1月10日に結局は溶接技術の低下なんだよね。(爆発事故)
というエントリーをあげてます。
スマホだとなかなかリンクとかやりづらくってね。
例の四日市の爆発の件、

置換自体に問題はない、問題は溶接不良、というよりは、溶け込み不良がどこかにあってピンホールが空いていたんだと思う。
そうすると水素は軽く小さいから、水素はピンホールから漏れてどうもケースの蓋に溜まったんだ。
そして濃度は爆発限界を超えていたけど、窒素置換だから、濃くなっても爆発しない。
ところが蓋を開けた瞬間酸素が流れ込んだ、静電気でも或いは金属同士の火花でも、いいけど、とにかく爆発限界を超えていた、もしくはそれに近い水素は爆発を起こした、
運が悪かったのはボルトを抜いて、パッキンは張り付いていたとしてユニックかチェーンブロックか、ホイストかで、お客さん立ち会いで業者さんもカバー回りで、引き剥がした瞬間に爆発したから蓋が大砲のように飛んだんじゃないかって、思う。その条件なら蓋が上を向くから水素も貯まりやすい。
熱交換器のシェルは圧力容器でもあるから、それが直撃したらひととたまりもなかっただろうし、午後一番だからいい加減な会社じゃない分みんな立ち会ってしまった、と推測される。
■ピンホールとは限らないけど(工程が悪いとかね)
現段階ではそう、想像することしか出来ないんです。
■さて、当然原因推測も錯綜してます。
配管の中だ、という意見もあれば、
シェルの内側だという意見もあります、
司法解剖の結果、蓋が当たらなかった2名は爆風(多分業者さん)で吹き飛ばされた=蓋が開いて一気にフランジ廻りに爆風が吹いた、
ということです
■気になるのは、鞘菅の中の窒素パージは水分を入れないためのものでは有りますが、普通反応容器の中では密閉のはず、なので自分は、ピンホール説を押してます
■で振動による発熱、これが気になるんです。水素は確かに爆発力が強いですが、あんまし膨張力は狂暴なイメージがありません。
爆発限界の問題で狂暴な爆発が起きる前に小爆発を起こしやすいんですよね。
でも、もっと狂暴な爆発があって、水蒸気爆発です。高温の水があれば、一気の加熱でドカンといきます。
■原因ではなく事象ですが、水素爆発が更にポップコーン爆発を起こした可能性があります。
■何が言いたいかっていうと、福一の3号機、一号機、4号機の爆発の件です。同じ爆発とは思えない差を示しましたが、水蒸気及び水の量にポイントがあったと思うと、謎が溶けてきます。
画像の違いで、水蒸気爆発と決めつけてしまった3号機爆発は燃料プールからの湯気の結露等によって、後は、原子炉からの蒸気によって、水分量が違ったとすれば、水素誘爆の水蒸気爆発で辻褄が合います。
■エラー系の爆発は、オープン環境なので100%の化学は通用しません(もちろん説明もしません、それらは起因者と基準局に任されるべきものです)実際、水素爆発誘爆の水蒸気爆発を見聞したことは無かったものですから、予測が甘かったなの、社名がどうのと騒がれがちですが、一つの失敗事例の貴重なケースとして今後検討と原因究明が進むでしょう。
事故は偶然に偶然が重なって初めて発生します。
そうすると、許せないニダ禁止すべきだニダ、チンチンドンドンとうるさいのですが、飲酒運転でもしていなければ、一概に過失とは責められません。事前に100%の化学者が予見も予言も当てたことはないのです。
■時と場合、条件によって水はかくも恐ろしい変化を示します。水とは恐ろしいものだ、と書いたら、デマばかりとか個人攻撃を頂いたような記憶も有りますが、化学変化ではなく、状態変化が恐ろしい、と言うのは、設備においても、気象においても、化学変化よりも余程大事な場合があります。まあ、中学生の化学では(理科なら学んだけど)状態変化は教えない国もあるのかもしれませんね。
■問題究明が、謝罪と賠償がーによって、疎かになるのは愚かで馬鹿で、アホなことです。個人ブログの戯れ言の何万倍も国益を損ないます。増してや宗教じみた好嫌によって、人の考えや人格を攻撃するのは、私はなるべく与したくありません…が、必要に応じてはしなければならないときがあります。(例、隣国絡みとかね)
日本でも左翼系新聞の一部に見られる傾向です。故に左翼だらけになると、粛清と謝罪と賠償がーだらけになって、国益が漸減してしまうのかもしれませんね。
とにもかくにも、原因究明と今後への改善策(大体の目処はつきますが…)そして亡くなられた方の御冥福を改めてお祈り申し上げます。
そんなこんなで、決めつけずに原因究明を見守りたいと思います。
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福島第一事故における検証 | 日記
Posted at
2014/01/13 23:27:47