中国を誉めるというよりは分析ネタです。
そろそろ興味深い研究結果が出そろってきましたね。
例えばマスク
サージカルマスク:防御力それなり、攻撃力低くする
布マスク:防御力弱い、攻撃力弱くする。
ウレタンマスク:防御力ザル、攻撃力やや弱くする。
N95マスク:防御力高い、攻撃力ほぼゼロ
2021年05月21日 16時00分 サイエンス
「ただのサージカルマスクでも新型コロナ感染予防に効果アリ」とドイツの研究者が発表
>「ウイルス濃度が高い環境」を想定した左図では、粒子の捕集率が50%しかないと仮定したサージカルマスクを着用した場合とマスク未着用の場合の感染率がほぼ同値となり、右図のとおり双方がSARS-CoV-2に感染するという結果になりました。
一方、「ウイルスの濃度が低い環境」を想定したところ、マスク着用の有無により感染するかどうかが分かれるという結果が得られました。
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一言で言えば
三密環境ではサージカルマスクの防御力は無くなってしまう。
N95つけたままなら三密環境でも防御できるかも。
>COVID-19の基本再生産数を3から1未満に減らす場合、着用率がN95マスクでは40%、サージカルマスクでは60~70%はなければならないとのこと。このことから、Witt氏は「マスクはSARS-CoV-2への感染に対する重要な防御手段であり続けるでしょう。
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実は
若干数のN95を
当初から持っていたのですが、
数回使いましたけど、
やっぱり息がしづらいので使ってません。
先日、
災害時にN95 と書いたのは
まあウソでも何でもないわけです。
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中国の場合、大気汚染の関係で
N95が安かった時のストックを
国民が大量に持っていてなおかつ着用し慣れていた
というのは
プラスに働いたものと思われます。
というか
エアロゾル濃度との関連性を
中国は明らかに知って黙っていたというのが
問題なんですけどね。
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閉鎖空調だとまずいという話は
実は2020年の初めのころから
それこそダイヤモンドプリンセスの時から
書いているのですが
当時は飛沫のみで空気感染は
絶対にしない論調でした。
三密と飛沫感染は、政府が言える
「嘘じゃない範囲」でのサージカルマスクの着用率を高める
ぎりぎりのウソだったと言えるのかもしれません。
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ただ、初期においての感染力はまさに雑魚風邪でした。
ですので、アベノマスク騒動から布マスクでもいい
という意識は初期の防疫に大変有意義に働いたと思います。
ですがウイルスは進化するものです。
とりあえずは変異種についてはサージカルマスクが推奨されますし
もし空気感染様の感染が通勤電車等で起きるのであれば
換気回数のアップと通勤時
眼鏡とN95 が必要になる可能性もまだ残されています。
それとワクチン(感染率自体を大きく下げる)は
防疫における、まさに武器になるわけです。
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そんなわけで、
密集環境でミストを出さない
即ち
民度
は
防疫に対して非常に大きい意義を持っていて
日本人はそれなりに改善を繰り返してウイルスの深化に
キャッチアップしてきています。
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つまり防疫の観点から言えば
有効率90%以上の割と安全なワクチンを世界に先駆けて
全数確保している日本は
そこは安倍さんの遺産ですが
菅さんを少しだけでも誉めてほしいと思います。
菅さんはそんな事をプライドが許さないと思いますがww
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あと、
予防接種を回数を増やして
強行していることに
一部批判が集まっていますが
それに関しては菅さんが「圧倒的に正しい」です。
インド種にしろ、オリンピックにしろ防疫上の
恐怖をあおる要因ですが
ワクチンがあると言う事は相殺しうる重要なツールで
その成否はワクチンの「接種率」にかかっています。
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さて、そのように考えると
防疫の在り方と係数は違うのですが
とりあえずのベクトルとしては、
「ザル検疫は放っておくと」
「現在の」日本と「現在の」中国は
同じ路線に立っていることが分かります、
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さて、締めとしては
某元内閣参与が
「ロックダウンと比べると屁のようなもの」
と言いましたが
うん、
本質を分かっていませんよね。
欧州型ロックダウンは最も害の大きいものです
あんなゴミかす辻褄あわせと
一緒にするなと言いたいです。
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最も大事なのは
国民の防疫意識ですが
それを左右する患者数=重症者数は
流入者数に比例する。
これが防疫の基本ルールです、
流入者の制御に失敗や大失敗した場合
国民の防疫意識だけでは足りない部分を
経済活動の制限によって接触機会を減らし
再生産数を制御する(ごまかす)
のが
「ロックダウン」や「緊急事態宣言」です。
経済抑制や外出制限の強さは
「失政」の証拠であり
ほめられたものではない、と言う事です。
ヨーロッパについては
防疫の観点からは
国境管理の在り方として
経済共同体は最低である
ということを証明したにすぎません。
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つまり、
結局はマスク文化は
コロナの抑制に非常に効果的であった
と言えるでしょうね。
しばしば
みんからでもワクチンは陰謀なの
マスクは意味が無い等
頭に虫か陰毛が湧いた人もいますが
かつての放射脳の人たちと同じく
(放射能で住めないんなら
早く日本を出ていけばいいのに)
いずれ時間がたてば彼らはだんまりになると言う事です。
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ですが中国と日本の一番の違いは
隔離とか拉致とか埋めるとか収容とか
そういう強制措置断絶措置絶滅収容が
必要とあればとれるかどうかと言えます。
あ、言っちゃいましたけど。
巷では
アメリカがぁぁぁと言っていますが
渡航制限自体はむしろ遅いというかずれているというか
2週間くらい前はそうだったと言わざるを得ません。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/25/news063.html
積極的な非常事態宣言が
功を奏しだしたように
感染対策は果断で分かりやすく
メッセージ性が強い方が
拘束力や強制力よりも
遥かに有効に働きます。
批判や不満が出ても
果断を振るえるか、
それとも一過性に終わるかで、
菅政権や日本のコロナの動向は
変わってくると思われます。
とはいえ、やっと見えた光明です。
ワクチン接種を進めて、
一気に制圧を目指すべきですが
最近、安全とされた子供の重症化が
進む傾向にあるんですよね。
でも、まぁ学校は大事なんでしょう?
聖域なんですから
これからもガンガン開けてガンガン
後遺症を出すのも教育の一貫になるでしょう、
何せ義務教育ですから?ね。
Posted at 2021/05/25 20:22:17 | |
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