昨夜遅くに「何シテル?」にツイートしたように、E07A改R1_1がブローした。
コメント頂いた方々、ありがとうございます。
ブローさせた昨夜は、ガッカリした程度で、酷い落ち込み方はしなかったんだケド、単に寝不足続きで深夜だったので、かなりキテいて、頭回っていなかっただけだった・・・という気もする。
ブローによる白煙吸って、頭痛かったりクラクラしていたし。
一夜開けての今日も、酷く落ち込んだり悩んだりしているワケではナイし、エゲツナク忙しいので、寝不足でもバリバリと仕事はこなしているんだケド・・・
やっぱり、ブログ書いたり、ブロー直前のログ解析したり・・・というモチベーションが上がらないあたり、まあ、やっぱり落ち込んでいるんだろう。
仕事しているか、酒飲みながらマンガでも読んでいたい気分。
以下、写真もなく読みにくい文章で申し訳ナイです。
12月に2番のロッカーアーム破損してからの経緯を時系列で書く。
2017.01.29(Sun)夜:
ロッカーアーム修理、ヘッド追加面研、バルブスプリング交換の完了したビートを引取
2017.01.30(Mon)、2017.02.01(Tue):
慣らしと検証。
バルブスプリングを更に硬くした(共振周波数UP)にも関わらず、8000rpmからA/Fがドリッチになり、モタついて8500rpmで頭打ちする症状が変わらない。
いろんな検証をしたが、改善しないので、02.01(Tue) 夜にキャドカーズさんに再入庫。
スライドプーリ手配。
2017.02.10(Fri)夜:
スライドプーリでバルタイ調整の完了したビートを再度引取。
2017.02.12(Sun):
休日出社後にセッティング。
バルタイを大きく動かしているので、
最初はキレイに回らなくなっていたケド、
VPROで点火時期などをゴリゴリ変更して、キレイに回るように。
でも、
8000rpmからA/Fがドリッチになり、モタついて8500rpmで頭打ちする症状が変わらない。
↓
夜、キャドカーズさんに持込。
キャドカーズさんにVPROのセッティングを何箇所か変更されたら9400rpmまで回るように!
音が「ギュイーン!!」という甲高い音に。
(メカの問題ばかり疑っていたので、申し訳ないのと、自分のセッティング能力不足にショックなのと・・・。でも、問題解決し、ウレシイ!)
↓
そこから更に1時間半ぐらい、実走セッティングの続き。
やはり8000~8500rpmは燃調がドリッチになり、トルクの谷があるが、そこを過ぎると8500rpm~9400rpmまではストレスなく上がる。
8000~8500rpmは、下り坂や平地ではそれほど気にならないが、上り勾配だと露骨にトルクの谷であることがわかる。
それでも、9400rpmまで回るようになったこと、エンジンが本当に絶好調なことに満足し、夜遅くに帰宅。
「ああ、これで4月の烈(GSS走行会)には間に合うな!」と。
2017.02.13(Mon):
この日にセッティングしないと、出張続きで2月はもうセッティング不可能なのでビートで出勤。
社用車のFD2で出社しなかったことを叱られる(本当にゴメンナサイ)。
夜、21時過ぎに退社してセッティング開始。
ハイコンプになり、エンジンの始動性(特に冷間時は・・・)がすこぶる悪かったのだが、VPROの取説を読んで、
燃料と点火の「始動→通常切替回転数」を1000rpmまで上げてやったら、あっさりエンジン始動できるようになった。
(ひとつ賢くなった)
前日夜にキャドカーズさんのセッティング作業を拝見して、イジるポイントを理解したので、ガシガシと触ってはフル負荷走行・・・・を2時間続ける。
「23時も回ったし、帰宅するか・・・」
と、一時停車し、再発進したところ、スロットル開度もパーシャルで、まだ4000rpmぐらいのところで、
「ガシャッ!ガチャガチャガチャッ!」
と露骨にエンジンが逝った音が・・・。
ミラーを見ると白煙がモクモクと・・・・。
「あ・・・・。ブローした。。。」
大量の白煙を噴いて(後から見たら、トランクやリアバンパーが油煙でコーティングされたようになっていた)、オイル切れランプも点灯したので、停車してエンジンを切る。
たまたま、キャドカーズさんがまだ仕事されていて、0:30ぐらいにレッカーで拾いに来て頂いた。
(深夜対応、本当にスミマセン+ありがとうございます)
振り返って
・8500rpmで頭打ちする問題はメカの問題ではなく、メカの仕様に対しての私の制御の問題だった。
・8000~8500rpmのトルクの谷の問題はメカ的な特性が支配的だとは思うが、ある程度はセッティングでカバーできそうだった(過去形)
・特殊なカム、バルブタイミングに対してセッティングするノウハウが不足していたが、だいぶと学んだ。
・セッティングできる日が本当に限られているので、焦っていた。
・点火時期のセッティングは要領を得てきた分、慎重さを欠いて、かなりラフになっていた。
MBT(Minimum advance for the Best Torque)は最大トルクを得る点火時期の「少し手前」だが、私のセッティング「少し手前狙い」じゃなくて、最大トルク狙いになっていた。
安全側から少しずつ煮詰めていかなかった。
・過負荷走行を連続し過ぎた。停車時にスロットルを開いてマップを触るときは、油温、水温が上昇するので、95℃ぐらいになったら、実走行して・・・・といったことを繰り返したが、
2時間、エンジンには過負荷を与え続けて、休みを与えなかった(E07A、ゴメン・・・)。
・損傷の程度はまだ不明だが、
また時間とお金がかかるんだろう。。。。
4月の烈参戦は一旦諦めた方が良さそうに思う(ドタキャンしてご迷惑をおかけしたくないし)。ゴメンナサイ。
・「プロに任せるべきだ」というメッセージも頂いているが、そこはクルマ趣味の思想、価値観の違いだと思う。
私はサーキットで少しでも速く走りたい!という思いはもちろんあるが、それが最優先事項ではなく、
「湾岸ミッドナイト」じゃないケド、「理解したい」という思いが一番。
なので、いろいろ失敗して、遠回りしてでも、理解している範囲、自分でできる範囲を拡げていきたいと考えている。
プロだって最初からノウハウをもっているワケじゃなく、誰もが素人からスタートしているワケだし。
失敗するリスクを取っても、やらないことには永遠にできるようにならないワケだし(クルマ趣味の思想が異なればそれで良いと思う)。
プライベート時間の少なさ、使える金額、ガレージがなくカーポート・・・など、いろんな制限はあるケド、制限の範囲内で・・・・というか、ある程度はいろんなことを犠牲にして(睡眠時間とかお金とか)、学習していきたい。
で、昨12月のロッカーアーム折れを別とすると、コレが人生初のブローで、キツい洗礼なのだが、必要な過程なんだろうなあ・・・と思ったりも。
ブローのほんの数分前、「今日の最終セッティングでの実走ログを取っておくか」というVPROのログが存在するので、また心が落ち着いたら、解析してブログアップしたい。
(ホンマに仕事が忙しいので、なかなか時間捻出できひんかもしらんケド。ここんところの忙しさは尋常じゃないので・・・)
●ホンダ・ビート(PP1) ECU関連目次はこちら
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Posted at
2017/02/14 19:12:24