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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2011年11月04日 イイね!

【資料編】もう一度、崩壊熱と【モンテカルロのご紹介】1

■これまで曲がりなりにも色んな方面から突っ走ってきた。
今回の福島第一の事故は、物理だけでも生物だけでも、化学だけでも
解き明かせない、複合災害であるからだ。

■その中で、一部触れてはいたのだが
知識、感覚的な自信が無かったので切り込んでいない部分がある。
それが崩壊熱と自己核分裂の話。

弘(2型)さんが何度か分かり易く教えてくださったので、
感覚として理解できるのに近づいてきた。
また、ベクレルも感覚的にようやく理解が可能となった。
(計算上ではなく、金銭感覚のような感覚がないと、
容易に数値を間違えてしまいます)

■事態が落ち着いた今(あえて落ち着いたと言わせて頂きます)
切り込んでいきたい。

■前にも1、2回くらい取り上げている、かも知れないが
ここは人の知恵を拝借した方がスピードとテンポ良く、α崩壊、
自発核分裂、使用済プールについて語れるだろう。

と、言う訳で、しばらく紹介記事を続けます。
面白くないでしょうが、今こそ振り返るには必要な知識です^^
訳分かんないと言う方はそのうち分かり易くまとめますので放置下さい^^;

以下モンテカルロさんの転記
今みても面白いと言うか今見るから意味が分かる。^^

***********************************
011年3月25日金曜日
福島原発の中性子線(中性子の出所についての考察)


ウランの自発核分裂(Spontaneous fission)の確率は随分低い、と教科書(八木1971、新倉書店)に書いてあった。自発核分裂とは、文字通りウランが2つに分裂する現象。ウランの電荷は+92だから、二つに割れたら+46。これはパラディウムに相当する。(実際のウラン235の分裂では「非対称」に割れることが多く、セシウムやヨウ素、コバルトなどが生じる。)

自発核分裂は、量子力学のトンネル効果によって生じる現象で、原子核の構成粒子(陽子と中性子)を閉じ込めているクーロンバリアー(電磁障壁)を、いわば、お化けのように「すり抜ける」現象だ。核の電荷が大きい程、クーロン反発のため通り抜け確率は小さくなる。+2のα粒子は透過しやすく、+46のパラディウムは透過し難い。つまりα崩壊のほうが、自発核分裂よりも頻繁に起きやすい。

崩壊の頻度は、半減期(あるいは寿命)によっても記述できる。例えば、ウラン235(U-235)のα崩壊寿命はだいたい7億年。一方、U-235の自発核分裂の寿命はだいたい1京年(=一万兆年)。これは、自発核分裂より、α崩壊の方が大雑把にいって1000万倍ちかくも崩壊しやすい、ということを意味する。(Wikipediaのデータではさらに差は開いて1010倍=100億倍だとある。)

自発核分裂も、他の核分裂と同じように、分裂時に数個の中性子を出す。つまり、中性子線という放射線を放出するらしい。Wikipediaによると、その平均値は一回の核分裂につき約2個だという。一方α崩壊では中性子線はでない。出るのはアルファ線とガンマ線だけだ

東京電力によると、地震発生時に原発は「自動停止」したという。この停止の意味は「連鎖反応を停めた」ということだ。連鎖反応(チェインリアクション)は、ねずみ算式に増える大量の中性子を生成する。この生成を制御できないと(というより意図的に制御しないのが)原子爆弾になってしまう。もちろん、爆弾原料に比べ、原発の燃料はU-235の割合が圧倒的に小さいため、爆弾にはなりえないが、それでも「臨界状態」へと陥ってしまう可能性がある。こうなると、高熱と強い中性子線が次から次へと漏れ出すような暴走状態となってしまう。原子炉は破壊し、最悪の場合、中身(放射性物質)が飛び散って周辺を汚染してしまう。原発で中性子線が観測されるのが良くない、とされる理由は、臨界状態になっている恐れがあるため、および、核燃料が原子炉から漏れ出ている可能性があるためだ。

今回の事故では中性子線が出ていることが原発敷地内で観測されている。出所が連鎖反応でないとすれば、自発核分裂しかない。上述したように、この分裂はU-235の場合は稀にしかおきない、と言われている。果たして、今回観測された中性子線は本当に連鎖反応、つまり臨界状態から出ているものではないといえるのだろうか?

原発の構造情報を頼りに、これまでに検出された中性子がすべて自発核分裂からのものだと仮定して、その数を算出してみよう。計算した結果があまりにも少ないとなると、それは検出不能のはずだから、今回検出された中性子は「連鎖反応」つまり「臨界状態」から出て来た中性子であるという結論となり、おそろしい事態を覚悟しなくてはならないだろう。一方、計算した結果が結構大きな数になっていれば、ある程度は検出されるだろうから、臨界になっていると決めつける必要はなくなり、ちょっとは安心できる。つまり、ある程度時間が経ったので、自発核分裂から出てくる中性子がそろそろ見え始めて来た、ということに過ぎないだろう。果たして、どっちに転ぶだろうか?頁を変えて、計算結果を示す。

011年3月26日土曜日
福島原発の中性子線(自発核分裂からの寄与の計算


前の考察に基づき、計算をはじめよう。
まず、福島第一原発で使用されている核燃料の規模を調べてみよう。核燃料はジルコン製の金属棒の中にまとめられていて、一本の棒の長さが約4m、半径が5mmだという。従って、その体積はπ(5.0/1000)2×4=7.5×10-5立方メートル。(これを7.5E-5と書くことにしよう。)

この燃料棒は束ねられて燃料集合体とされる。この燃料集合体には数十本の燃料棒が束ねられる。さらに、この集合体を数百個まとめて原子炉に格納する。東電のデータを見ながら、2号機の場合について計算してみる。(2号機は圧力容器が損傷、つまり原子炉に穴があいているのではと疑われている。)

2号機における燃料棒の束ね方は「9x9B」式で、72本が一組となって燃料集合体を形成している。その集合体が全部で548個分、原子炉に格納されている。したがって、原子炉内の核燃料の全体積は72×548×(7.5E-5) =3.0立方メートルと概算される。

ウランの密度は、おおよそ1.9E7(g/m3)だから、炉心中の核燃料の重量はだいたい3.0×1.9E7=5.7E7(g)となる。つまり約60トン。ウランの原子量は約238だから、60トンのウランは5.7E7/2.4E2=2.4E5モル、つまり、この数字にアボガドロ数6E23を掛けると、1.4E29個のウラン原子核が含まれていることになる。東電の資料によると、この内わずか2−4%がU-235だという。4%だと仮定すると、5.6E27個のU-235が原子炉には存在することになる。

ところで、U-235の半減期は約7億年。事故から今日まで約2週間、これを15日=0.5ヶ月と見なすとする。半月は1/24=4.2E-2(年)だから、崩壊したU-235の数は5.6E27(1-2-4.2E-2/7.0E8)=5.6E27×4.2E-11=2.4E17個、つまり10京個となる。

そのほとんどがα崩壊だが、わずかな確率で自発核分裂する。その割合はwikipediaによると、崩壊一回に対し7E-11だという。つまり、この2週間で2.4E17×7E-11=1.7E7回、つまり千七百万回の自発核分裂が起きたと推定される。さらにwikipediaによると、一回の自発核分裂で平均1.9個の中性子が放出されるというので、3.2E7個、つまり3200万個の中性子が、放射線として放出されたと推測される。

まとめると、事故当時、フレッシュな核燃料が原子炉に装着されたばかりだと仮定すると、この2週間で約3000万個の中性子が、自発核分裂によって放出されたと推算される。もちろん、事故当時は運転開始からしばらく立っていた訳で、実際にはこれよりは少ないはず。事故発生時の原子炉に、残っていたU-235が半分以下だったとしても、1000万個程度の中性子がこの2週間あまりで、自発核分裂を経て生成されたと思われる。一日あたりの平均とすれば、約100万個程度に相当する。(さらにU-238から発生する分も入れたら、もっともっと増えるはず。)

これらの中性子が原子炉の中で発生するならば、中性子捕獲断面積の大きい制御棒や、ボロン(ホウ酸)などに吸い取られてしまう。さらに原子炉容器の厚い壁に阻まれて、外部に漏れ出ることは、理想的には無いはずで、外部の検出器にはかからないはずである。

しかし、現実はそうなっていない。中性子線が微弱ながらも検出されている。よくないシナリオは、原子炉に穴が開き、そこから核燃料が漏れだしている場合だ。原子炉の外で、自発核分裂の中性子が一日に100万個も作られ、漏れた燃料が水たまりみたいな場所に偶然集まっているとしたら、それが臨界状態にいってしまう可能性がないとは言い切れないだろう。(その可能性はかなり低いだろうが。)

制御棒無しで臨界状態に達すると、爆発的な中性子線の増加が見られるはずで、それは現在起きていないのは明らか。東電のデータをみると、微弱な中性子線がほぼコンスタントに検出されているだけで、これは一定の割合で中性子を出す自発核分裂のシナリオによく合う。これはいいニュースだと思う。

しかし、連鎖反応の引き金となりうる中性子が、外部(外界)に出てきているのは、あまりよくない状況だ。大切なのは、この中性子線量がいきなり増えたりしないかチェックすることだ。

繰りかえすが、2号機は燃料が部分的にメルトダウンし、さらに悪いことに原子炉に穴が開いている可能性がある。外界(空気中)にはセシウムやヨウ素なども飛び散っている。早めに、燃料漏れの有無を確定し、有の場合はその場所の判別、さらに中性子線が問題ない場所から発生しているかどうかを調べる必要がある。放射能レベルが相当高くなってしまったようで作業は困難だろうが、早く解決すればするだけダメージは少なくなるはずだから。

(追記:アメリカの国立核データセンターNNDCのデータで自発核分裂の確率を確認したところ、Wikipediaのデータと系統的に100倍のずれがあることが判明。たぶん、打ち込みエラーだと思われる。)
Posted at 2011/11/04 14:45:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 核燃料、崩壊熱から占う | 日記
2011年11月04日 イイね!

アメリカさんがこちらを見ています&たまにあるまともな社説

ええと・・・
皮肉でも書いておくか・・・
(本気にしないように↓)

■あのさ、思い切って福島県の一部に復興特区を設けて、
復興特区をTPP対象地域にして様子を見てみたらどうでしょう。
治外法権とかがないか、とかね!経団連も協力してますし^^

長期被ばくの健康影響調査を 米シンクタンクが提言
2011.11.4 12:57

米有力シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は3日、東日本大震災の復興に関する提言を発表した。東京電力福島第1原発事故を受け、日米などの専門家が長期被ばくによる健康影響調査を行うことや、事故に関する日米合同委員会を設置し、原発の安全性向上を世界に発信する必要性を強調した。 
提言作成には経団連も協力した経済面では早期復興への起爆剤として、被災地に復興特区を設けることを提言。新設する復興庁の権限を強化し、被災地のニーズに合致した政策立案ができる体制を構築するよう求めた
 原発事故の影響を踏まえ、長期のエネルギー戦略策定を急ぐことも重要と指摘した。
一方、米軍と自衛隊が協力して被災地救援に当たった経験を、今後も有事の際に生かせるよう日米の協力体制を検証する必要性も強調した。(共同)

**********************
北海道新聞の社説、
割とまともで分かりやすいので紹介しておきます。
悪いけど冷温停止と思われるが、停止したかは計器の不足により確定できない情況
位にしておけば無難。
嘘は言ってない(笑)


新たな核分裂 楽観せず丁寧な説明を(11月4日)
東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で、核分裂で生じる放射性キセノンが検出された。

 キセノンは半減期がきわめて短く、2号機で直近に核分裂が起きたことは確実だ。事故炉が依然、不安定な状態にあることを示している。
 東電は原因について、核分裂が連鎖的に続く臨界ではなく、停止中の原子炉内でも生じる自発核分裂と説明している。
 だが、炉心溶融を起こした原子炉の内部を正確に把握できない以上、油断は禁物だ。
 溶けた核燃料がどんな状態でどこにあるのか、予測すら困難なことを忘れてはならない。 政府と東電は、事態を過小評価せず、原因を徹底的に究明し、詳細な情報を逐一公開する必要がある。
 2号機では、10月末に格納容器内の気体を浄化する装置が稼働した。このため容器内のガス成分の調査が可能になり、キセノン検出につながった。
 キセノンは今になって突然発生したのではなく、それまでも核分裂が続いていたとみるのが自然だ。


 1号機と3号機では放射線量が高く、装置を設置するめどが立っていない。2号機と同様のことが起きていると想定して、綿密な調査が求められる。
 政府と東電は10月中旬、事故収束に向けた工程表を見直し、原子炉を「冷温停止状態」に持ち込む時期を当初の来年1月中旬から年内に前倒しした。
 今回の事態を受けても、この方針を変更するつもりはないようだ。
 臨界に至らないとしても、核分裂が起きている原子炉を冷温停止状態と評価するのは無理がある。
 第1原発の計器の大半は壊れており、現場の作業員の奮闘にもかかわらず、依然として原子炉の状態には不明な点が多い。楽観論は厳に慎まねばならない。
 こうした現状を謙虚に受け入れ、条件が変われば、工程表や避難住民の帰還スケジュールを柔軟に見直すのが筋だろう。
 今回の核分裂を無視できる軽微なリスクとみなすのであれば、政府と東電は、その根拠と冷温停止の意味を、避難住民はじめ国民に丁寧に説明する必要がある。
 なさけないのは、関係機関の連携のまずさが改善されていないことだ。原子力安全・保安院は1日夜にキセノン検出の情報を得ていながら、野田佳彦首相らへの報告は2日朝に遅れた。
 迅速で正確な情報公開こそ信頼の前提であることを、関係者はあらためて肝に銘じるべきだ。

*****************************
更におまけ
騒ぐ程のことじゃないし、
自発核分裂の影響が
ガスに出るなら、
燃料の状態が余程よろしくないので、
こうなるのが当然でしょう。
ま、再臨界じゃない事を
確認する方法なんて簡単に言うけどさ・・・
馬鹿らしくなってきたもう・・・


原発事故相 再臨界確認方法を検討
11月4日 12時52分


細野原発事故担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の2号機内の気体から放射性物質のキセノンが検出された問題に関連して、原子炉で再臨界が起きていないことを確認する方法を検討する考えを示しました。

この中で、細野原発事故担当大臣は「2号機のキセノンについては、新たなことが起きたというよりは、これまで測れていなかったものが、正確に測れるようになって顕在化したということで、きのう東京電力が発表したが、私も部分的な核分裂があったということだと考えている」と述べました。そのうえで、細野大臣は「冷温停止状態を目指すステップ2の終了の大きな前提の1つは、事故がこれ以上、エスカレートしないことを確認することで、それには再臨界も含まれている。キセノンの存在が明確になったのを契機に、再臨界が起こらないことを確認する方法を検討する必要がある」と述べ、原子炉で再臨界が起きていないことを確認する方法を検討する考えを示しました。そして、細野大臣は、国と東京電力が事故の収束に向けた工程表を月に一度、見直すのに合わせて、今月中旬にもそうした方法を説明したいという考えを示しました。

Posted at 2011/11/04 13:55:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2号機の再臨界? | 日記
2011年11月04日 イイね!

【いいのかな・・・】自発核分裂の存在を発表するのは自殺行為?

■今日は、久々容認派の立場に沿って発言しますね。

■今回の東電の対応は、「政府は東電を金づるにしか思っていない」
と言う悲観の元で、責任論回避の為に行われた物、かも知れません。

即ち、本当に再臨界していたときに、
また隠したとか、ちゃんとやっていない」とか
タダチーニに言われるのが
嫌なんだと思います。
昼のニュースでも9000億の融資の件でやり取りがあったようなので
そのあたりの駆引き、かも知れませんけどね、

■九州電力の件でも明らかなように、
タダチーニこと枝野産業大臣と電力会社間の信頼はありません。
それはどこまでも保身を第一にする大臣への
根強い不満と不安があります。


■結局は
結果悪い・・・お前が悪い
結果いい・・・私の成果

じゃあ、結果悪かった時の為(爆発)に
言って(臨界の可能性)おくか、
保険は自発核分裂


■会社を守る立場からは当然の行動様式となります。
世間はタダチーニさんを
正義の味方か何かかと思っていらっしゃいますが。
私は原発対応を見続けてきて、
日本の奸物になりうる、
最低の人間に見えました。
あ、人としてです。
政治家としてではなく・・・


■彼がやっているのは
微妙に隠す・・・厳罰
正直にいう・・・超厳罰
うまく行った・・・俺のおかげ

人間がにじみ出て今の結果なんでしょうね。
とは言っても電力会社をかばう気はありませんので悪しからず。

*****************************
■さて、容認派の立場から見て、

よろしくないのは自発核分裂の存在が、明らかになった事です。
弘(2型)さんが仰っていたように、
α核種に限って、核がパカっと割れる。しかも勝手に・・・
(代表プルト240)
当然中性子が出ます。

まあ、水が減速してくれるので、
そうそう出てこないのですが
使用済燃料プールのなかでは、
沢山の中性子が水中をうようよする訳です

■通常時はいいんですよ^^
でも何かあって、プールの水がなくなったとき・・・
或いは少なくなった時


要するに・・・(自発核分裂の)中性子は、小型臨界の火打石・・・
間違えないで欲しいのは、臨界量なんてホンのちょっとでいいんです。
軍事用じゃないし。
今回は3号機の水素っていう条件もありましたが

プールの水量が減っていたとしたら、
崩壊熱=高熱
溶融、
臨界=高熱

爆縮
水→突沸


ここで忘れちゃいけないのは
22.4Lの水蒸気=1モル=18グラム(18立方センチ)の水=6*10の23乗個の水分子
水から水蒸気に変わる際に
22400cc/18=1244倍に膨張する、という事です。

■しかも3号機プールは水量が減ると言う事は、
高温になっていた訳であって、
沸騰まで水を温める熱量まではあとわずかだったという事です。

*****************************
■3号機もレアなケースともいえるんで、
どこでもこんな可能性があるかと言われれば
そこは、「やってみないと分からない」なんですけど^^;

こんな感じで、燃料棒ダーティーボムの元になる
燃料棒保管プールが、日本各地に転がっている

と言う事を自発核分裂を表にすることで
東電が白状しているので・・・
大胆だなあ、と思っています。

ちなみにだから
原発を止めろと言う人も沢山いますけど
使用済燃料なので、
原発止めたってなくなりませんからね。
ちなみに処分方法は鋭意検討中です。
(要するに保管場所の押し付け合いが始まります。)


で、ここに戻ってくる訳です^^;
ちなみに燃料処分費は積み立ててあるそうですが
もちろん部分的に過ぎませんし、
多分今回の事故処理に使ってしまうので、
もうちょっと高くなるんじゃないのかな・・・

処理するまでは・・・^^分かるよね、もう^^;
これは原発の運転とは関係ないのだ・・・^^;(ドジョウ的に)

2011年10月26日
原子力のお値段の話


また、使用済み核燃料の処理に伴う費用は、すべてを再利用する「再処理」だと1キロ・ワット時あたり1・98円、一部を再処理して残りを中間貯蔵する「現状」だと同1・39円、すべて地中に埋める「直接処分」だと同1・00~1・02円と試算された。
(2011年10月25日13時54分 読売新聞)




Posted at 2011/11/04 12:26:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2号機の再臨界? | 日記
2011年11月04日 イイね!

ホットパーティクルと飛散物の問題

ガンダーセン教授シリーズです

※JUNEBROKE氏の題名だけは大抵煽りなので無視^^;
東京でも高放射性粒子の計測確認! 吸引して発癌率上昇!
カルトフェン教授報告書:ガンダーセン解説10/31


フェアウェイアソシエーションズ日本版
科学者マルコ・カルトフェン氏がホットパーティクルを確認したデータを発表

■大事な事は一体何でしょう?

■カルトフェン教授が見つけたものの中には、たとえば日本と米国の車に装着してあるエアフィルターの付着物です。米国の車のエアフィルターには、放射性物質はほとんど発見されませんが、東京の車のエアフィルターにはかなりの量が見つかっています。福島県の車に至っては、信じられないくらいの放射性物質がありました。

まずはここです。
東京では、コンクリートジャングル故に、再飛散問題があります。
打ち水除染が徹底されていないからです。
よって、自転車通勤等活発に行っているかとを中心に
40年後くらいして、肺がんが増える、かも知れません。
車に乗るときは内気循環でフィルターを早めに交換すれば、
かなりの効果があると言う暗示でもあります。福島は論ずるまでもない。
ちょっとしたフィルターで大半はつかまると言う事です
そしてもう8ヶ月、・・・吸う人は吸った


■。カルトフェン教授のデータは、子供の靴ひものセシウム汚染はとんでもなく高く、80ベクレルも検出された事を明確に示しています。
これは一体何を意味するのかというと、子供たちが靴ひもを結ぶとき、手に放射性物質が付着し、消化管から吸引されてしまうという事です。地面に放射性物質があれば、遊び場の土埃から子供たちの肺に吸い込まれてしまいます。エアフィルターと子供の靴ひもの二つの事柄は、十年後、二十年後に癌に変異するような重篤な健康被害が、日本で起こるであろう事を明示しています。

次はこれです。福島の土ぼこり由来の放射性物質は子供の肺にたまるでしょう。
これは・・・もう遅い。
あえて言えば靴紐は頻繁に変えればいい。安いんだし。泥んこ遊びは危険

注意すべきは家屋破壊地区、アスベストを吸い込むと
アスベスト小体(フェリチン)が肺に蓄積、フェリチンが空気中のラジウムを取り込み
ラジウムホットスポット形成
+ウラン、プルトニウム、セシウムも吸収(そういえば、アメリカの大学の機序発表はその後・・・?)
つまりは・・・女川、陸前高田辺りは要注意です。
女川ルートの放射線が来ていますので、
後は建築従事者から多数の疾病者が出るでしょう。
但しアスベスト公害で救済されるからまあいいか・・・


■4月、明らかに事故が最悪だったとき、ホットパーティクルは風に乗って太平洋を渡り、少なくともシアトルとボストンで堆積したのです。また、太平洋に面する山脈であるカスケードの地面が、放射能により汚染されている事を示すデータもあります。

すいません・・・結構飛んで行きました^^;
日本にとってはラッキー。

■日本では、個人の健康問題です。何を意味するかと言うと、東京・東日本、特に福島県で、癌が統計的に意味をなす程の増加を起こして行くのに十分量の放射性物質を、個々の人々が吸引した事です。アメリカでは、話が違ってきます。それは公共の健康問題で、個人的な問題ではありません。何を意味するかと言うと、私たちは、誰がフクシマの影響で癌になったかを決して特定できないであろうという事です。

チェルノブイリの前例を考えれば、私たちは、誰がフクシマの影響で癌になったかを決して特定できないであろうという事は間違いないかと思います。
救済されるのは、ゴネ屋=エア被害者であろうかと。
風が吹いた=原発のせい
風邪を引いた=原発のせい、喉がいたい=原発のせい、やる気が出ない=原発のせい
腹が立つ=原発のせい、おじいちゃんが癌になった=原発のせい、受験に失敗した=原発のせい

たまに原発のせいが紛れていますので(喉が痛いとか)
でもまあ、日本だって、統計を考えれば放射性物質と健康の
影響が認められる訳がないので、
是非各自で対策をお願いします。


【おまけ】
ホットパーティクル問題
困った事にデータ関係を洗ってみないと、
今の所何ともいえないでしょう。
どんな粒子で、どんな成分で、
どんなベクレルで、どんな沈着で。

その分野は中皮腫を中心(岡山大)に
ここ5年で開こうとしている新分野です。
せいぜい、学会発表のネタにならないように


この人達の肺は、手術で切り取られた、
もしくは死んだから
こんな詳細の分析が出来たんですからね。
それはアスベストを吸い込んだ、
実に30年もあとのことであった事を忘れてはいけません

体内ホットスポット問題は、
避けて通る事はできません。
しつこいのを500くらい承知で繰り返しているのは
この話を、ゴネ屋の手に渡す訳には行かないからです。

肺がんで亡くなった時に、騒ぎたい人は
肺を切ってフェリチン小体の有無と
残存放射性物質の核種分析を行って
原発の影響の有無を調べる
それくらいの冷徹さが必要な時代が
来ない事を願います。


ちなみに東京には3月15日の1番目のプルーム・・・
あれ、3月14日の3号機(プール)爆発

の成分を含んでいますからね・・・
一応油断は禁物です。
仮に何かあった、としても
私たちは、誰がフクシマの影響で癌になったかを決して特定できないであろうという事は間違いないかと思いますけどね・・・


その証拠が高崎で計測された亜鉛の放射性同位体です
2011年06月29日
【推定編】ZN65の正体2【アルミラックか鉄骨メッキに当たった中性子?】

2011年06月28日
【15日プルーム】関東、埼玉、福島で心配なZN65の汚染【取越苦労?】


■そして、これから冬&瓦礫処理が始まります。
意外に東京がもう一度ホットスポット化するのは
瓦礫処理を本格導入した後ではないかと想像しています。
(どうせ宮古の瓦礫なんて安全)
健康被害母数が多い、都会で燃やすのは愚の骨頂です。
あ、でも、年金対策としては、結構有望ですけどね^^
と言う、冗談はさておき、瓦礫についてはいうほど簡単じゃなく
焼却場の労働者の方にこそ大きな負担がかかるのが心配です。
*******************************
フェアウェイアソシエーションズ日本版
科学者マルコ・カルトフェン氏がホットパーティクルを確認したデータを発表

こんにちは、フェアウィンズのアーニー・ガンダ-センです。今日は2011年10月31日です。今回のビデオは、今まで皆さんにお伝えしたいとずっと思っていた科学的データを含んでいます。今日、首都ワシントンの朝8時半に、科学者のマルコ・カルトフェン教授が、全米公衆衛生協会の会員の医師たちに報告をされました。その報告書をフェアウィンズのサイトに載せました。この動画の横にあります。
その原稿を要約しますと、世界中の市民の皆さん、医師、科学者、ブロガ-、農業従事者が、カルトフェン教授にサンプルを送り、同教授がフクシマの放射能を分析したものです。カルトフェン教授が見つけたものの中には、たとえば日本と米国の車に装着してあるエアフィルターの付着物です。米国の車のエアフィルターには、放射性物質はほとんど発見されませんが、東京の車のエアフィルターにはかなりの量が見つかっています。福島県の車に至っては、信じられないくらいの放射性物質がありました。ここが重要だと私が思っているのは、原子力産業はきっとなんでも放射性なのだから心配する必要はないというだろうからです。シアトルのデータを見ると、総てが放射性というわけではありません。
それでも、日本の人たちが、原発事故の過程で、夥しい数の放射性粒子を肺や消化器に取り込んでいるのが示されています。
もう一つ、日本に在住のフェアウィンズの視聴者の方々から、子供たちの靴を送ってもらいました。カルトフェン教授のデータは、子供の靴ひものセシウム汚染はとんでもなく高く、80ベクレルも検出された事を明確に示しています。
これは一体何を意味するのかというと、子供たちが靴ひもを結ぶとき、手に放射性物質が付着し、消化管から吸引されてしまうという事です。地面に放射性物質があれば、遊び場の土埃から子供たちの肺に吸い込まれてしまいます。エアフィルターと子供の靴ひもの二つの事柄は、十年後、二十年後に癌に変異するような重篤な健康被害が、日本で起こるであろう事を明示しています。

カルトフェン教授は、日本だけに注目したわけではありません。彼は観測所をアメリカでも立ち上げました。この4月、アメリカの観測所3箇所うち2箇所で、大気中にホットパーティクルを観測しました。それ以降は、ホットパーティクルはありませんでした。
しかし、4月、明らかに事故が最悪だったとき、ホットパーティクルは風に乗って太平洋を渡り、少なくともシアトルとボストンで堆積したのです。また、太平洋に面する山脈であるカスケードの地面が、放射能により汚染されている事を示すデータもあります。
ですから、私たちには二つ問題があると思います。
日本では、個人の健康問題です。何を意味するかと言うと、東京・東日本、特に福島県で、癌が統計的に意味をなす程の増加を起こして行くのに十分量の放射性物質を、個々の人々が吸引した事です。
アメリカでは、話が違ってきます。それは公共の健康問題で、個人的な問題ではありません。何を意味するかと言うと、私たちは、誰がフクシマの影響で癌になったかを決して特定できないであろうという事です。しかし、放射能は間違いなくアメリカ大陸まで来ており、ロッキー山脈が壁になりほとんどの放射性物質が土壌に堆積した特に西海岸で、癌が増加するであろうことは確かです。


この報告書は全米公衆衛生協会に提出されました。そして、ここで公共の健康問題です。私たちは、逃げることも隠れることもできません。放射性物質は西海岸全体に降り飛散し、そして、他の米国全土にも拡散したのです。
日本では、別の問題があります。
日本人は、放射能汚染が発見されたら必死で追跡する必要があります。汚染は、エアフィルターや子供の靴により明らかです。いま現在、日本の土壌と大気中の放射線量を減らすためには、ホットスポットをやみくもに追う努力でなく、国家の連携した努力が必要となります。

この報告書が示す最後の案件は、計画的避難区域を10マイル(16km)とするのが間違いであるという事です。明らかに、被害は東京まで広がっています。私たちは緊急時避難計画と退避について、原子力規制委員会NRCがアメリカで採用している10マイル(16km)、そしてフクシマ事故で日本が採用した12マイル(20km)の距離を超える区域に、見直す必要があります。
フクシマ原発事故が最頂点であった時、原子力規制委員会NRCが【米国人はフクシマ原発から50マイル(80km)圏外への避難が必要です。】と表明したことを皆さんは思い出されるでしょう。ええ、もし、これが在日米国人に必要であるならば、同じ基準が米国に住む米国人にも必要なはずです。
カルトフェン教授の報告書にあるデータは、市民の皆さん、農業従事者、科学者、ブロガ-から寄せられたものです。個人の方々の尽力であり、政府のものではありません。もし、私たちが今回の情報を得るため政府に頼っていたとしたら、決して得ることは出来なかったと思います。
つまり、私たちが協力を認め合い、インターネットを通じ、すべての情報を科学者たちの利用の為に提供出来た事、公開の手段で合理的な判定に至ることが出来たことは、私たちすべてにとっては、価値ある業績なのです。
この11月、私たちは、科学的な分析及び学識的なビデオを続ける為に、皆さんの支援をお願いしたく存じます。
フェアウインズのサイトには、緑色のDONATE(寄付)ボタンがあり、もし皆さんが寄付によるご支援をお考え頂けたら、大変ありがたく存じます。
どうもありがとうございました。また情報を提供したく存じます。
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Posted at 2011/11/04 10:25:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンダーセン教授の話 | 日記
2011年11月04日 イイね!

「因果性が証明されない」ことは「何もない」ことではない故に・・・

テレビでふと耳にしました。

因果性が証明されない」ことは「何もない」ことではない
これはベラルーシの医師たちの言葉です。
統計をかじった事のあるものだけに分かる統計の壁。



物事には誤差があります。
日本人には日本人の均一性があります。
健康であろうとなんであろうと、

そこの日本人の集団からはみ出る「被曝不健康集団」が現れるかどうか
それはもう日本人の集団とは同一集団とは思えない(右の状態)
これが統計学的有意差です。

■武田教授とかが、かなり間違った方角で食物の選び方を指南していますが・・・
いいたい事は分かりますが、イチイチ方法を間違えた方なので。

とりあえずは、今の季節
東北(秋田青森限定)のりんごを毎日食べる。(カリウム供給)
カルシウム、マグネシウムはサプリを適量呑む。
ラクトフェリン錠剤


変に野菜やなんだかんだの産地にバカみたいにこだわるよりなら
上記手段がはるかに有効的です。
特に外国物の野菜や穀物が安全と思っている人達は
頭悪いにもほどがあります。

ちょっと前までポストハーベストや
遺伝子組み換えを騒いでいたのに。
そういう方には地溝油の揚げ物を
お勧めしておきます。
環境にやさしい油で、安心の某国産です^^
みんなの大好きなエコですよー


■毒を吐いた後で↑
(地溝油が何たるかはググってください、バイオディーゼルプラントを改良した
スーパーエコ食用油です)

後はセンシングです。
例えば山さんのようにきっちりバックグラウンドを理解されたうえでの計測
で、玉石混合ではなく、悪い物を弾いていかないといけません。
山さんいわく、化学肥料のカリウム飽和で、
余計なセシウム摂取を防ぐのではないかと言う仮説


本来は、東大児島教授が仰るように国がらみでなされるべきものです。
きちっと測って悪い物を除けば安心なものだけが残ります。

再度統計の話をしますが、
有意差が出ないと言うことは左のグラフの状態です。

状態のいい福島産の方が、状態の悪い近畿産よりいい可能性がある。
堆肥が福島産の西日本産は毒野菜かもしれない。
売れない福島や東北各県産を、二束三文で買い叩く西日本の問屋がいるかもしれない。
常に常識は疑わなくてはいけません。

■全てから逃げようなど実に愚かです。
そろそろ葉物への沈降も落ち着いてきていますし、
土壌汚染もご存知の通り非常にまだらです。
窒素パージで軽い放射性物質は無事西日本に届きました。



■要するに、いい加減センシング技術を確立して
産地の「札」で野菜や食物を選ぶなんて馬鹿なことを
そろそろやめないと、農業に入るお金
食糧の自給に入るお金が縮小する一方です。

訳の分からん不良品をはじき、安全なものは安全と言えるように
暫定基準値は無視して、
独自の基準(20ベクレルいかが望ましい)
でチェックをするべきです。

逆に言えばそれまでの間は意味のない
食材の選別が続くのだと思います。
そろそろ日本の技術力なら、
その位の検査できるはずです。


■放射性物質は見えない分、
悪霊や潔癖症と一緒で、狂ったように騒ぎやすいです。
また狂ったように騒ぐ人に限って、
その訳の分からん世界に引き込もうとします。

本当にそういう方には申し上げたいです。
日本はもうあなた方の規準では住めないはずです。
仰るとおり日本は(うっすらと)もれなく汚染されました。
東日本が住めなくて、西日本は住めるなんて思い込みですよ!!
黄砂もたっぷり降り注いでいます。
さあ、日本国籍を捨てて、外国に言って二度と戻ってくるな!!!!
ちなみに日本の食糧も水も危ないから一切食べるな。

とついつい、悪態をついてしまいます。

■全ては数字に忠実であるべきです。
今はあまりにも
数字に対して忠実ではないのです。
政府はもちろん、自治体の検査についても。
数字に対する厳密な体制を築かないと

やくざの野菜買付業がはやって、
結局汚染野菜が広まります。
私は人が悪いので、
エア被害者にはまったく興味がありません。
「因果が証明されなく」てもいずれ現れるであろう
少数の「本当の被害者」が
出るかもしれないことが本当に心配なんです。

彼らが「エア被害者」のせいで嘘つき呼ばわりされる
なんて事が無い様、
私たちもエア被害者にならない様、
十分気をつけないといけないと思っています
Posted at 2011/11/04 01:29:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 食事の取り方 | 日記

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「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
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