルONできているが、イマイチ元気が足らず、2コーナーからの立ち上がりも、左側の縁石まで膨らんでいない。コース幅が余る。
たくさん走って、左側の縁石まで使ったLapは2Lapぐらいしかなかった気がする。


2コーナーのボトムスピードが高いので、好タイムには繋がっているが、2コーナー → S字1つ目 間の登坂区間の加速は、9月の烈のデータに劣っている。





■S字~逆バンク~ダンロップ



今回は足回りのUPDATEとGTウイングにより、S字~逆バンク~ダンロップも、本当に「ラク」にドライビングできていつもより激速な印象だったのだが・・・・


・・・少なくとも、動画とログを見る限り、このLapに関しては、残念な走りとなっている。



●S字

今回はS字1つ目はアクセル全開で進入しているのだが、そこからS字2つ目へのアプローチでの車体の向きの変え方がマズく、また、オーバースピードなため、S字2つ目でかなりアクセルを戻している。

S字1つ目からの脱出速度は過去ログと較べて、本当に激速なのだが、「S字でリズムを崩す」とはこういうことだ・・・という。


ここも、マシンはまだグリップに余裕があったので、もっとアクセルを踏むことはできたハズだし、もっと早めににノーズの向きを変えていれば良かったのだが、2016年秋の烈でも、2017年9月の烈でも、S字2つ目では派手なイン巻きスピンを経験しているので(※いずれもリンク先でスピン動画を見ることができます)、無意識のうちにセーブしていたものとも思われる
(2014年11月の3分切りの後、スプリングを交換してからターンインでケツが出やすくなり、だんだんとダルなステア操作になっていった)

結論としては、S字も、1~2コーナーに引き続き、マシンの限界UPにドライバーがアジャストできていない。



S字2つ目で一旦下がった車速を、登坂区間なのでS字3つ目でも引き摺っている(でも、S字2つ目を考えると、まあこんなもんだと思う)。




●逆バンク~ダンロップ

今回は毎Lap、逆バンクが激速だった。

過去のスロットル開度を60%ぐらいとするならば、今回はどのLapも80~90%ぐらい。

・・・で、逆バンクの車速が速い分、ダンロップが苦しくなり、登坂区間なのにアクセルを戻してしまう・・・というパターンが多かった。


このLapも、過去ログと較べて逆バンクは激速なのだが、ダンロップにかけてアクセルを戻しすぎて失速している。


はじめての鈴鹿フル(2013年)の前に、澤圭太選手の鈴鹿フル攻略のDVDを見て、ロータスを駆りながら

「○コーナーを重視し、その手前の○コーナーは抑えめに」

など解説されているのを鵜呑みにした結果、ハジメテの鈴鹿フルはとんでもなく遅かった(3分15秒810)。(まあ、とにかく事故りたくないので、安全マージンをたっぷりとったのもあるが・・・)


澤圭太選手の解説に問題があるワケではなく、非力で小さいビートには当てはまらない文法が多かったのだ。


非力なビートに関しては

・駆け引きなく、なるべくアクセルを踏む

・インベタで回れるところはインベタで回る


みたいなアプローチが正だったので、逆バンクはグリップの許す限りアクセルを踏み、ダンロップはベタ踏みで後はなんとか曲げる・・・・

・・・というアプローチをとってきたのだが、エンジンパワーもグリップレベルも向上した現在の仕様では、「駆け引き」も考え始めた方が良いのかも。


ただ、まあ、まだグリップレベルに余裕があり、マシン性能を引き出せていないので、当面は同じアプローチで限界を探れば良いように思う。



こうして S字~逆バンク~ダンロップ のログを眺めると、黄姫でのログが本当に美しい。

Sタイヤとワイドトレッド・・・・の恩恵だと言えるが、本当にバランスが良く乗りやすかった。


次回の鈴鹿フル(2018.01.14 タカス研修走行会)はmistbahn号もSタイヤなので(黄姫ほど半端ナイ
ワイドトレッドにはなかなかできないが・・・)、どうなるか楽しみ。






■デグナー




今回ダンロップでアクセルを戻して失速してしまった分、デグナーに至る登坂区間の車速が低い。

過去ログもそうだが、mistbahnはシフトアップ操作がモッサリしているので、登坂区間だと4速→5速のシフトアップ時の失速が顕著だな。。。

Sタイヤに換えると、更にこういうところでの失速が大きいと聞いているので改善しないと。



デグナー1つ目への進入は、アクティファイナル+ライフ5速(0.885)の組み合わせでは、これまで


・5速進入がスリリング過ぎる(危ない)

・4速にシフトダウンした方が安定して、クリップからの加速が良い

・でもログを見ると5速進入の方が結果は良い



・・・という傾向があり、妥協策として最近は5速からノンブレーキで4速に入れ、エンブレだけ効かして進入・・・というアプローチを採っていたのだが、今回は足回りUPDATEとGTウイングにより、5速での進入がスリリングでも危なっかしくもなかったので、コンスタントに5速で進入できた。


4速進入よりもエンジン回転数が低いので、動画では元気のない音となってしまうが、でも、コレで良かったと思う。

デグナー1つ目のボトムスピードは2014.11.24の、3分切りをハジメテ果たしたLapと同等。(このときも5速進入)

ボトムスピードは同等だが、今回の方がデグナー2つ目に向けてアクセルを踏めているので、デグナー2つ目手前の車速は高い


デグナーも1つ目と2つ目の間でグリップに余裕があり、コース幅(左縁石)まで膨らまないLapが多かったが、ここでリスクは冒したくないので、自分的にはあとほんの少し元気良く・・・ぐらいで良いと考えている。
ダンロップでの失速がなければ、デグナー到達時の車速が高いので、ちょうど良い感じだと思う。



今回は、この自己ベストLap以外のLapも、デグナー2つ目に対して、切り遅れ気味で、入口アンダーの傾向があった。

前回までの足は、シャープなターンインをしてもテールハッピーになるナーバスさがあったし、切り遅れたら遅れたで、クリップ通過後にナーバスな挙動を示していたのだが、今の足は、「切り遅れとるがな」とアンダーステアでインフォメーションをよこしれくれるだけで、それでもコーナリングを成立させてくれる。

マシンがちゃんと応えてくれるのに、残念なことだ。でも、まあ、それでも過去のmistbahn号でのデグナーのログと較べるとややマシ。


ここでも黄姫でのデグ2でのボトムスピードや立ち上がりが光っており、高速コーナーでかなり強いマシンだったことを再確認させられる。





■ヘアピン~まっちゃん




今回ヘアピンのボトムスピードはいつもより低い。(タイムにはあまり影響しないと思うが)


今回はだいぶとアンダーステア方向に振ってあるので、ヘアピンは入口でアンダーが顕著(動画でも確認できる)


動画を見ていて、今回のヘアピンへのターンインは切り遅れているように思えるが、前荷重をかけずにもっとシャープにステアを切ってもアンダーステアがより顕著になるだけだし、前荷重確保のためによりハードブレーキングしたら、ボトムスピードが下がってしまうし・・・・

・・・もっと奥まで減速開始を我慢して、ガツンと短くブレーキングするのが正解なのかもしれないが、果たして・・・?



ヘアピンのクリップ付近から、立ち上がり完了までは毎Lap、リアがグリップしきれず、断続的にボンボン跳ねた。

跳ねながらも、なんとかなるのが今のマシンのステキなところ。

今、リアスタビは一番緩い設定なので、次回はリアスタビの効きを強めてみても良いのかも?




問題はヘアピンよりもマッチャンコーナーにかけて。


ヘアピンからはいつもどうり、常時WOTで走っているのだが、前回の烈(2017.09.24)と較べて、どういうワケか4速、5速で過激に失速している。

これが空気抵抗起因なのか、リアサスのネガキャン起因なのか・・・・

・・・原因が全くわからない。



このLapが2017.12.05の最終Lapなので(納得のいくタイムが出たのでさっさとピットインした)、エンジン大丈夫か???と不安になるが、後で紹介する裏ストレートの車速はOKなので、エンジンは大丈夫そう。

マジでマッチャンの失速はわからない。。。






■スプーン



マッチャンがオーバースピードでない分、スプーン1つ目への進入は、昨年までのmistbahn号で良かった、

「早めにノンブレーキで5速から4速に落とし、アクセルを踏む」

というアプローチを取れており、黄姫での走行には劣るものの、そこそこ高いボトムスピードでスプーン1つ目をクリアできている。

(・・・黄姫ってスゴい)



あんまりメリハリの良い走りではないが、スプーン2つ目も、グリップレベルと相談しながら、自分なりには、そこそこの走りができているように思う。
裏ストレートへ立ち上がり、加速がイケていることが十分な証明。


ちなみに、スプーン2つ目ですら、立ち上がり時はヘアピンと同じように横Gに耐えきれずに、ケツがボンボン跳ねる(動画で確認できる)。







■裏ストレート




今回はS字2つ目のボトムスピード、脱出速度が高いし、エンジンはE07A改R2_0なので、裏ストレートでの車速も序盤は他を圧倒しているが、前回の烈(2017.09.24)の方が暑かったにも関わらず、特に5速での伸びが優れているので、ジワジワと追いつかれている。


パワー差が顕著に表れるのは5速だが、空気抵抗も車速の2乗に比例するので、これこそ、GTウイングによるドラッグや、足回りのネガキャン強化によるものだと思うが、やはりマッチャンの失速はナゾ。





■130R



今回の動画で音を聞いて頂ければわかる、130R進入直前の、ほんの一瞬、アクセルをパーシャルに戻した操作が、ログで小さな谷として表れている。

その後はアクセル全開で旋回しているが、2014.11.24のログに対してボトムスピードが低いのが、その一瞬のパーシャル戻しの後遺症なのか、ライン取りやステアブレーキなのかはわからない


全開でいけたよな、もったいないよな、とは思うが、まあ今回はコレで良いと思う。


シケインはいつもどうりな感じ。
いつもより、立ち上がり重視なのがログに表れている。

いつもと異なるのは、シケイン2つ目からの立ち上がりもヘアピン同様、リアがグリップしきれずに、ボンボン跳ねながら・・・・という点。

そんな挙動でもなんとかなっているのが今のマシンのステキなところ。




■総評

前回の烈(2017.09.24)に記録した自己ベストを4秒2 更新・・・
2014.11.24に記録した昨年までの自己ベストを5秒3 更新・・・


・・・できた、 今回の 2分54秒533 というラップタイムは私にとってはミラクルなので舞い上がっていた(今でも舞い上がっている)のだが、動画とログを見ると、反省点が多い。


反省点はほとんどが、足回りUPDATEとGTウイング追加により、マシンのグリップ性能が格段に向上したものの、その性能を引き出すところまでドライバーがアジャストできていないところ。

(マッチャンでのナゾの失速だけは本当にナゾ)




実際、今回はスピンしそうな場面が皆無だった。

唯一、スピンしたのは、シケイン手前で2台をオーバーテイクしたのだが、オーバーテイクしたマシンがシケインでこちらに膨らんできたので、グリーンに逃げざるを得ず、グリーン上でスピンした一回のみ。



このログのひとつひとつの反省点を総合すると、同じコンディションでラジアルタイヤで2分52秒台を記録している tsworksさん、ひろあき!さん との2秒前後の差となるのだろう。



今回の記録は、同じ E07A改R2_0 を積んだ 前回の烈(2017.09.24)と 4秒2 もラップタイム差があるので、どうしても、足回りのUPDATEと、GTウイングによる効果に、ログ分析の論点が集中してしまったが、 2分54秒533 というラップタイムに、エンジンパワーが大きく貢献していることは疑いようもなく2014年11月に3分切りを果たした後の、スプリング変更+リアスタビ変更に伴い、3年間ほど「アカン足」となっていたものが、3年前の足より更にずっとステキな足となったことで、新エンジン E07A改R2_0 に正当な評価を与えることのできる結果を叩き出すことができた・・・・と考えている。

セバスチャン・ベッテルが優勝したりポールゲットした後に、自身のマシンを撫でる(愛でる)シーンを良く目にするが、私も今の自分のビートがかわいくて仕方がない。



せっかくマシンのバランスが取れて、かつ、ログ解析の結果、まだタイム短縮の余地があるのに、次回からSタイヤに移行することに、ひょっとすると批判もあるかもしれないが、私自身はとても楽しみにしている。


以前から何回か本ブログで書いていることだが、各ショップが言うように「サーキットは逃げない」のかもしれないが、

・ビートをクラッシュで廃車にしてしまう

・私自身が病気や怪我で走れない体になる

・仕事や家庭の事情で走ることができなくなる

・・・などの可能性により、どの機会が最後のサーキット走行となるかわからないので、できる間にいろいろ経験しておきたいのだ。





●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
Posted at 2017/12/10 21:23:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

プロフィール

「デュヴァン鈴鹿1枠目終了

1ヶ月前に記録できたE07Aビートの鈴鹿コースレコードを更に0.9秒更新
1分37秒772 🔥🔥🔥

まとめきれたLapではなかったがヨシ!

コースアウトして2Lapしかアタックできんかった😓」
何シテル?   12/04 11:32
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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2014/05/25 00:53:19
 

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