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mistbahnのブログ一覧

2017年12月05日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース KRS走行会 2017.12.05

【サーキット】【ビート】鈴鹿サーキット・フルコース KRS走行会 2017.12.05本日は KRS走行会@鈴鹿サーキット国際レーシングコース



2017.09.24 の 「烈ビート+トゥデイ+S660@鈴鹿フルコース」で、

・皮剥きのできていないZ3が手に負えなかった
・一年ぶりの自分のビートでの鈴鹿フルで、かつ、エンジンも足回りも変わっているので勝手がわからなかった

ノーマルエンジン → E07A改R2_0 の投入により、劇的にストレートスピードが伸びたにも関わらず、1秒しか自己ベストを更新できず(それでも更新できたのは喜ばしいことなのだが・・・)、なんか悶々としていた状況
のリベンジ・イベント。

そして、ラジアルタイヤでの鈴鹿フルコース走行の卒業式(また履く機会はあるかも知らんケド)。




■マシン UPDATE

2017.09.24 の 「烈ビート+トゥデイ+S660@鈴鹿フルコース」 からのUPDATEは、

【1】
車高調BLITZ ZZ-R + X-Coilsスプリング + リアのショックは借り物のBILS
 ↓
車高調交換 RSマッハ スペックR、スプリング F:5k + R:7k





【2】
GTウイング取付 VOLTEX TYPE1





【3】
常進技研 アクリルウインドウ換装






■朝のバッテリー事件

ここのところ、冷間時始動性が悪い・・・・とは思っていた。

最初は、「ハイコンプエンジンになったし、回りにくいわな」 と考え、C.A.Mさんのアドバイスなども参考に、Vプロの始動関連のパラメータ調整で良くなった。

でも、どんどん寒くなってくるとともに、着火云々以前に、そもそもセルが回らなくなってきた。




去年までは SHORAIのリチウムフェライトバッテリー(LifePO4、通称リフェ) LFX18A1-BS12 で、特に「冷間時始動性」って気になったことはなかったケド、今年は調子悪い。


そもそも、リフェは、寒い時の始動性が悪い。

しばらくヘッドライトを点灯してバッテリーを活性化させてから1~数分後にセル始動させたり・・・・といった「儀式」で解決する。

で、つい一昨日(日曜)も、休日出社前に念のために、始動できるか確認して始動できたのだが・・・・。



・・・・肝心のサーキット当日朝、AM6に家を出ようと、エンジン始動を試みたのだが・・・・・

・・・全く始動しない。


何回か儀式を行ったが、セルがおそらく半回転ぐらいしかしない。1回転は回っていない。

何回かやっているうちに、電圧が9Vまで降下してしまい、本当に回ろうともしなくなってしまった。



以前もサーキット当日朝に、タコメータがぶっ壊れて、激しくダンスしたことがある



ので、「ああ、こういうもんだよね・・・・」と。





で、SHORAIの充電器を使って、心房強く待ち、12V以上まで充電してみたが、やっぱり始動しない。




FD2か三菱アイのバッテリーと、ジャンパーケーブルで繋いでもみたかったが、ビートの停めている向きが悪すぎて、かといって動かせないので、どうしようもない。




妻に断って、つい先日、交換したばかりの三菱アイのバッテリを一時的にビートに移植することに。



・・・まさか、つい先日のアイのバッテリ上がりと交換が、今日のイベントへの伏線となっているとは読めなかった。。。。

アイのバッテリがなければ、ホームセンターに買いにいく(でも早朝過ぎる)・・・とかそういう展開もあり得たワケで、今日の走行会は辞退する羽目にもなりかねなかった。



で、SHORAI充電器での充電やら、アイのバッテリの取り外し~換装などで、AM7過ぎに一時間遅れで出発


・・・案の定、高速道路には渋滞が始まっていて焦る。


こういう動揺時はサーキットで事故を起こすので(レガシィ全損の実績アリ)、

「2枠もあるんだから、1枠目は走れなくたっていいじゃん。
1枠1時間もあるから、途中から走れるかもしれないし」


・・・とか、一生懸命自分に言い聞かせながら鈴鹿に向かう。



渋滞もあり、予定より1時間半遅れで到着

準備時間が自分的に足りず、焦る、焦る。。。





■KRS走行会

主催者さんが気を効かせてくれて、仲間のビート4台を同じピットにしてくれた。(ありがとうございます)


ホンダ ビート Honda Beat

ひろあき!師匠。

相変わらずのショートスパンでのサーキット通い。

そして、やっぱりラジアルタイヤ。



ホンダ ビート Honda Beat

tsworksさん。

やっぱりラジアルタイヤ(Z3)。



ホンダ ビート Honda Beat

進撃さん。

ラジアルタイヤ。

ひろあき!さんと区別がつきにくいが、私はコース上で遭遇したらエンブレムの色で見分けている。



ホンダ ビート Honda Beat

mistbahn。



※今回は、朝の事件のバタバタや、心の余裕がナイことや、走行会後にピットをスーパーフォーミュラのために速やかに開ける必要性・・・・などことから、ほとんど写真を撮れなかった。





■1枠目

高速道路での鈴鹿への移動や、完熟走行では気にならなかったケド、アタックラップに入った途端、フロントから激しいバイブレーションが!

(後から tsworksさんに協力頂いて調査したら、左フロントにフラットスポットが・・・・。10月31日の鈴鹿南ではフラットスポットができなかったと思っていたのだが・・・。あるいは9月の烈でのスピン時に作ったフラットスポットの残骸なのかも。130km/hぐらい出さないと気にならない)

走行やめようか、迷ったケド、結局そのまま走ることに。



トラフィックに引っかかりまくりだった。

トラフィックに引っかかったラップでも、前回(9月の烈)までの自己ベスト 2分58秒734 を軽く上回る、

2分57秒060
2分57秒246

などを刻めるので、イケる感触。


1枠目のベストは



公式タイム: 2分55秒772


・S字~デグナーの区間でロードスターをオーバーテイクする必要があった

・スプーンで大失敗して、スプーン2つ目を全くクリップに寄せることができなかった

・シケイン1つ目の処理が悪く、シケイン2つ目に対してアクセルをONできなかった

・・・など失点だらけのLap
だが、9月の烈で記録した自己ベスト2分58秒734をちょうど3秒短縮!!!!


失点だらけなので、クリアラップが確保できて、「まとめる」ことができれば55秒切りができることはわかったケド、とりあえず、ラジアル卒業式としては自分的には十分なタイム。

(正直、2分56秒台が出せれば良いと思っていた)




■2枠目

序盤、ひろあき!さんの後ろをしばらく走っていて、走りやすいし、クリアに近い条件を確保できているものの、

2分57秒541
2分56秒875

など、イマイチ伸びない(それでも、過去の自分の鈴鹿フルからすると奇跡的なタイムばかりなのだが・・・)。


もうタイヤが終わっている感もあるので、「アカンかなあ?」と思いながら、ちょっとバックオフ。


その後、比較的良いラップ(それでもトラフィックには引っかかった)で

2分55秒878。

1枠目の自己ベストとほぼ同タイムだが、やや下回っている。


で次のラップで、またクリアを作るために130R付近でバックオフして、最後のダメ元アタックを↓。








自己ベスト更新!!!!!!!!

公式タイム: 2分54秒533


(私の環境ではLap+Cでは、公式タイムとの誤差が大きすぎて、ぬか喜びが多かったケド、GPS Lapsは安定して公式タイムとの誤差が小さい)



2分54秒533・・・。
まさかの55秒切り。


9月の烈で記録した自己ベスト2分58秒7344秒2更新

一年前までの自己ベスト 2分59秒830 と較べると5秒3の更新


tsworksさんも、ひろあき!さんも、今回のKRS走行会ではラジアルで2分52秒台を記録しているので、まだ2秒差があるのだが・・・・

・・・・それでも、今までのお二人とのタイム差は5~7秒ぐらいあったので、大幅に短縮できた。


前述のように、56秒台が出れば十分だと思っていたので、mistbahnがラジアルでの55秒切りを達成したのは自分でも想定外過ぎた。

ウレシイ。
ウレシイ。
ウレシイ。




E07A改R1_0~R1_2 エンジンが納車後すぐに壊れ、なかなか復旧してもらえないことで、mistbahn号で走ることができなかった一年間がかなりのストレスだったことは繰り返し書いてきたが・・・

もっと遡ると、過去の鈴鹿フルでの自己ベスト 2分59秒830 を記録したのは 2014年11月で、それ移行、足回りのUPDATEが裏目に出て、2015年、2016年は、

・VProでストレートスピードが速くなる
・1~2コーナー攻略の改善
・デグナー攻略の改善
・スプーン攻略の改善


などでのタイム短縮を行っても、元々得意だったS字と130Rが遅くなり、タイムは相殺。
3分を切れず、ずっと3分フラットや、3分1秒を記録し続けてきた。


丸3年分の鬱憤を晴らすことのできた走行会で、本当にテンション上がっている。

これぞ、カタルシス!!!





■まとめ



・足回りのUPDATE(車高調をRSマッハ・スペックRに交換、アライメント見直し)と、リアウイングに絶大な効果があった。

・リアウイングにより、ストレートではドラッグがデカいのを体感できた。実際、トップスピードも9月の烈よりも、気温が低くてパワーの出るコンディションであるにも関わらず、3~5km/hほど低い。

・アクリルウインドウは100km/hぐらいからピュルピュル言い始め、120km/hからバタつき始めるので、養生テープで留めた(助手席は外から、運転席は中から)。
養生テープで留めれば、170km/hでも大丈夫。

・1~2コーナーは、今の懐の深い足にアジャストできなかった。今までよりも少なめのブレーキングや攻めたアプローチをしているつもりでも、1~2コーナー間で、コース幅が余ってしまっていた。2コーナーの立ち上がりでも、コース幅を使わないといけないLapがほとんど存在せず、マシンの性能をフルに活かせなかった。
でも、とにかく安心感があり、扱いやすかった。

・S字も扱いやすかった。「ああ、これがS字の速いクルマだよな」と運転していて良くわかった。
攻めることができる。
トリッキーじゃない。
黄姫を思い出した。


・逆バンク旋回中、今までよりも遥かに踏めた。
今までのスロットル開度を60%とするならば、今回は80~90%。
その分、車速が高いので、ダンロップはしんどかった(でもなんとかなる)

・デグナー1つ目は、過去の自分のログでは、5速で進入した方が速いのだが、トリッキー過ぎて危ないので、ノンブレーキで4速に落とし、そのエンブレだけで進入するのが今までの私の最適解だった。
今回は、5速で進入しても全くトリッキーじゃないので、全部5速で進入した。

・デグナー2つ目も、危うさが全くなかった。残念ながら切り遅れることがしばしばあったが、ちょっとアンダーが出るだけで、トリッキーな目には遭わなかった。

今のセッティングが苦手なのはヘアピン。
進入ではアンダーが出るし、クリップからの立ち上がりでは、横Gに耐えられず、リアがボンボン跳ねる。(
でもなんとかなる)

・スプーンは今までどうりなのだが、やっぱり安心感がある。

・昔得意だった130Rは、今はトラウマだらけなので、少しずつ様子を見て・・・・だが、全開でイケそう。自己ベストラップでは50m看板で一瞬だけパーシャルに戻してからアクセルオンしている。

・シケイン→走りにばらつきはあるケドOK。2つ目からの立ち上がりで、ヘアピン同様、ボンボン跳ねる。



・・・・自己ベストの過激な更新という「結果」が出たのは本当にウレシイケド、「結果」を無視しても、足回りにこれまでのようなトリッキーさ、危うさがナイので、常に「攻めた走り」ができて、運転していて本当に楽しかった。

烈とかイベント自体が楽しいし、鈴鹿フルコースはもっとも好きなコースだケド、これだけ攻めることができて、ドライビング自体が楽しくて仕方がなかったのはハジメテだ。

サーキット走行を続けてきて良かった!
・・・と、ちょっと感動したり。
(別に、「もうやめたい」「もうやめよう」とか思ったことがあるワケでもナイんだケド)



昨年までのmistbahn号からの大幅マシンUPDATEにご尽力頂いたエンジンと足回りの依頼先さん、素晴らしい車高調のメーカであるRSマッハさん、素晴らしいGTウイングのメーカのボルテックスさん、アクリルウインドウの常進技研さんと最近お世話になっているアスランさん・・・

・・・それから、本ブログのコメント欄やメッセージにて私の走りにアドバイス頂いたり、マシン作りのアドバイス、トラブルシューティングにご協力頂いた大勢の方々に厚く御礼申し上げます。


===

KRS走行会の主催者(Kamimae Racing Service、Repair Shop ZERO)様、楽しい機会をありがとうございました。


ひろあき!さん、tsworksさん、進撃さん、お疲れ様でした+ありがとうございました。





■帰宅して

へとへとだケド、アイにバッテリーを戻した。
アイのバッテリ、ありがとう!!!




走行会中に、SHORAIの充電器で満充電しておいた、SHORAIバッテリーを帰宅してからビートに繋いでみたケド、やっぱり、セル始動はしなかった(ヘッドライトとかは点く)。
寿命やね。

SHORAIのバッテリーは同じものを手配した。

SHORAI採用当初は、コメント欄で、興味をもって頂いたり、ご心配頂いたりしたケド、しっかり 4年間 以上も使えた。

推測だが、おそらく、もっと長持ちしたんじゃないか、と思う。

E07A改R1を構築中、ずっと気になっていたのだが、特にE07A改R1_1がブローした2月から、E07A改R1_2が載るまで、4ヶ月ぐらいの期間が空いたので、その際に過放電していると思うし・・・・。


※E07A改R2_0 の構築時は、依頼主さんと話し合い、SHORAIの充電器を預けた。






●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
Posted at 2017/12/05 22:42:04 | コメント(6) | トラックバック(2) | サーキット | クルマ
2017年11月19日 イイね!

【サーキット】【ビート】2017.12~2018.01予定

【サーキット】【ビート】2017.12~2018.01予定今日は朝、アスランさんに寄ってビートを回収して、休日出社。


※サムネイル写真は 赤い~のん!?さんに撮影して頂いたものです。
(同じ状況で渡しも撮影したんだケド、赤い~のん!?さんに後から頂いた各写真の方がずっとクオリティが高かった・・・)






【決まっている予定】

2017.12.05 鈴鹿フルコース KRS走行会
(ラジアルタイヤ=Z3で走る。ドライで走れたら、コレでラジアルを卒業する予定)

2018.01.14 鈴鹿フルコース TAKASU 研修走行会



【決めかねている予定】

2017.12.31 鈴鹿南 グリップ枠

2017.12.26 鈴鹿南 グリップ枠
2017.12.26 鈴鹿フルコース REV走行会



※年末の鈴鹿南は恒例行事だし(昨年はE07A改R1_1のブロー後で不参加だったケド)、久々に一緒に走りたい仲間もたくさん・・・なので高プライオリティなのだが・・・

・・・12/31というド年末がただでさえ家族に申告し難い日程であることに加え、一昨日、2018.1.3~9の仕事が決まってしまった。。。
1月3日から仕事に行くとなると、流石に12.31にサーキットに行くと大ヒンシュクなので、となると、12/26に南かフルに行くか?・・・・と。

ただ、1/3~9の仕事のプロジェクトで一緒に仕事をする業者のひとつが、「流石にそのド年始は調整厳しいかも」と言っているので、場合によっては年始の業務スケジュールが別日程に変更となるかも。

そうなると、いずれにしてもヒンシュクは買うのだが、「ゴメン、大晦日、鈴鹿南、行かせて」と家族にお願いできるかも。

・・・いずれにしても無難なところは12.26の方なのだが・・・。



年末、鈴鹿南を走るご予定の皆様は、12/26、12/31について、どういうご予定、どう思われますか?




●サーキット走行 関連目次はこちら
Posted at 2017/11/19 12:46:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2017年11月06日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.2 ログ、動画分析 2

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.2 ログ、動画分析 2ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.2 ログ、動画分析 1

の続き。


2017.10.31 鈴鹿南コース 走行のログ、動画解析編、後編。






■2017.10.31のmistbahnと、2015.07.21の赤い~のん!?さんの比較動画

まず、前編
との重複となるが、

・2015.07.21 赤い~のん!?さんがドライブするmistbahn号
・2017.10.31 mistbahnがドライブするmistbahn号

の合成動画↓。




※合成には「VSDC Free Video Editor」というフリーソフトを使用。

※タイム計測開始点となるメインストレートのコントロールライン通過タイミングが同一となるよう、2つの動画の時間軸を調整した。


動画は一見してほぼ同タイム、同期しているように見えるが・・・

赤い~のん!?さんの名誉のために改めて但し書きをすると、


2015.07.21(赤い~のん!?さんのログ、動画)

・真夏で気温が高かった

・たぶん路面コンディションも悪く、タイムの出ない日だった(私はいつもの2秒以上落ち)

・mistbahn号はまだノーマルエンジン

・mistbahn号はまだV Pro制御ですらなく、純正ECUのmistbahn製ROM制御

・mistbahn号の車高調はまだBLITZ ZZ-Rで、後で振り返って失敗だったφ19リアスタビ入り


・・・という、今回(2017.10.31)と比較すると、かなりの悪条件


mistbahnはこの日、1分6秒762 と不甲斐ないタイム(いつもの2秒落ち)だったのだが、同条件で赤い~のん!?さんは 1分4秒台を大量生産し、同日のmistbahnより2.5秒も速い 1分04秒164 を記録された。


2015.07.21の赤い~のん!?さん動画はラップタイム2~2.5秒ほどの悪条件だったため、ウデの差はmistbahnに対して2秒以上である赤い~のん!?さんのラップタイム今回2017.10.31のmistbahnのタイムに近似していており、結果的に動画の合成には好条件となった。
(※ラップの後半につれて走っている場所が変わっていったりせず、ほとんど同期している)






■S字



S字区間、赤い~のん!?さんが驚速!!!!


車速のログだけを眺めていると、2017.10.31 mistbahn も3~4コーナーの処理はキレイでボトムスピードも高く、4コーナーからS字1つ目にかけての立ち上がりスピードも割とイケているように見えてしまうのだが・・・

mistbahnだって攻めているつもりのS字で過激に車速差が広がっている。



動画でコマ送りして赤い~のん!?さんと比較すると、ある程度の謎解きはできる。




↑S字1つ目のクリップ直後付近。


ここはS字2つ目以降に向けて、右ベタがセオリーなのだが、赤い~のん!?さんが右ベタにつけているのに対し、 2017.10.31 mistbahn は右ベタに付けることができていない。

左方向の横Gが大きい。


これも、ピンスポットで評価すると 「タイヤの横方向のグリップをシッカリ使えている!」 と勘違いしかねないのだが、そうではなく、「横Gがまだ残っている」が正解。


で、S字2つ目に向けてのアプローチができないため、S字1つ目のクリップ付近でアクセルを戻してしまっているのが車速ログからわかる。


2017.10.31 mistbahn はS字2つ目と3つ目の間で2速→3速のシフトアップをしているのだが、赤い~のん!?さんはS字1つ目のクリップ付近でシフトアップをしており、にも関わらず、S字1つ目での失速はmistbahnの方が大きい。


パワーバンドを考えるとS字2つ目あたりでのシフトアップの方が理想的なのだが、アクティファイナルを使っている、鈴鹿南で速いビート乗りの方々はS字全体のリズムの組み立てのために、S字1つ目~2つ目間でシフトアップをされており、S字区間での赤い~のん!?さんとの絶望的な速度差はコレも原因と思われる。





↑で、S字1つ目でアクセルを戻したにも限らず、まだ姿勢制御を回復していない 2017.10.31 mistbahn はS字2つ目でも、クリップにつけず、クリップを過ぎてもまだ大きい舵角で左ステアを残してしまっている






S字3つ目も・・・

パッと見、左手の位置から、赤い~のん!?さんと同じような舵角に見えるが、ステアリングホイールの「sparco」のロゴを見ると、派手にステアリングを切っているのがわかる。




2017.10.31 mistbahnの単独走行動画 ↓



を見ると、S字区間はアンダー出まくりでフロントタイヤが鳴いているのを強引に振り回しているのがわかる。

(1枠目だけでウイングを外したので、2枠目、3枠目と徐々に乗りやすくなったものの、S字区間をアンダーを出しながら力技でジグザグに走る傾向は変わらなかった)



3~4コーナーの処理でのクルマの向きを変えることに失敗
 ↓
4コーナー出口で左ベタに付けることができない
 ↓
アクセル全開でS字1つ目出口を右ベタに付けることができない
 ↓
S字2つ目、S字3つ目まで尾を引く




・・・という典型的なパターン。

そして、わかっていて、いろいろ試すものの、思い通りにできない。




今まで、鈴鹿フルコースを、いろいろ足のセット違い、制御違い、エンジンパワー違い、黄姫レンタル・・・・

・・・などで走ってログを採ってみて、ストレートスピードが伸びたり、各コーナーを改善すると、若干はタイム向上するものの、「速いラップタイム」を達成できているLapは、皆、S字のアベレージスピードが速いマシン、S字を速く走れる足だった。


鈴鹿南は、鈴鹿フルコースの縮図っぽいコースだと思うが、鈴鹿南も鈴鹿フル同様に、S字を速く走れないと、良いタイムは出ないコースだと思う。




でも、


・先のブログエントリ「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.2 ログ、動画分析 1」 でも、ブレーキングによる前荷重制御に問題があることはわかっているので、練習・改善すべきポイントがわかっていることはポジティブ!

・以前までの足のように秒殺でブレーキロックしたり、ちょっとしたきっかけでスピンするナーバスな挙動と異なり、新調した足では、ブレーキロックもしないし、アンダーが出ようがオーバーが出ようが、タイヤと対話しながら、修正舵も使いながら、どうにかこうにか走ることができる今の足は本当に楽しい!
今のマシンなら、ブレーキングの課題も練習~改善できると思う。



・・・ので、既に次回の鈴鹿南(年末予定)がとても楽しみ。






■YOKOHAMA看板コーナー~ヘアピン

「YOKOHAMA看板コーナー」を結局、なんと呼ぶべきかわからない。。。

「鈴鹿南随一の高速コーナー」だと思っているのだが、25Rしかないのだな。(そうは言っても、クリップ部が25Rってだけで、複合コーナーとして考えると高速コーナーだと思うが)





「YOKOHAMA看板コーナー」は、2017.10.31 mistbahnイケてると思う。

自己ベストを出したこの1枠目だけはGTウイングを付けていて、結構なアンダーステアだったのだが、このコーナーだけに関して言うと、ウイング付きの方がかなり攻略しやすかった。


比較的高速コーナーが良かったので、鈴鹿フルが楽しみ。





ヘアピンが・・・イマイチ、ログと動画を見較べて、良くわからない。。。

動画を見較べると他のタイトコーナー同様、赤い~のん!?さんの方がレイトブレーキングに見えるのだが、車速ログを眺めるとmistbahnの方がレイトブレーキングに見える。




↑ヘアピンの減速Gを見てみると、他コーナー同様、やっぱり 2017.10.31 mistbahn のブレーキングはソフトで、ダラっとリリースしている。。。
メリハリがナイ。




↑ADVAN看板コーナー後、トップスピードは2017.10.31 mistbahnの方が伸びているのだが、既にこの位置で、減速がはじまっている・・・・というか、3→2速のシフトダウン操作を・・・。

(※車速ログではmistbahnの方が減速開始位置が後ろなので、不整合。GPS誤差かな?)





赤い~のん!?さんの3→2速のアンド・トゥ。

mistbahn、まだシフトノブに手が・・・・(合成動画で見ている感じ、そんなにモッサリしたもんでもない印象なのだが・・・・)





↑ヘアピン。

2017.10.31 mistbahn はクリップにつけていないし、車体の向きも十分に変わっていない。

1コーナー、3+4コーナーと同様に、前荷重不足が原因か・・・。





2017.10.31 mistbahnドン臭いヘアピン攻略の割には、ヘアピンからの立ち上がりはステア舵角も適正で、横Gおつりも少なく、車速も出ている。

LAP+ 車速ログとは不整合(もっと赤い~のん!?さんから遅れているハズ)なので、GPS誤差だったり、GPS解析ソフトの誤差なのかも。







■シケイン



↑ログを見るまでもなく、運転していて、「全然ダメ」と思ったシケイン。

2年ぶりで感覚を忘れていること、何から何まで変わったmistbahn号にまだ慣れていないこと・・・・

・・・から、ここでリスクを冒したくなかったので、1枠目はかなりアクセルを戻していた。

シケインに関しては2枠目、3枠目・・・と改善させ、もっと早めのアクセルON、元気の良い立ち上がりをできるようになった。
(でも、1枠目の自己ベストは更新できなかった)





↑シケイン進入前の速度差。




↑シケイン1つ目を終わり、シケイン2つ目に。

ステアリングの舵角や、車体の向き制御はそんなに悪くないと思うが、ボトムスピードの低すぎる 2017.10.31 mistbahn。




↑シケインからの脱出も同様に、姿勢は悪くないが、とにかくアクセルONが遅い。。。




■最終コーナー




2017.10.31 mistbahn、最終コーナーは、車速ログを見ても、動画を見てもそんなに悪い印象はナイ。

YOKOHAMA看板コーナーと同様、数少ないタイムロスしていないコーナー。







↑このステアリングの握り方はアレだが・・・・・・

・・・左手首を痛めているので。。。





タテGを眺めると、シケインも最終コーナーも、赤い~のん!?さんとはやはり、かなりアプローチが異なる。

特にリリースが遅い印象。





■まとめ

2017.10.31 鈴鹿南は、エンジンパワーはUPしたし、車高調の新調でかなり「踏める」マシンとなった。

結果、自己ベストは大幅に更新できたものの、ADVAN看板コーナーと、最終コーナー以外の全てのコーナーでタイムロスをしている。


タイムロスの原因の大半が

「ブレーキングにメリハリがない」
 ↓
「前荷重を確保できていない」
 ↓
「マシンの向きを変えることができていない」


なので、わかりやすい課題が残った。

(きちんと解析して良かった)



練習して、次回のタイムアップに繋げたい。

(もっとも、次に鈴鹿南を走るときはSタイヤを履く予定だが・・・)



アドバイス頂いた皆さん、本当にありがとうございますm(u_u)m




●サーキット走行 関連目次はこちら
Posted at 2017/11/06 19:44:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2017年11月04日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.2 ログ、動画分析 1

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.2 ログ、動画分析 1先日 2017.10.31 の鈴鹿南コース。

マシンがエンジン・足回りともに戦闘力UPしたので、大幅に自己ベストは更新できたものの、自分のドライビングのスキルの低さ、センスの無さには例によって失望した。

2年ぶりで走り方を忘れていたこともあり、今回はログをさらさらっと眺めて終わるのではなく、久々に真面目にじっくり解析した。

エネルギーと時間の必要な作業なので、2~3回に分けてブログアップする。




■2015.07.21の赤い~のん!?さんの走りとの比較・研究(過去実施)

2015.07.21 に、鈴鹿南コースで、赤い~のん!?さんにmistbahn号を運転してもらい、ほぼ同条件(マシン、コースコンディション)での比較分析をさせて頂いたことがある↓。


ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.1

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.2 mistbahn 車載動画 1:06.762

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.3 赤い~のん!?さん 車載動画 1:04.164

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.4 走行ログ分析 1~2コーナー

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.5 走行ログ分析 3~4コーナー~S字1つ目

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.6 走行ログ分析 S字

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.7 アドバンコーナー

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.8 ヘアピンコーナー

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.9 シケイン

ブログエントリ: 「【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2015.07.21 part.10 最終コーナー、と総評



・・・このときは

・真夏で気温が高かった

・たぶん路面コンディションも悪く、タイムの出ない日だった(私はいつもの2秒以上落ち)

・mistbahn号はまだノーマルエンジン

・mistbahn号はまだV Pro制御ですらなく、純正ECUのmistbahn製ROM制御

・mistbahn号の車高調はまだBLITZ ZZ-Rで、後で振り返って失敗だったφ19リアスタビ入り

・・・という、今回(2017.10.31)と比較すると、かなりの悪条件。



mistbahnはこの日、1分6秒762 と不甲斐ないタイム(いつもの2秒落ち)だったのだが、同条件で赤い~のん!?さんは 1分4秒台を大量生産し、同日のmistbahnより2.5秒も速い 1分04秒164 を記録された。

(ラップタイムが1分程度のミニコースでの2.5秒差って相当だよなあ・・・)





■2017.10.31のmistbahnと、2015.07.21の赤い~のん!?さんの比較動画

前述のように、2015.07.21は、気温、コースコンディション、マシンスペックの全てが悪条件だったので、できれば今のmistbahn号での速いドライバーによるドライビングと比較したいのだが・・・・

ナイものはナイので、悪条件だった2015.07.21の赤い~のん!?さんの走りと比較分析させて頂くことに。


以下、比較用に合成した動画。




※合成には「VSDC Free Video Editor」というフリーソフトを使用。

タイム計測開始点となるメインストレートのコントロールライン通過タイミングが同一となるよう、2つの動画の時間軸を調整した。


2015.07.21の赤い~のん!?さん動画はラップタイム2~2.5秒ほどの悪条件だったため、ウデの差はmistbahnに対して2秒以上である赤い~のん!?さんのラップタイム今回2017.10.31のmistbahnのタイムに近似していており、結果的に動画の合成には好条件となった。
(※ラップの後半につれて走っている場所が変わっていったりせず、ほとんど同期している)



■メインストレート~1コーナー~2コーナー



メインストレートの加速は

E07AR2_0 + V Pro > ノーマルE07A + V Pro >>> ノーマルE07A + 純正ECU(mistbahn製ROM)


ノーマルエンジン+V Proに対して、鈴鹿南では直線が短いので鈴鹿フルほどのゲインは稼ぐことができないが、やっぱり得しているなぁ。


ノーマルエンジンではメインストレートで3速9200rpm(※純正タコメータだと9500rpm表示)でサージングしていたので、4速にシフトアップが必要だったが、E07A改R2_0では10000rpmまで使えるので(※多用、常用はしたくない)、メインストレートは3速のままで走りきっている。




4速にシフトアップする赤い~のん!?さんと、3速ホールドの2017.10.31のmistbahn

この時点でエンジンと制御の差で既に車速に4km/hの差があるのがわかる。


シフトアップ時のタイムロスもなければ、1コーナー進入時に、赤い~のん!?さんみたいに速く正確な 4→3→2速 のマシンガンシフトができないので、3→2速のシフトダウンだけで済んでいるのもアドバンテージ
(チートだし、ドラテク向上しないアプローチだが・・・)





車速ログだけを眺めていると、2017.10.31 mistbahnは、1~2コーナーをひとつのコーナーと捉えているかのようなアプローチで、1コーナーのボトムスピードの高さはステキなのだが・・・


・・・残念ながら鈴鹿南の1~2コーナーは、鈴鹿フルコースの1~2コーナーのようなタイプの「1つのコーナー」と捉えるような複合コーナーではなく、シケイン的な右旋回+左旋回のコーナー。


2017.010.31 mistbahnの1コーナーへの減速のメリハリがない。

2015年の鈴鹿南ではストレートエンドでのブレーキングでフロントタイヤがロックし、フラットスポットを量産したトラウマから、優しいブレーキングとなっている。
(このログは1枠目のものだが、2枠目、3枠目と徐々にブレーキングは強めていった)




↑ストレートでの車速は 2017.10.31 mistbahnが遥かに伸びている(100km/hぐらい)にもかかわらず、1コーナー進入前のシフトダウンポイントでは既に赤い~のん!?さんよりも6km/hも低い車速となっている

いかに、手前からダラっとした減速をしているかが良くわかる。



対して、赤い~のん!?さんは短くギュッと高い制動Gを発生させて、すぐにリリースされている。




↑結果、2017.10.31 mistbahnは前荷重が足りず(リアウイングの効果もある)、1コーナーで車体の向きを変えるのが遅い。

赤い~のん!?さんは1コーナー立ち上がりではキレイに向きが変わっており、既にステアリングを戻し、2コーナーへのアプローチ準備に入っているが、2017.10.31 mistbahn はまだクルマの向きが変わっておらず、ステアリングもまだ右に切った状態。
ダサい。。。





↑2コーナーからの立ち上がり姿勢は、2017.10.31 mistbahn、車速は若干低いものの、案外イケている。
(1~2コーナー間をアクセル全開でできずに、一旦減速した結果か)






■バックストレート~3+4コーナー

鈴鹿南の2~3コーナー間のストレートって、「バックストレート」って言うんだな・・・。

あんまり「バックストレート」とか「裏ストレート」って位置じゃないと思うんだケド、こないだの南のブリーフィングでコースオフィシャルの方が「バックストレート」って言っていた。




2コーナーのボトムスピードが絶望的(しかも位置も悪い)な 2017.10.31 mistbahnだが、エンジンパワーにアドバンテージがあるので3コーナー手前では車速が追いついている。

(でも、タイムは車速の積分なので、バックストレートでの2017.10.31のタイムロスはデカい)




4速にシフトアップする赤い~のん!?さんと3速ホールドの2017.10.31のmistbahn
ここでも車速に7km/hの差が!


メインストレートと同様に、4速へのシフトアップ時のタイムロスもなければ、3コーナー進入時に、赤い~のん!?さんみたいに速く正確な 4→3→2速 のマシンガンシフトができないので、3→2速のシフトダウンだけで済んでいるのもアドバンテージ
(チートだし、ドラテク向上しないアプローチだが・・・)




1コーナーと同様に、3~4コーナーも、車速ログだけを眺めていると、 2017.10.31 mistbahnは完璧に思える。
コーナー奥まで高い車速を維持しており、でも3~4コーナーでのボトムスピードは高い。


・・・・だが、1コーナーと全く同じで、3+4コーナーも、前荷重不足で車体の向きを曲げることができずに、4コーナー後のS字へのアプローチがグダグダになっている。


1コーナー同様、3コーナーでも2015年の鈴鹿南ではストレートエンドでのブレーキングでフロントタイヤがロックし、フラットスポットを量産したトラウマから、優しいブレーキングとなっている。

(過去のmistbahn号は特に左フロントがすぐにロック→フラットスポットのできる傾向にあったが、左回りの3コーナーは特に毎回ロックしていた)




↑4コーナーへ。 mistbahnは向きが変わっていないし、ステアリングの舵角が大きい




↑4コーナーからの立ち上がり。

一見、mistbahnは既にS字に向けてアプローチしているように見えるが、そうではなく、4コーナーをオーバーシュートしており、ステアリングはまだ大きく左に切った状態でラインを立て直そうとジタバタしている。

「こう走りたい」というイメージはあるので2枠目、3枠目と徐々にアジャストはしたものの、イメージどうりになかなか走れない。。。



続く。




●サーキット走行 関連目次はこちら
Posted at 2017/11/04 15:47:36 | コメント(5) | トラックバック(1) | サーキット | クルマ
2017年11月01日 イイね!

【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.1

 【サーキット】【ビート】鈴鹿南コース 2017.10.31 part.12017.10.26のCCMC走行会が西コースの被災(土砂災害)により中止となったこともあり、鈴鹿南コースに走りに行ってきた。


鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)




最後に走ったのは 2015.12.27 なので、ほぼ2年ぶりの鈴鹿南



鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



↑鈴鹿南コースのようなショートコースではハードトップを外しているが、ハードトップを外してサーキット走行するのもほぼ2年ぶり!

屋根無し+GTウイングの組み合わせ写真は初。




鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



↑ひろあき!さんにお付き合い頂きました。

ありがとうございましたm(u_u)m



鈴鹿南コース マツダ デミオ Dewpoint

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



↑ひろあき!さんのご友人が、デミオのラリー競技車両(ターマック仕様)で参加!


鈴鹿南コース マツダ デミオ Dewpoint

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



もっとじっくり観察+写真撮影したかったが、今日は自分のことで精一杯だった。。。

いろいろお話させて頂き、楽しかったです。ありがとうございました。



■1枠目


●仕様

タイヤ: ダンロップ・ディレッツァZ3

エンジン: E07A改R2_0(鈴鹿南では初使用)

車高調: RSマッハ スペックR
バネレート: F:5k、R:7k
減衰: F:4段戻し、R:4段戻し


鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat GTウイング

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



↑鈴鹿南への道中、ちょっと渋滞していたので、準備時間が十分になく、1枠目は外すつもりだったGTウイングは付けたまま出走




●走りと結果

散々だった。


おそらく、

・GTウイングが原因

・鈴鹿南の走り方を完全に忘れている

・新しい足回りの扱い方がわからず、前荷重をうまくかけることができない(※以前の足が鈴鹿南や岡国ではブレーキング時にロックしまくってフラットスポットを量産していたので、ガツンとブレーキを踏むのを躊躇)


・・・などが原因で、序盤はとにかくアンダーステア出まくりで扱いづらかった


「ビートはノーマルでもアンダーセッティング」とか良く言うケド、ここまで露骨にアンダーな挙動を示したのはハジメテ



後半、自分の走り方のアジャストでややアンダーは解消されたのだが、タイヤが垂れてきたら今度はオーバーステアが・・・。



ただし、過去ずっと悩まされた、ブレーキング時の左フロントのロック問題や、粘らずスパンとスピンする問題は解消。




昨日までの自己ベストは1分4秒701だったのだが、2年前と変わらず、クリアラップは1分5秒台前半や、1分4秒台後半・・・・


・・・だったのだが、




自己ベスト更新。
1分03秒860。
0.841秒の更新!



1枠目は1分4秒台前半のLapがあるワケでもなく、ホンマにマグレで。
とっちらかった走りなので、動画UPするのも恥ずかしいんだケド・・・・





↑3~4コーナーは入り口は前荷重不足でオーバーシュート、そこからオーバーを出しているし、S字でもアンダーを出しているし、シケインの立ち上がり時のアクセル踏むのは遅いし・・・・。




■2枠目


●仕様

タイヤ: ダンロップ・ディレッツァZ3

エンジン: E07A改R2_0(鈴鹿南では初使用)

車高調: RSマッハ スペックR
バネレート: F:5k、R:7k
減衰: F:2段戻し、R:4段戻し



↑GTウイングを外した。

フロントの減衰は2段進めた。

リアの減衰はタイヤを外さないとアクセスできないので、時間切れで諦めた。



●走りと結果

アウトラップから、

「おっ、軽快になった!!キビキビ走る!扱いやすい!!!」

と思った。


アウトラップの次のLap(アタックラップ)から、

1分4秒249

を記録。(1枠目の自己ベストよりは遅いケド、昨日までの自己ベストより0.5秒程度速い)


その後も、

1分4秒347
1分4秒240


などを代表とし、4秒台前半を量産


明らかに1枠目より良いセッティングだし、鈴鹿南2年ぶりの私も走り方を思い出してきた・・・

・・・のだが、1枠目の自己ベストを更新できない。

1分4秒2台で頭打ちする。



「今年1番の冷え込み」と言われて、期待していたのだが、そこそこ寒かったのは1枠目だけで、2枠目は結構暑かったので、それもあるだろうし、Z3の美味しいところは終わってしまったのかも。






↑2枠目終了後のZ3(リアタイヤ)。




■3枠目

●仕様

タイヤ: ダンロップ・ディレッツァZ3

エンジン: E07A改R2_0(鈴鹿南では初使用)

車高調: RSマッハ スペックR
バネレート: F:5k、R:7k
減衰: F:2段戻し、R:0段戻し

GTウイング: ナシ




↑お昼休憩で十分に時間があったのでリアタイヤを外し、リアの減衰をMAXに。



●走りと結果

2枠目より更にコントローラブルになったケド、タイムが出ない。

1分4秒883
1分5秒026

あたりをウロウロする。


更に上昇した気温とタイヤコンディションかな。


後半、かなり気合を入れてみて、やっと、

1分4秒299
1分4秒355


あたり(2枠目の良いタイムと同等)。


1枠目の自己ベストを更新できないんだケド・・・・


・・・・でも、スゴく扱いやすくなった!


タイヤが垂れてからも扱える。

後半、アンダーもオーバーも出るのだが、それでもスピンせず、滑らしながら振り回してコーナーを攻略できる。

楽しい。





■まとめ

●エンジン



→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



ログを見ると、2015年末(真冬)と較べても、E07A改R2_0 の加速は素晴らしいが、鈴鹿南は2速、3速中心で、直線が短いので、鈴鹿フルほどのインパクトと大きなゲインはなさそう。

でも積み重ねで、タイムに繋がっている。



また、ギア比の関係で、一瞬4速に入れて、すぐに2速まで落とさないといけない、メインストレートと裏ストレートは、エンジンには過酷だが4速に入れずに3速で9500rpm超えまで引っ張ってターンインすることでタイムを稼ぐことができた(と思う)。



全くクーリングラップを入れないと12Lapほどで、油温、水温ともに100℃近くまで上昇するが、まだシュラウドも作っていないし、ストレートの短いコースでは上々だと思う。




●GTウイング





→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



結果論から言えば、GTウイングを付けて走った1枠目で自己ベストを大きく更新できたのだが、扱いやすく運転が楽しかったのは、GTウイング無しの2枠目と3枠目。

1枠目は、自己ベストの1分3秒860以外は、1分4秒台後半しか記録できなかったが、2枠目、3枠目は4秒台前半を量産できた。

評価の難しい結果となったが、個人的には鈴鹿南ではGTウイングはナイ方がベターだと感じた。

ただし、S字の後のダンロップ看板前の高速コーナーだけに関して言うと、GTウイングがあった方が走りやすかった。



●車高調

前述のように、長年悩んで、あれこれ苦労した

・メインストレートエンドのブレーキロック
・裏ストレートエンド(3コーナー進入)の左フロントのブレーキロック

が解消され、はじめて?鈴鹿南でフラットスポットを作らなかった!(祝!!!)



減衰を上げると本当に扱いやすくなり、ある程度粘るし、滑らしながらもコントロールできた。
タイヤが垂れても、ある程度のタイムでは走り続けれる・・・的な。



RSマッハ・スペックR、素晴らしい!
依頼先さんのアライメント素晴らしい!



・・・が1番なのだが、問題解決のためのここ数年間のアプローチ(車高の上げ下げ、バネの交換、スタビの交換、ブレーキパッドの選定、減衰・・・)はなんだったんだ・・・・と。
もちろん、その過程でいろいろ勉強にはなったのだが・・・。



●タイム

2枠目、3枠目と、足回りのセッティングと、自分自身の鈴鹿南の走り方の思い出しと、足回りへのドライビングのアジャストが改善されていくのに、1枠目に記録した

1分03秒860 (過去の自己ベストを0.841秒更新)

を超えるタイムを出せなかったのが、なんとも歯痒い。悶々とする。


心情的には、3枠目のセッティングと自分自身の走りで、1枠目をやり直したい。



歯痒いんだケド、もうそれを言っているといつまで経ってもSタイヤを履くことができないので、次回以降、鈴鹿南はSタイヤを履くことにする。

(鈴鹿フルは12/5の走行会をラジアルでの最終走行にするつもり)


まあ、まぐれの一回でも3秒台に突入できて良かった!




ひろあき!さん、参加された皆さん、お疲れ様でした+ありがとうございました。


エンジン+足回りのビルダーさま、本当に良いマシンにアップデートして頂き、ありがとうございますm(u_u)m
肝心のドライバーがマシンに見合った結果を出せずに申し訳ナイです。。。。



●写真

鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

→ 高解像度画像(PHOTOHITOで更に写真をクリックするとフル解像度写真に)



鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

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鈴鹿南コース ホンダ・ビート Suzuka Minami Honda Beat

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Posted at 2017/11/01 00:39:52 | コメント(3) | トラックバック(3) | サーキット | クルマ

プロフィール

「デュヴァン鈴鹿1枠目終了

1ヶ月前に記録できたE07Aビートの鈴鹿コースレコードを更に0.9秒更新
1分37秒772 🔥🔥🔥

まとめきれたLapではなかったがヨシ!

コースアウトして2Lapしかアタックできんかった😓」
何シテル?   12/04 11:32
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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2014/05/25 00:53:19
 

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