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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2012年08月25日 イイね!

【ジリ貧】スターホースの血が残らない【海外の血も大事だけど】

■ゴルトブリッツ死んじゃいました。
たかが馬なんですけど、競馬界にとってもちょっと痛い事件でした。

競馬には回顧厨というのがいます。
多分自分もその一員です。
性質が悪くなると、今の馬は駄目だとか始まりますけど
昔の馬の事が忘れられない世代を指します。

シンザン、テンポイント、トウショウボーイ、シンボリルドルフ等等
自分たちだと、タマモクロス、オグリ、マックイーン、テイオー、ブルボン、ビワ、ナリブ
エルグラスペ+スズグル、(98前後)
オペドトウ(99)、タキオンジャンポケカフェフネ(01)、
ディープ、ハーツ、ウオダス

絶対帝王(国内限定)オペで、一気に人気は落ちますが
確かこんな流れです。

盛り上がるのはライバルがいて、タラレバのある世代。
エル>グラ≧スペ、+セイウンスカイ、キングヘイロー、エアジハードの98世代
エアグルーブ、ビワハイジ、サイレンススズカ、ステイゴールドの97世代
はそれこそ盛り上がったものです。

■醜い争いは見てられませんが、とにかくも、オグリ以降のブームのファン
というのは一つの競馬を支える層ではあるわけです。

■そんな自分は血統派ですので、
血のロマンが大好きです。昔から、日本馬産は牝系に
優れた種牡馬を足すという、スープをうまくするような
そんな馬産形態があり、おのずと父系は耐えがちなのですが

日本がお金持ちになって、徐々に牝系も輸入優勢が続いています、

■スペシャルは明治以来の小岩井牝系に、当代最高の輸入種牡馬
そしてサンデーサイレンスを足したものです。

■ゴルトブリッツは、父スペシャルウィーク
母レディブロンド(ディープインパクトの姉にして、人気馬、
ディープはレディブロンドの弟として当初マークされた)


という血統厨垂涎の馬(父ファン、母ファン)
そしてクラブ馬(共有クラブで所有する馬)
で、未勝利を勝てず、地方送りにされて、ダート適正を見出されて快進撃
しかも心房細動で死にかけたこともある(ドラマ派にも人気)

こういう、色んな競馬ファンが期待していた馬で
前走帝王賞で勝利して、今年来年のダート戦線の主役の一頭
と思われていたわけです。

******
■ダートの世界は厳しくて、ボロボロになるまで使われて
種牡馬になれないことがほとんどです。
(世界的にはそんな事はないです)

但し例外があって、血統がずば抜けてよく
後継が不足している場合は、種牡馬になれます。

スペシャルウィークは、オスの後継者がいませんので
それ以上に、ディープのおいなので
(ディープの父もサンデーなので75%同血)
血統的にゴルトブリッツは大丈夫だろうといわれてました。
**********
■残念ながら、牝馬を除くと、後継をしっかりと残せているのは
下の内、タキオンと、あと書き漏れているステイゴールド、ネオユニバースくらいなもので
(ディープはまだ若い+勢いがあるので大丈夫)
ルドルフーテイオーみたいな親子もいますが、血が続きません。

>シンザン、テンポイント、トウショウボーイ、シンボリルドルフ等等
自分たちだと、オグリ、マックイーン、テイオー、ブルボン、ナリブ
エルグラスペ+スズグル、(98前後)
オペドトウ(99)、タキオンジャンポケカフェフネ(01)、
ディープ、ハーツ、シーザリオ、ウオダス

2代せめて残って欲しいなあというのがファンの心理ではあると思います。
3代以上は牝系を除いてほとんど続かないんですよね・・・
ライアンもテイオーももう無理だし・・・

**************
■ちなみに腸ねん転は、あのナリタブライアンの命を奪った病気でもあります。
突然死ぬので凄い堪える死に方でもあるんですよね

競馬ファンは、競馬なんてこんなものと思いつつも、競馬が好きな層です。
ゴルトブリッツは、そういうめんどくさいファンを惹きつける色んな要素がありました。
もちろん自分も面倒くさい層

ディープみたいに、社台フルバックアップ+世界のサンデー+女王様の娘なんていう
「光しかない」馬ではなく


どことなく、75%ディープ同血なのに、苦労あり
体質弱い、父後継者なし、母既に死亡
勝てずに規定により藤沢厩舎放逐、
地方でダート適正見出されて復帰
クラブ馬として運営、(一口馬主)
地方転厩時一度解散、
キャリア積み重賞制覇、が心房細動で死に掛ける
5歳になって、ようやく帝王賞勝利、(賞金的には滑り込み出場)
この秋ダート戦線の主役と目される。
(これで父母の血がつながった?!!)

トレセン放牧中、腸ねん転起こして安楽死。

なので、あんまりだ(泣)になっている訳です。
いや、あんまりです(泣)

********
■これでオルフェが足折って死んだりしたら
もうディープ競馬なんてどうだっていい。
というのが偽らざる気持ち。

JRAは、利益度外視して、血を繋ぐ努力をした方がいいと思う。
誘導馬でも、愛玩馬でも何でもいいから、
今までのパターンだとディープの子孫もいずれは絶えます

ファン層の新陳代謝は当然あってもいいと思うんですけど
経済動物なのは当たり前ですが
血を絶やしすぎです。
(スペシャルウィークは牝系があるし、
後継が現れただけ幸せともいえる)

ギャンブルだけじゃないのが競馬の魅力の一つで、
なぜかギャンブル狂じゃないのに、
騒ぐ馬鹿がいるのが競馬のバブルが花開いた原因です。

とは言え、もう数十年言われ続けてきた話。
歴史は繰り返すだけなんですが、ディープ系が絶える時は
結構救いようがない状況になっていく予感がします。

もちろん全体のパイがなくなれば、
馬の老後に影響します。

意外とどこかの国に似た問題だったりしますよ^^;
Posted at 2012/08/25 10:27:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬 | 日記
2012年08月24日 イイね!

スペ終了… ゴルトブリッツ腸捻転死(泣)

■スペシャルウィーク最強なんて言う気もないですが
(別に最強だから好きな訳ではないんで)
スペシャル好きの競馬好きな私…

ディープインパクトの姉、レディブロンドとの子に
ゴルトブリッツと言うのがいてですね…
帝王賞を勝利し、この秋はさらなる飛躍が期待されてました。

ディープの甥っ子でもあるので
種牡馬入り(つまり血を伝える)も期待されていた訳です…・。
もう、強いとか弱いとかはどうでもよくて、
適当な成績で種牡馬入りして欲しかったんですよね。


■でも…死んだ…
ガセネタじゃなさそうです。


ゴルトブリッツを偲ぶ

馬は腸ねん転を起こすと、死に易い生き物ではあるのですが…
何それ(泣)

いや結構立ち直れない(汗)
競馬を見る気が失せてしまいました。
ローマンレジェンドじゃ種牡馬はちょっと怪しい…
(ディープのおいという所がカギだった訳で)
血をつなぐ夢は断たれた気がする……。

感情移入しようが馬は経済動物に過ぎません。
でも、たかが馬なのに、結構本気で悲しいです。

■ダメージでかいなあ…
ネタ馬と化したリーチでも、
怪我ばっかりとトライアンフでもいいから
種牡馬になって欲しいです。

それでもブエナビスタの御蔭で大分助かってるんですけどね。
Posted at 2012/08/24 12:44:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬 | 日記
2012年06月28日 イイね!

ゴルドブリッツのGⅠ帝王賞勝利と、血統のお話

■女王陛下の馬、ハイクレアの孫ウインドインハーヘア
その子にディープインパクトがいる事は有名です。

そのディープインパクトの姉レディブロンド
もう既に亡くなっているのですが、後継がなく、このまま血が絶えるかと思われました。
娘はいますので牝系はまあ続きますが
多分滅びるでしょう。

*************************************
■で、息子のゴルドブリッツ
父はスペシャルウィーク

一言で言えば自分はスペシャルウィークが好きですが
別に最強を叫ぶ気はありません、その血が余りに
日本競馬の結晶の様で大好きなんです。

**************************************
■小岩井のフローリスカップ系に属し、コダマの母シラオキの血をひき
ピンドスタン、マルゼンスキー、サンデーサイレンス、さらにシラオキの上に行くと
ダイオライト、シアンモア、プリメロと日本の馬産を支えた種牡馬の血が
息づいています。

シラオキ系はウォッカも出したように、未だに化け物を出す能力が残っていますが
円高を背景に、日本の牝系は買い足されてきました、
その事はいいのですが、日高の馬産の低迷とともに
残念ながら古くからの日本の馬産の血統は減りつつあるのが現実です。

**************************************
■スペシャルウィークの種牡馬としての特徴は、中途半端^^;
ですが、まれに化け物を出す事が出来ます。
特徴は欧州の一流の血を持つ馬と掛け合わせて、
かつ他の馬が成功しきれない時に、化け物を出すケースがある。

シーザリオ(オークス、アメリカンオークス)


ブエナビスタ(GⅠ6勝)

ところが…牝なんですよね…
オスは、中途半端で、ダービー2着はいますが1着などはいない…
その理由と推測される一つに
伴性遺伝を生かした、X-ファクターという物があり
心臓の大きさはX遺伝子に付随するという説があります。

ただ、心臓がでかいから走る訳でなく、
もちろん一つの要素として、血統の固定要素として生かされてきた物です。
ドイツでは未だにこの要素を仮定して馬産をしていて
AラインとかSラインとかあるのですが

ブエナビスタの母、ビワハイジは、そのSラインに属します。

***********************************
そしてその中にゴルドブリッツが加わったと言う訳です。
帝王賞は交流G1なので格は落ちますが、それでもやっと待った1等です
で、ゴルドブリッツの母、レディブロンドは、

Xファクター(5) 4大ハートライン
の2大ライン、を父祖に持つアルザオとバックパサー両方を持っています。


レディブロンドの父はアメリカの有力種牡馬シーキングザゴールド


ゴルドブリッツは、多分バックパサー由来のXファクターを持つのでしょうが
それ以外の遺伝子の組み合わせなんざは分かる訳がありません。

ただ、もしヨーロッパに血が渡る事があれば、
日本の馬産の血を受け継ぐそんな馬が、血を残すきっかけになればと夢想します。

(ディープはサンデーサイレンス(アメリカ)と、ウインドインハーヘア(イギリス)の子なので
単にバブル後に金で買い足した結果という血なんですよ。
世界的名血ですけど、金があれば、歴史が無くてもだれでもできる話)

*********************************************
■これだけの血統があるので、もう一つ二つ大きい所が勝てれば
確実に種牡馬になれると思います。

父系をもう一代続けるには重たすぎますが、
ぜひ血を残すチャンスがあればと思います。

■ちなみに血統の良さで藤沢厩舎に入厩したものの
勝てなかったので一度地方競馬に行って、出戻りした馬です。

藤沢きゅう舎はすぐに去勢する癖があるので
そのままいたら確実に玉無しにされていたはずです。
そう言う意味では非常に幸運も持った馬だったのかもしれません。

■トウカイテイオー(貴重なバーソロン系)も
トウカイポイント(去勢済み)等の活躍はあった物の
後継に欠ける為滅びようとしています。

八百長をしたら元も子もないですが、せめて残すべき血を残さないと
日本はずっと「種牡馬の墓場」といわれることになります。

ちょっと成功すると親兄弟買いあさって、系統消滅とか
種牡馬失敗でお肉にしたりした過去がありますので
フジキセキ、ディープ、ハットトリック、はかろうじて出来ていますが
海外に血を広めるようにしていかないと
日本の血統の評価がされず、結果的に種牡馬の墓場になるのは
あまりいい話ではありません。

日本の馬の血のレベルは相当上がっている訳で
血を残す事も十分考えて欲しい物です。

■馬の世界もガラパゴスになっている?という話ですが
もちろん身びいきもありますが、
そう言った血をつなぐと言う事も大事じゃないのかなという話でした。

Posted at 2012/06/28 20:08:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬 | 日記
2012年06月24日 イイね!

オルフェーブル宝塚記念制覇^^/

■いやいや競馬好き以外は何の興味もないでしょうけど
三冠馬にして阪神大賞典で迷走、天皇賞で沈んだオルフェーブルが復活

これで、ドリームジャーニーと合わせて兄弟制覇しましたね。
ドリジャはブエナをよく沈めたので、まあ…チッっと思ってましたが
でもよく考えると

有馬…兄弟制覇
宝塚…兄弟制覇
天皇賞春…兄弟沈没

…血は水より濃いだけなのかもしれません。
こういうコース特性とかは何気に遺伝します。
次は…何処かで飛んで、有馬でしょうかね^^;

**********************************
■自分は馬券ギャンブラーじゃないので、
このまま沈んで駄馬だとか終わったとか言うのは悲しいので、
とりあえず復活を喜びたいと思います^^

そして、母父マックイーンという唯一無二のニックス配合で
後継を残しているステイゴールドがちょっとうらやましいです。
(最強説云々はともかくとして、ちょっとついていないスペシャル派ですので…)

最強とか勝負けとかはどうでも良くて、優勝劣敗旬の短い競馬人生、
実際はその余生が大事な訳で、血の頑張りに任せるしかないんですけど
好きな馬の子孫たちが、よりマシな馬生が送れればいいかなとは思います。

と言いつつ、馬刺しや食用馬の煮つけとかを食べてしまうので
わがままな事は理解してます。故に感謝しながら食べることと
過度にエゴやこだわりを押し付けない事は
何事にも大事なのかもしれませんね。

残酷ですがお肉になった馬を食べると言うのも馬達の生産
(命の誕生)には欠かせないと言う事です。
既存の命だけを重視すれば、新しい命が規制される、
こういう矛盾を命は常に内包している言う事でも
あるのですからね。

ベジタリアンだから、エコ電力だから私たちはクリーンなんざ
真っ赤な嘘の始まりです。

牛革のバッグも、お肉になった後の牛の皮の有効利用です。
大事に愛情を持って使う事が本当の供養だと思います。
食えばいいと言う物じゃないでしょうけど。
**************************************
■とにかく…オルフェの勝利が嬉しかったという個人的感想でした。
Posted at 2012/06/24 16:14:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬 | 日記
2012年03月19日 イイね!

【門別の記憶】賭けもしないのにやめられない?競馬の話【血とロマン】

■子供の頃から競馬に夢中になった自分(笑)
もちろん賭け事としてではなく、馬が好きになった訳なのだが・・・
その頃は地方競馬の厳しい世界を知る由もない。

ともかくも、マックイーン、オグリ、イナリワン、スーパークリーク、
そしてヤエノムテキが大好きでした。
毎週競馬中継を見せてくれた親には感謝です(笑)

■もちろん北海道、馬めぐりも致しました。
門別には川を夜明けに渡って放牧地に行く、
そんな牧場もあって、朝もやの中の渡河は今も覚えていますが
写真は実家なのでないのです・・・

■ちなみにオグリ奇跡の復活の立役者はヤエノムテキである。
名手岡部を振り落として、レースを遅らせたのが原因の一つとか?
競馬ブームにガキんちょがのったともいえるでしょうね。

■と、言うわけでオルフェーブルの無茶振りレースで
魅入られてしまったわけですが^^;

2012年03月18日
【馬は賢い】阪神大賞典と馬のお話【感情もある】

の続きです。


右で「あ!!!」とか言ってそうなのがオルフェです。

■とあるコラムで、柏木氏のコメント
阪神大賞典
2012年03月19日(月)18時00分


>オルフェーヴルは「逸走」したのだろうか? VTRをみて、パトロール映像をみて気がついた。オルフェーヴルは逸走などしていない。鞍上の指示に従い、走りたくて、走りたくてどうしようもなかったが、鞍上の指示を受け入れ、レースをやめようとしたのである。
 休み明け。明らかにテンションは上がっていた。スタート直後から首を振り、前に行こうとムキになっていた。折り合いを欠きはじめた。それから「逸走」とされる2周目の3コーナーまで2000m以上、鞍上から伝わってくる指示は「行くな、我慢してくれ」「我慢するんだ。スピードを落とせ」「行くな、我慢するんだ」「頼む、我慢してくれ…」の2000mだった。
 2周目の向う正面に入ったオルフェーヴルには、先頭のナムラクレセントから離れ、もっと外に回るように指示が出た。ナムラクレセントから離れて大きく外に回ったオルフェーヴルは先頭に立っていた。それでもまだ、「止めろ、我慢するんだ」「頼む、やめてくれ。我慢するんだ」の指示が、ただただ必死の手綱から連続していた。
 ようやく、やめるんだ、レースを止めるんだ、の指示を受け入れ、とても理解などできなかったが、ずっとコンビの池添謙一の指示にこれ以上逆らうわけにはいかない。納得したオルフェーヴルは馬群から離れ、ブレーキを踏んで速度を落とし、レースをやめようとしたのである。オルフェーヴルは少しも逸走などしていない。
 レース後、陣営(調教師、騎手)から、「馬がレースを止めようとした」「改めて力があることがわかったので、調教とレースで教え込んでいきたい」というトーンのコメントが出たという。悲しいほどの慢心である。教えを請うべきは、三冠を制し、有馬記念まで楽勝したオルフェーヴルから、まだ若い調教師と、あまりにも稚拙だった騎手と、わたしたち人間の方である。オルフェーヴルは再審査になったというが、いったいなにを再審査されるというのだろう。
 見方を変えて、制御不能になったオルフェーヴルが、生来の難しい気質や、とてもひと筋縄ではいかない荒い一面を露呈して、ああいうレースになってしまったとしよう。でも、そのくらいだから三冠馬になれたのである。有馬記念も勝って四冠馬になり、凱旋門賞さえ勝算ありと展望できる馬になったのである。伝え聞くシンザンは、なんと言われようが調教などハナから走る気がなかったという。近年では、池添謙一騎手のよく知っているスイープトウショウが、ひとたび自分の世界に入ってしまうと、決して動こうとしなかった。ベイヤード(ハイぺリオンの祖父)など、立ち止まったら決して人間の思うままには動かない馬や、そういう血を引く一族はいくらでもいる。シンボリルドルフは日本ダービーで、3コーナーの鞍上であせった岡部幸雄をさとした。なにをうろたえているんだ、落ち着け。

再びレースに参加したオルフェーヴルは、信じがたいことに直線に向いてたちまち先頭に躍り出た。ゴール前100mくらい。さすがに苦しくなったか、オルフェーヴルは内側に斜行し、ヒルノダムールの前に入ってしまった。ヒルノダムール(藤田伸二騎手)は、急に前にオルフェーヴルが切れ込んできたから、立ち上がりかけて少し引いた。決定的な場面で、明らかに不利を受けている。しかし、もうあまり余力はなかったからなのだろう、ヒルノダムール陣営はそれを敗因にあげなかった。

 でも、わたしたちは、こういうゴール寸前の進路妨害をつい最近も、見たことがある。ブエナビスタがローズキングダムの前に入った2010年のジャパンCとほとんど同一に近い斜行である。ブエナビスタはローズキンダムを抜いて交わしたから、前に入った。

 なぜこんなことを持ち出すのかというと、この日、中山5レースでM.デムーロ騎手が降着になり騎乗停止の処分を受けた。4日間の騎乗停止という重い処分である。M.デムーロの4コーナーで外への斜行はたしかにペナルティーに相当する。ただ、たまたまオルフェーヴルと同じ日なのでJRAのパトロールフィルムは比較しやすい。デムーロ騎手の斜行によって、その後方にいたバロール(柴田善臣騎手)は大きく外に振られることになった。でも、あれはキャリアの浅い3歳未勝利馬のバロールだから過剰に反応しすぎたところがあり、振られたのが半分、自身で手前も変えられなかったのが半分である。進路妨害そのものの程度としては、オルフェーヴルのヒルノダムールに与えた妨害と実際には同程度のインターフェアと思える。相手への妨害の程度ではなく、ただ、相手のそのことによる反応(動きの大きさ)がちがっていたのである。


■つくづく馬好きはやめれません。
でも好きなので賭けれません(苦笑)、JRA,すまない^^;

■で、オルフェーブルは何であんなにブレーキをかけられたのか?
多分とある馬の凱旋紋賞を意識したのだと思います。
ディープなんかよりはるかに世界の頂点に近づいたあの馬の伝説のレースです。

エルコンドルパサー、凱旋門賞
ちなみにモンジューも、タイガーヒルも欧州を背負ってたつ種牡馬になりました。
またモンジューは1個下の世代で4Kも斤量(おもり)が違います。
だから、いまだに語り継がれるレースなんですよね。


ナカヤマフェスタは癖馬なので除外です(笑)
そういえばナカヤマフェスタもステイ産駒でしたっけ。

■年取ったなー^^;
Posted at 2012/03/19 20:46:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競馬 | 日記

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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