この記事は、
【資本主義一考察】セルフ ブレーンストームについて書いています。
思わずトラックバックしてしまいました。
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■拡大資本主義とブロック資本主義と共産主義
これらは共存できると言えば怒られるだろうか?
拡大資本主義において資本家が得をするのは明らかである。
拡大市場におけるクレジット即ち信用は資本家が一番有利であり
一番有利にその資本を売る事が出来る。
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■拡大市場においては資本回収率はよく
すなわち取りっぱぐれはない。
その分の権力は労働者の抑え込みと
低コスト化につながるから、
(工場移転のリスクを抑え込める)
物作り4.0とやらもそれを狙ったものだ
確実に資本家がシステム的に儲かるのである。
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■しかし拡大資本主義は
一定の平和の元でしか成立しえず
地球が球体である以上、その拡大には限界がある。
人間の数のインフレーションは
物価特にエネルギー資源のインフレーションを招き
それは即ち、上下はある物の
貨幣価値の下落すなわち緩やかなインフレをきたす。
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■資本主義とは収奪である。
それは誰しも変えようがない。
一方で閉鎖社会における助け合い
即ち共産主義は一定の効果がある。
本当に物が限界に達した場合は共産主義
いわゆる譲り合いの精神が
生産性また居住人数を高める事は
姥捨てなどが流行した鎖国時代によって
大分明らかになった。
尚且つこの時代は藩というブロック経済
が成立した為その辺りの
経済実験はかなり進んだと言っていい
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共産主義の中で革新と進歩、そして食料増産を
続ける事が可能なら、緩やかな発展は可能である
実はそれは江戸時代辺りには
判明していたと言ってよい。
様々な干拓事業と新田、
一方で流通の確立による米価の下落は
その辺りの経済政策の難しさを如実に明らかとし
信用による紙幣の兌換を持って
成功した所もあれば信用が崩壊した所もあった。
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■さて、江戸は一つの教訓を与える。
経済ブロックが資本家としての側面を持ち
周辺経済ブロックから収奪をすれば
一定の競争原理の中
共産主義的に発展が可能である
ということである。
端的には、その理念的確立は明治政府
その実践的確立は戦後日本である。
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■明治政府はやや収奪型で、特に初期は
氏族からの収奪と資本家の形成に注力している。
中間層の消滅を持って、即ち士族という技能サラリーマンを
解雇して、政商による強力な払下げによって
資本家を形成したのは三菱の形成などで
よく語られている。
■しかし五綱領でも明らかなように
そこに共同幻想を埋め込んでいる。
即ち自立型共産社会を、
会社の中に組み込むとともに
一定の競争と会社価値の上昇(収奪)を
集団に明記したのは一つの特徴である。
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■一方戦後社会はアメリカ従属の中で
システム的に、生産設備が回ると言う奇蹟を生んだ。
朝鮮戦争、ベトナム戦争等は特需を生み出した。
幸いにも生産工場としての日本な重視された為に
計画的な発展が多く見られた。
(一方で途中で繊維業界などは、見捨てられ
その中で炭素繊維等の先進技術が発展する。)
それゆえに共産主義の成功例とまで言われるようになる。
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■一方で車産業は、欧州からの地理的隔絶
道路事情、そして燃料輸送コスト等による
高燃料費等々が相まって
外国資本の侵略を比較的受けずに発展する。
また、そこには農地改革と、米価買い上げという
極めて共産主義的な要素が相まって
地方におけるインフレ経済と
工業立地における労働資本の流入も
重なって「クルマ社会」を形成するに至る。
その流れは道具としての軽自動車の確立に
貢献している。
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■結局の所…ニーズとお金は
社会情勢によって変わって来る、って思っている。
言えるのは国としての「ブロックの形成」と
その「ブロックにおける外部資本収奪」とが相まって
高めの「分配意識」があってこそ
割と平準的な
所得の分配が行われる。
■だから。国としての意識づけと、貪欲な経済拡大
あとそれがあってこその分配の平準化があって
これを逆にすると国は破綻する。
あ、民主党の政策だわ。
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■もう一つ、車の最低レベルが上がっているよね。
一昔前のバンは、ビニールシートの板ばねで
30分で気持ち悪く慣れる、鬼の騒音仕様だった。
でも今はウイングロードの座席がついていて、
フロント部分は殆ど共用で
後部のみ強化されていると言う何か不思議な物体だ。
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■つまりは…性能や快適を求めなくても
高速を走り買い物に行き
家族で旅行に行くくらいは、
どんな車だってできるし峠道で
エンコしているボロ車を見なくなった。
もちろん限界スピードはスポーツカーに数段劣るけど
気にしなくても軽自動車や軽トラのじいちゃん
がそこら中にいるから、
ほんのちょっと飛ばせば
すぐに追いついて数珠つなぎになる^^;
事故やネズミ捕り覚悟で爆走する意味が無い。
そんな中で高級車はファッション化し
(一定層はそれだけで落ちる異性もいるしね)
国産メーカーは値段を上げれば
高級感がつくと勘違いしているけど
それよりなら、南アフリカ製のドイツ社の方が
騙しやすい^^;
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そんな訳で日本は底上げされているけど
上の方には追い付かないから
見た目上下差は物凄く拡大している
後は企業の人件費抑制に円高を絡めたせいで
非正規だらけになっているよね?
それプラス、ロジスティックの低価格化も相まって
車市場も中高級車中心で浸食されて
その中で維持費の高騰があって
ユーザーが減少するのは、
意外と当たり前なんだと思う。
■変な話、国の仕組みと言うのは長い目では
社会構造に変化をもたらす訳で
失われた20年を指導した層のレベルの低さは
特徴的で、国としての資本放出と
国内上下差の拡大、そして底上げに伴う生活保護の
支給額向上でやる気をそいだ。
■その人数とのし上がり方が他の世代を圧したのが
いわゆる団塊の世代であり
それに加え過度の円高を強いた政権によって失われた国富は
何気にありえない様な額になっていると言う事
だけは確かなんじゃないかな
乱雑に書きすぎたら、やっぱり収まりがつかなくなった(汗)
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Posted at
2015/03/25 17:17:55