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2009年04月08日 イイね!

【書籍】FASTEST RALLY MACHINE

■FASTEST RALLY MACHINE



Tipo Machine Collection 001 ファステスト・ラリー・マシン


例によって、書店で見つけて「おおお!」と声を出してしまった。
金欠中だけど買わずにはおれんかった。


本書籍も「ファステスト・ラリー・マシン」だなんてタイトルな癖に、シトロエンC4もクサラも、フォード・フォーカスRSも、インプレッサもランエボもセリカもカローラもプジョー206も一切登場しない。
それらのチャンピオン・ラリーカーよりも遅いと思われる、

・Lancia Delta Integrale Gr.A
・Lancia Delta S4
・Lancia Rally 037
・Lancia Stratos
・Fiat Abarth 131 Rally
・Fiat Abarth 124 Rally
・Alpine Renault A110
・Renault 5 Turbo
・Peugeout 205 Turbo 16
・Ford Escort RS
・Ford RS 200
・MG Metro 6R4

などをクローズアップ。

MG Metro 6R4なんて、ポディウムすらゲットできていないのに、「ファステスト・ラリー・マシン」だなんて良くもまあ言えたものだ。

私のブログでも誤情報をたくさん配信している(気づいたものは後から訂正しているが・・・)ので、デカいことは言えないが、「書籍の情報は絶対だ」と思っている人はかなり多いので、それなりの影響力をもつ出版社には注意して頂きたいものだ。


な~~~んて、書いているが、実際のところ、もうベッタベタに愛すべきTipo的セレクションであった。
Tipoという雑誌を良く知らないクルマ好きの若者には多大な誤解を招く本書籍であるが、Tipoを良く知るオジサマ世代(どーせ、この本は若者はあまり買わないと思われる)は、わかって読むのでOKなのだろう。

Tipoはかつての私の愛読書だったのだが、文句のひとつも言いたくなるのは、ここ数年間ですっかり私がスバヲタ化してしまったからか。

まあ、タイトルは「Tipo的ラリーカー大特集」だとか「エンスー必見!懐かしのスーパー・ラリーカー」だとか「WRCで昔は活躍していたラテン車たち」だとか、そういうものに変えてもらえると誤解が少なくて良いと思う。




さて、本書籍の内容は、上記に挙げたような、主にラテン系(一部フォードを含めUK)のGrp.A以前のラリーカーの紹介。

最近、我が家にあるランチア関係の書籍



をパラパラと見ていたのだが、ランチアのコンペティツオーネがかなりの確率で2スポークのステアリングを装着していることに気づいた。
本書籍(FASTEST RALLY MACHINE)でも、ランチアのコンペティションモデルのインテリア写真の多くは2スポークのステアリングホイールだった。

先日のブログエントリ「Sparco Safari」で、「昔から2スポークのステアリング・ホイールに憧れが・・・」と書いたが、なるほど、その憧れも結局、ランチア・コンプレックスから来ていたのか・・・と再認識。


↑私のB4の車内風景


ちなみに、本書籍のラリーカーの大多数がスパルコのフルバケだった。

イタリア製品のクオリティの低さを嘲りつつ、また、Tipoにも「(笑)」をつけたい最近の私だが、スパルコ、OZ、ピレリ、サベルト、OMP、MOMO製品を多用している私は、結局、10数年前からのTipo誌の影響下から脱せてないワケだ。




本書籍で、一台一台のラリーカーについて、そのレースヒストリー以上にドライビング・インプレッションが記述されている。
大部分が吉田匠によるものなのだが、これが、凄まじくツマラナイ。
当たり障りのない褒め言葉を列挙し、最後に内容のないキザな台詞で締めくくる。
プロのライターによるレビューなんてそんなものだと思うが、ここまで内容がなく、薄っぺらなインプレをワンパターンに繰り返されると、とても不快に思えた。
「人畜無害」な内容なハズなのに、私には有害だった。
こんな文章に金を払ってしまったのか・・・と詐欺に合ったかのような気分。ページの無駄。

個人的には吉田匠のインプレを全て削除し、代わりにもっと写真を増やしたり、大きい写真を使ったりして欲しいところだ(レース・ヒストリー文は残したらよいと思うが)。




ちなみに各記事は、Tipoのバックナンバーからの引用なので、記事の年月日はバラバラである。

デルタ・インテグラーレ Grp.Aについては「3ヶ月前にBOSCOの当主がイタリアから購入」というような紹介がされているので、「え?BOSCOってまだそんなことやってるのか?」と思ったら、「3ヶ月前」は1995年10月頃の話だった。
過去のブログエントリ「「上がりのクルマ」 その15 Lancia Delta Integrale 前編」に書いた、1997年頃にBOSCOの店内に展示されていたインテグラーレのコンペティツォーネ(運転席に座らせて頂いた)が本誌で紹介されている車両だったワケだ。
う~ん、懐かしい。



そんなこんなで、ツッコミどころ満載な本書籍だが、流し読みして、何度も写真を眺めるにはとても良いので、かつてのラリーカー、ラテン・メーカのラリーカーが好きな方にはお薦め。



●自動車 書籍レビュー関連目次はこちら
Posted at 2009/04/09 00:26:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 書籍 | 日記
2009年04月08日 イイね!

【ECU】RomRaiderログ処理マクロ修正+お詫び

RomRaiderのログ処理のマクロを修正した。

Ernie_Legさんに、充填効率計算の摂氏温度→ランキン温度変換の間違いを御指摘頂いた

摂氏温度[℃]→ランキン温度[°R]変換を

T[°R] = (9/5)T[°C] + 459.67 + 32

に修正し、過去の実走ログ(3/10)に対してマクロを実行したところ、元々0.3~0.6程度だった充填効率が、0.4~1.1程度となった。



Ernie_Legさん、誠にありがとうございます。

フルブースト時に、0.9x~1.000をちょい越えという値を算出しているのは、充填効率の理論値に非常に近いので、信頼のできる算出値となった。

過去のマクロで御迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます(相対値の確認には使えていたと思いますが)。


【更新内容】

充填効率 の計算処理を修正


【対応ロギング項目】

・Time
・Clutch Switch (On/Off)
・Neutral Position Switch (On/Off)
・Throttle Opening Angle (%)
・Idle Switch (On/Off)
・Injector Duty Cycle (%)
・Turbo Dynamics Integral (4-byte)* (absolute %)
・Turbo Dynamics Proportional (4-byte)* (absolute %)
・Primary Wastegate Duty Cycle (%)
・Manifold Absolute Pressure (bar)
・Manifold Relative Pressure (Corrected) (bar)
・Boost Error* (bar)
・Mass Airflow (g/s)
・Engine Load (4-Byte)* (g/rev)
・Engine Speed (rpm)
・CL/OL Fueling* (status)
・Tip-in Enrichment (Last Calculated)* (raw ecu value)
・A/F Sensor #1 (AFR)
・Ignition Total Timing (degrees)
・Feedback Knock Correction (4-byte)* (degrees)
・Fine Learning Knock Correction (4-byte)* (degrees)
・IAM (4-byte)* (multiplier)
・Vehicle Speed (kph)
・Intake Air Temperature (C)
・Coolant Temperature (C)


【算出される項目】

・Gear (Calculated)* (position)
 ※BL5A MTのギア比で計算しています。
・Throttle Opening Angle Difference (%)
 前行とのスロットル開度変化量
・Engine Load (Calculated) (g/rev)
 回転数、Mass Air Flowから算出
・Volumetric Efficiency
 体積効率充填効率。
 Manifold Absolute Pressure (bar)とIntake Air Temperature (C)は
 ロギング必須
・Real Vehicle Speed (kph)
 タイヤサイズ変更に伴う補正(215/45R18 → 225/40R18)
・Real Vehicle Speed Acceleration (kph/msec)
・Rough Acceleration (Gs)
・Smoothed Acceleration (Gs)
・Torque (lbf・ft)
・Torque (N・m)
・Torque (kgf・m)
・Power (kW)
・Power (ps)



【ダウンロード】

ダウンロードはこちらから



【使い方】

使い方は、

ログファイル開く→ VBA起動→ [ファイル]-[ファイルのインポート]

でお願いします(かわしぃ&みーさん、アドバイスありがとうございます)。

過去の整備手帳「【ECU】トルク・出力算出マクロ」でも使用可能です。


ダウンロードしたマクロをテキストエディタで開き、「初期パラメータ」と書かれたヘッダ部分の
・wegiht
・Cd
などは車種によって書き換えてください。



【車種対応】

Subaru Legacy BL5A 2.0GT Spec.B MTを前提に製作したマクロですが、他車種・グレードで、マクロの演算処理初期値やパラメータの変更を希望される方は、RomRaiderで採集されたログ、ECUのROMデータを御送付頂ければ、イジってみます(対応できるか保証はできませんが)。




【過去ブログエントリ修正】

以下のブログエントリも修正しました。御確認ください。
ブログエントリ:「【ECU】充填効率の計算式(修正版→2009.04.08再修正)




●レガシィB4(BL5A)のECUチューン関連目次はこちら
●レガシィB4(BL5A) 関連目次はこちら
Posted at 2009/04/08 09:52:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | レガシィB4 OpenECU | 日記

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「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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