2013年02月15日
【番外編&チェルノブイリのPM被害】FPの恐怖を今こそ語ろう【マーカーとアレルギーの推測】
の続きに当たります。
■野呂さんと言う、ちょっとトンデモな
チェルノブイリ支援してる人がいます。
2012年01月25日
トンデモさんの本能と限界
波動とかやってる事はめちゃくちゃなんですが
言ってる事は、生化学で不思議と整合が取れる(笑)
■例えばこれ
>
微生物の働きで、体も環境も改善されていく
中西 世界には日本にいるだけではわからない事実がたくさんありますけど、チェルノブイリの事故もその一つですね。野呂さんたちが行っている、現地の子どもを日本に転地療養させている期間は一カ月くらいだと聞きました。その間に子どもたちは目に見えて変わっていくのですか?
野呂 日本に来たばかりの頃は、みんな食べたくても食べられないんですよね。毎日汚染されたものを食べているから胃腸障害になって、消化能力が低くなるんです。だから、バナナや生のトマト、キュウリしか、のどを通っていかない。それもほんの少量。それで保養して半月ぐらいすると普通に食べられるようになったんです。
最初は、「どうして日本に来たくらいで子どもたちが元気になるんだ」って言われましたが思いつかなかったんですね。でも、新鮮なビタミンやミネラル、そして酵素には被ばくで錆びついた体を元に戻す力がある。人間の体内に酵素が減少すると生命力も減少する。だから酵素を体内に取り入れることがとても大事なんですね。
※酵素を体内に取り入れる事が大事はちと違うと思いますが、不足している酵素を取り込む事は大事です。プロバイオティクスが崩れるのも実際事実で、たとえばカリウム恒常性が落ちれば下痢が続きますから、腸内環境は当然悪くなります。更にセシウム抜きができる(腸肝サイクルをなくす)確かに悪くはない・・・※
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■※※は
自分のセリフなんですけど、これセシウムなのか?
って話です。
様々な要因で腸内環境が、腐海化している、
と言うのが想像です。一言で言えば余計なバクテリアが幅を利かせて
毒を出してるとかね。
セシウムが腸肝サイクルを形成する事は分かっていて、
そもそも何でわざわざサイクルを形成するのか?
重金属を元々常在菌にトラップする事が可能だからかもしれませんね。
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■まずは手の内をお見せします。
ナロジチ地区の疑問は一杯あります。
それぞれに答えを、仮でも求めなければと思ったり
(義務じゃあないけど)
1)何故そこまで内部被曝できたのか?
①自給自足
②循環
③微生物集積効果
④除染と言う名の生体濃縮促進(バクテリア間接除染)
2)何故そこまで多彩な健康被害が湧いているのか?
①放射能はあくまでマーカーだから (鉛等、重金属障害)
②放射能マーカーに対するアレルギーが発症しているから
(ホルモン、内分泌、低カリウム、高カリウム)
③別の毒(藍藻毒を想定)
3)子供まで発症しているのは何故
①化学毒(藍藻毒)(子供の方が影響が大きい)
②バイスタンダー(細胞質汚染、モネラ系機関障害)→問題のパススルー効果
で、とりあえず今までの知見で、
フローチャートを書いてみました。PFDまでは行かないけど(笑)
ちなみに中央の福島の1000倍は日本人(震災前)の間違いです。
震災後はばらつき多かったですからね(後半で触れます)
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■設定したのは、
多細胞真核生物(人間)と
モネラ界<原核生物(バクテリア、細胞内器官)>
の限界値を別物とすると言う発想です。
■あと
最近になって指摘されている(昔から気になってたけど)、
モネラ界と光合成、あとミトコンドリアと、電子伝達系の相似
(ミトコンは元々シアノバクテリア説が強い)
つまり人の仕組み自体を、共生体や群体と捉えようと言う考えです。
多少リスキーでとんでもになる可能性が高い考えですが、
今回は便利なので使います。(信用性は落ちますが)
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■と言う訳で今回は…
細胞の2重構造性をつきます。
特段突飛ではないんですけどね(苦笑)
核は強固なガード、(分裂するしない)
一方シアノ系のミトコンは、アポトーシスを司る
えーと生と死をつかさどる女神と言う所でしょうか?
バイスタンダーと合わせると、その差異が際立ちます。
細胞がアポトーシスしても、核がエラーしなければ
個体としては何ら問題ありません。
でも細胞質が汚染されると言う事は
発生初期≒胎内で影響が及びやすいのではないか?
女性が持つ卵原細胞はほぼ、休眠している都合上
母親の細胞質由来もある訳ですから(ミトコンドリアイブ)
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■結局は内部被ばくに関しては、自分は慎重派です。
1ミリシーベルト分の、セシウムなんてとんでもないという立場。
低めで見積もれば、
比較「対象」は
カリウムの4000ベクレルが妥当かと思います
理由は放射線ではなく、カリウム恒常性(及び金属タンパク系)に
何らかの影響を与えると考えているからですが…
証拠は不完全で、
まだその事を実証する研究は残念ながらありません。
まさに「ミッシングリンク」
あくまで普段の放射性物質量(バックグラウンド)
が大事で、福島で自給自足(ヤマギシズム的)は絶対にまずい
と言う立場です。実例がありますし…ね。
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■ただ、…一体いくつの数字がボーダーなのかは謎です。
言えるのはホールボディーの結果がとても低い
(被曝していない)と言う事で、その時点で勝ったも同然だったりします。
となれば、肝心なのは
福島とナロジチとの差異でしょう。
その多くは、
政府によって実行された事が分かります。
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■厄介なのはセシウムの蓄積性ですが(日常摂取量の約150倍)
ここで
カロリーベースの自給率の「低さ」が効いてきます^^;
つまり
飼料や肥料は、影響を受けていない訳で
また、農業用水も多くは『整備』されていますから
日本ではきわめて影響が出にくいという仕組みがあります。
(おそらく世界で最も強固である)
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■喩え100bq/kgの物があったとしても、1日1kgも食わないって事です。
平均すれば100gすら切るでしょう。
結果として「普段の生活」でちっとも被曝しない
と言う笑い事が生まれます。
福島県民が、定期的にチェックを受ける訳で
内部被ばく特攻野郎が作れない^^;
最初は
「文句タラタラだった、検査体制」が
特攻野郎の仕込みを邪魔することとなったのは
皮肉と言えば皮肉ですが
私も甘い所でした。
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■但し、逆を言えばこんなコストをかけた体制を
そんな何年も国と言えど続けるのは困難です。
除染も、やはり物凄いお金がかかります。
手当がどうのこうのと言いますが…
道路工事よりもやっているのは
単純作業だったりしますからね
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■そういう意味では今後、やや内部被曝の
危険性は高まらないでもないですが、それ以上に早く
除染の効果や、雨による流失で
セシウムの内部被ばくは防げるでしょう。
それはつまり、その他の化学物質や重金属の
被曝も防げていると言う意味ですし、
何よりも、
チェルノブイリと違って、鉛を2000トン蒸発させたり
等は日本の場合は行っていません。
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■以下の5点があるからこそ、福島は安全がほぼ確保されています。
1)セシウムの内部被ばく量が極めて少ない。(ホールボディ)
2)闇食料(自給自足)が抑えられている。
3)セシウムのマーカーとしての意味合い
(藍藻毒及び鉛等重金属マーカー)を心配する必要が少ない。
4)水道水の衛生状況が世界でも屈指のレベルで良い。
5)原発事故のFPの組成が違う(チェルノブイリは核燃料ごと飛散+黒鉛炉でPM化)
特に塩素消毒云々かんぬんで騒ぎますけど
藍藻毒は舐めてはいけない訳で…
チェルノブイリで赤ちゃんが肝臓を壊してとか見ると
人間とは浅はかなもので、ミクロシスチンの肝毒に見えてくる^^;
そして塩素消毒こそ、藍藻毒≒アオコ毒には非常に有効な手段である事は
公的機関でも確認済みです。
出典
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■皮肉を言えば
、『皆が安全』と思えばタガは次々緩みます。
むしろ今後10年位が、ベクレルの摂取をしないのも目安になるとは思うんです。
難しいのは「放射脳」の人をそろそろ絶滅させないで
折角なので騒いで頂いて、
流通のベクレルを上げない事かと思ったりします(笑)
そうすれば気にかける必要は全くありません。
とは言え、いて不安になる位なら言ない方がましかもしれませんね。
但し、日本の場合は元々カリウム過多の傾向がありますので
吸収する前にカリウム恒常性で排出されたりします。
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■とは言え、土地自体の多くは、除染が行き届く訳もなく
「野生動物」の被曝はかなりのレベルになります。
重金属以外の藍藻毒やアレルギー系は「野生動物」に関しては
何らかの影響が起きても、全くおかしくありません。
しばらくは、「
動物がこんなのなのに安全な訳がない」という
方が湧くと思います。
野人宣言ですね^^;イノシシ少年、クマ少年、サル少年は要注意です。
もっとも特技はレイプかもしれませんので、出会っても
動揺しないように気をつけましょう。
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■結論としては、
よくも、悪くも福島の安全の担保は
人の手によって為されていると言う事が言えると思います。
インフラの積み重ねが危険性の摂取を防ぎ
あまつさえ無毒化しています。
後は多雨である日本の浄化能力に身を任せるのみ
と言った所でしょうか?
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■このアンバランスさが、
中韓の原発の将来事故を逆に心配させる根拠になっています。
恐らくPMと一緒に飛んできますからね…
目下の本命は
北朝鮮の黒鉛炉再稼働→自爆ですけどね…
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後セシウムの目安については
バックグラウンドのカリウム40が4000bq(60kg)なので
近似式でアバウトで恐縮ですが今回は以下の通りとしてみます。
30%=1200bq/150【濃縮倍率】=8bq/日
40%=1600bq/150【濃縮倍率】=10.6bq/日
と言う事にしました。但し、これは平均の話ですし、
カリウム恒常性によって取り込まれずに、
すぐに尿を経て排出される分を考えて、8割程度の影響とみなします。
(÷0.8)(実際はもう少し安全と考えます)
30%=1200bq/150【濃縮倍率】=8bq/日/0.8(影響率)=10bq/日平均
逆に言えば100bq/kgの物を100g程度食べると、(毎日食べ続けると)
この数字ですから、政府の規制はなかなかツボをついていて、
実際には抜き打ちサンプル調査で、1/10程度ですから
状態が悪くとも1bq/日程度の摂取で、0.8*150=120bq程度の累積と考えると
そんなものかなと思います。
(今後は心配ほぼ要らないかと)
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■ちなみに一年前のデータがこんな感じです。
2012年02月05日
南相馬のセシウムの内部被曝はいいのか悪いのか評価する
その後のデータ推移がいいので割と安心ではあるのですが
この頃は結構取り込んでる人はとりこんでるんですよね。(個人差が大きい)
予測も結構悲観的(と言っても0.数%ですが)
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■実際、データ上も下がったのは2011年の冬以降です。
(出荷規制及び検査体制が確立された)
2013年03月12日
【震災から2年の特集】より「ほぼ安全」になったのは2012年の春【からくりと検証】
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■こうしてみると
結構…ずるいと言うか、数値が対策で落ち着くと
自分のトーンが下がっている事が分かるかと思います(苦笑)
沢山の人とお金が投入されて、随分と状況が改善したと言うのが
実際のところで、ただ、「
チェルノブイリの知見は、数字上も
実は生かされている」と言うのがポイントです。
厳密に言えば
日本の原子力災害は、結果から見ると
最初の1年半がもっとも大事です。
ナロジチではそれが為されずに、元住民が住み着いて、
循環社会を実現し、モネラ界の異変とインフラの復帰をせずに
高度被ばく状況を作ってしまいました。
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■何やら
チェルノブイリでは疎開に意味があると言う事は、
食べ物(内部被ばく)以外にも大きな問題があると言う事です。
福島が安全か危険かで言えば、ようやく安全になったのですが
人知れない所で沢山の対策が為された上の安全であり
(原発)容認派なので、もちろん容認しているのですが、
それなりの事故が起きない仕掛けをきちんとしないと
折角「まあ容認してもいいや」の流れはひっくり返る可能性もあります。
ある意味
福島を救ったのは、
ナロジチと言うとんでもない「失敗例」とその知見ではないかと思います。
要するに
FPと言うのは、
結果的には(生物濃縮などを経る)公害物質な訳で
たまたま日本は公害に対する知見が多かったために
「無対策&土地放棄」強硬に主張する
放射脳の妨害に屈せず、危機を脱したに過ぎません。
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もちろんそれでも安全はいい事で^^
イコール時間はかかりますが福島はほぼ取り戻せます。
(大熊、双葉は除く^^;浪江、南相馬は希望はある)
なのでここ1年は「ほぼ安全」キャンペーン中です。
(2012.7-)
ナロジチを踏み台にして、仮説も含みますが
ようやくここまで来ました^^;
次は「ナロジチでなぜスピルリナが効いたか」を考えてみましょう。
今回のあらすじの裏付けも兼ねる事になります。
そして「ナロジチ」ではもう一つ興味深い事があります。
今回のエントリーでも実は良く見ると一目瞭然、
本文が偉く長くなったので、意地悪?などはせずに次回説明します。