2012年01月03日
食の問題に見る、社会主義VS資本主義
■給食の話、最近は自治体によっては
大分改善が見られてきました。
実は2年もすれば、みんな対策が出来ると思います。
問題はその2年、給食の持つ社会主義的な面が
スピードに対して問題を投げかけています。
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■今は良くも悪くも資本主義自由経済です
法律の中では何をやってもいいけど、
淘汰や競争があります。
■ところが今までなかったbq(ベクレル)という概念が入ってきました。
新しい概念が入ってきたときには混乱と価値の創造
即ちパラダイムシフトが訪れます。
それまで、自然や、有機がキーワードだったのが
ベクレルという新しいキーワードが進入してきました。
こういうときは手作りよりも均一化なんですよね。
でもまあ、もうちょっとすれば食品は、
何らかのセンシング技術が図られてbq入りは自然淘汰されます。
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■だから今一生懸命農作物を作るよりも、本当は除染して表層を取り替えたり
用水に処理を施せばよかったんですが・・・
よりによって今年耕作してかき混ぜて汚染水を大量投入してしまった田畑・・・
外食用に、安値でこき使われる汚染田畑&農漁民
資本主義下ではそんな運命が決定です。
要は要らない物は買わなくてもいいのが資本主義
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■ところが給食は配給食
平均化されたものを、みんなで平等に、安く。
この3点を満たすと・・・汚染食物になるわけで
配給食であるから根本の規制(法律)を
かけなくてはいけません
コメントで拝見したように、給食の場合はPTA
自治体、給食センター、学校等利害関係者がたくさん
いて非常に厄介。
でも危ないのは子供^^;
そこに大きな矛盾があります。
2,3年で改善されると思いますが、それではちと遅いのです。
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■そう考えると子供の家庭内での気をつけ方が結局大事になります
地道で早い者勝ち、
事故後半年の食生活や防塵対策
今後ボチボチ出てくる症例も、
多分事故後半年の食生活や防塵対策に
多大な問題のある事例が多くなります。
■残念ながら、放射性物質というか核生成物の
放射性にしろ物質の害にしろ、エビデンスが不足しています。
私にしても論文を「つなぎ合わせた」に過ぎません
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だからみんな自分に都合のいい解釈で問題が起きています。
こういうときだからこそ、安全に安全を重ねる風潮があれば、
非常にいいことなんですけど、
その風潮がまだ見られていないのが
まずは気がかりというところです。
東電や政府のせいにするのもいいのですが
仮に犠牲者が出てきたときに
子供が犠牲になって、対策をしなかった親が
賠償を求める構造はやめて欲しいなと思います
ある程度確率論からは一定数問題が出そうなのが
頭が痛いところでもあるんですよね
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給食問題 | 日記
Posted at
2012/01/03 04:02:43
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