新潟知事選は「反原発」の知事の勝利ですが
色々と裏があって面白いです。
「心理操作」のお手本のような選挙でした。
結果は不服も無いではないのですが、
「策謀家」としての血がちょっと騒ぎます。
(民主、民進党は、何でもありなので
今回は「策士」江田憲司の策謀が
ぴたりとはまりました。)
「官僚」を通じた、手段方法を問わない
魑魅魍魎の匂いもありますね。
彼らは出世競争に敗れ
地方に転出する中で権力の為に
売国だろうが何だろうが
手を組む傾向にあります。
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ですから、
新潟知事選の勝利は
東京都知事のポピュリズムの反動、
と言う一面もあります。
ちょっとおもしろかったですね。
インフラは動いていることによって
お金を生みますから、
動かさなければ
お金で潤っている人の懐を絞めます。
これこそが
原発停止によるメリットです。
ん?と思われるかもしれません。
要するに反原発の姿勢をとることによって
脅して、総取込みができるわけです。
ゴネ屋さんの常套戦術です。
(基地でも似た様な物がありますけど、
あちらは条約上停止できないわけです。)
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「族滅」とは調子に乗った、最強の族を
弱者連合が包囲して滅ぼしてしまう行為です。
古代中国ではよく行われました。
「宰相家」の時代での失脚が進み
やがて丸裸になった王国は滅亡します。
「ネットにおける炎上」みたいなものですね。
自分は「仕掛ける」のは嫌いではないですが…(おい)
その寄ってたかって潰す「快感」が判りません。
それにその結果を見ると「不快感」を
感じてしまいます。
「策謀家」と言われる人たちは
衆愚を操って寄ってたかって
「潰す」こと自体に「快感」を感じます。
結局自分は、
その辺りの「リミッター」が外せないので
「策謀家」としては三流なんですが
ネットは「匿名」故、色んな人達の
「快感」や「言葉の裏に隠れた性格」を読み取るのには
実は役にたったりします。
(そういう人達に特有の言い回しや
「安心のさせ方」がありますので。)
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新潟の場合、
田中角栄後、停滞があり
今や娘の凋落とともに、
新幹線のストロー現象もあって
空白地帯となりつつある地域です。
ですが、様々な金属産業があり
ロシアや北朝鮮の玄関港として
中国も大量の金をつぎ込む戦略用地です。
(沖縄に一部似たところがありますね)
ところが県内での地域対立を含め
成立の経緯もあってやや複雑な要素を持っています。
こういう、保守的である意味
「原初的」要素を持つ人々を動かすのは
「理念」ではなく、「ノリ」と「やりましょう」です。
かつての角栄や、あるいは柔らか銀行の
孫 とかが得意としている技です。
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そこで「理念や我慢」を説けば、敗北します。
勝ってから脅して締める方が
(残念ながら)たやすいのです。
そこにまた衆愚主義=ポピュリズムの台頭する
要素ができます。
取り急ぎ結論ではなく、
結果はともかく影響もともかく
事象としては面白い事になっているので
記載してみました。
Posted at 2016/10/17 12:26:41 | |
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