2016年03月26日
ISの狙いは大義名分を利用した、テロ共鳴者を生かした「世界の不安定化」
そろそろ
ISの目的が浮き彫りになってきましたね。
とは言っても、
裏が取れた程度の事なのですけど。
みんからでも
「テロに共鳴」する応援団もいましたし
理解を示す「開明的」な人もいました
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人間というのはサンプリングをすると
一定数「性格異常者」が紛れています。
面白い事に
「性格異常者」は正常を装います。
つまり(自称)正常者を、漁っていけば
異常者にたどり着ける確率が上がります。
自分を正常や高尚とアピールし
正常人格を、ブログで載せる人が
一番危かったりします。
そこに自意識のスパイスを加えると急速に
面白い性格になったりはします。
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何が言いたいかというと、
そういう性格異常者を集める事が
一つの目的でもあります。
破壊、テロ、殺人。
これらは、日頃の生活や
仕事での活動ではなかなか満たされません。
隣の犬に殺意を抱いたとしても
それを具現できる理由はなかなかない訳です。
その為に理由を探すのが彼らですね。
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但し、野放しにして彼らが出世すると面倒です。
という訳で彼らが自爆してくれれば
一石二鳥のシステムになります。
宣伝と、より多くの共鳴者を得る事が出来ます。
「頑張れ」「一理ある」
「送金するニカ」
このシステムがISの正体みたいなもので
「イスラム反米ユ偽フ」みたいなものです。
一つの緩い宗教かつ欲望を満たす手段です。
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国家間の戦争が望めない今
こういう組織を作ることで
仮想敵を作る事は容易です。
何よりも躊躇の必要が減ります。
逆を言えば、
共鳴する人が異常なほどいい訳です。
不思議な副次作用として
人権や平和を叫ぶはずの人々が
次々と本性を露わにして
踊り狂っている訳ですが^^;
とりあえず彼らは
ヨーロッパに還流しだしました。
パリやブリュッセルをおめでたく、
というのはやはり無理があります。
テロを起こして「現地の移民」の
立場を弱めている訳です。
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そこから推察するに
、移民を排斥したい勢力が
ISをもっとも応援していると思います。
巨大な赤軍みたいなものですが
ムスリムを使用しているのも特徴ですね。
移民が嫌いで、
ムスリムが嫌い(でもイランとは修好可能)
普通に考えると某大国になりますけど(苦笑)
またその国は
「移民」のコントロールには
比較的長けた国でもあります
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また、基本的には
オリエント文明を破壊していますので
どうもオリエント文明の否定主義者になります。
否定して心が痛まないのは
某大国と、イスラエル辺りでしょうかね^^;
ヨーロッパもさして心は痛まないでしょう。
という訳で、アルカイダは反米でしたが
ISは主に欧州や他のイスラム社会の
個別反乱を促している気配があります。
「移民社会」への警告を
促進させる働きがあります。
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という訳で
イスラムに寛容だった地域ほど
ISの場合は害が大きくなります。
同時にイスラムの社会的地位が低い
集団ほど、
内部の統制が効かなくなります。
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いい事もあります。
インフレして、既に上がり幅のない資産が
大量に破壊されたり毀損されたりします。
それは資産価値の向上を狙うには
結構いい話でもあります。
御金持が、人間の愚かさを利用して
もう少し儲ける為のカラクリ
でもある訳です。
(いわば一つのマネーゲームですね)
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アメリカの退潮に伴い
EUはやや独立反米傾向を
強めていましたから
そういう意味では状況証拠的には
アメリカによりメリットのある戦略
とも言えるでしょう。
事実アルカイダ系からIS系に
資金の流れは大分変りました。
アルカイダ系に大量の資金援助をした
サウジ系にも、
石油価格下落でダメージを与えています。
何よりISとアルカイダは教義の問題で
やや仲が悪いとされています。
(その一方で人材の奪い合いも起きています)。
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という訳で
ISとテロリストのロジックは
アメリカに都合がよく
同時によりヨーロッパの破壊を試みる傾向があります。
また反ムスリムは、
ヨーロッパのイスラム傾倒を止める効果もあります。
しかも反米的な思考を持つ人達を活性化させ
マーキングしやすくする働きもありますね。
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極めてそういった意味では
人間の特性を理解した作戦であり
かつ手を汚す必要のない合理的な作戦です。
多分に心理学的要素を使った
「愚かしい人間」を駒とする
処分しやすい方法です。
ですが…こういった方法には
処方箋がありません。
大抵の性格異常の具現は
戻す事が非常に難しいから、です。
しかもそれらは基本的には確率的な物になります。
特に
抑圧に慣れ、
その部分的開放やコントロールを
経ないで大人になる傾向の「現代人」は
一度異常を起こすと、
不可逆的に進むケースが多く
(異常に気づいて戻る場合もあります)。
また麻薬常習者と同じく、
繰り返し発作を起こすケースが散見されます。
(代表的な物に「火病」がある訳ですがw)
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とにもかくにも確率的な、計算が多く見られ
同時にかなり『シュミレート』された戦略に基づいて
ISというのは「種を埋め込まれた」実験である
と言えるでしょう。
(同時に主体は黒幕ではなく、
妄想を抱えた人間自身という事です。)
日本がするべき事はこれ幸いと
国力と国防を高め
治安を安定化して、テロリストの予備軍を
チェックし、同時に監視する、
という事になるかもしれません。
逆を言えば
国力を下げ、国防を弱め
治安を不安定化して、テロリストを応援する
こんなマスコミや、高尚な人がいれば
それらをチェックすればいい訳で
そういう社会がある程度来るだろうという
予測は立つのかもしれませんね。
(結果的には社会における
「人間の地位の低下」≒階層社会化が促進される
と思われます。)
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イスラム国騒動のからくり | 日記
Posted at
2016/03/26 21:20:24
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