「黄色い幸せの風呂桶」 なんても言われている、黄色い風呂桶を皆さんも一度ならずとも見た事があるのではないだろうか。
銭湯や温泉場などで置かれている
ケロリン桶 がそうだ。
ケロリン桶のデヴューは古く、1963年に東京の銭湯で置かれたのが最初で、薬の販売と合わせて、日本各地の銭湯で売り込みがされ一気に広まった。
当初の「ケロリン桶」は、「白色」だったのだが、湯垢などが付いて、汚れが目立つので、すぐに「黄色」に変わったらしい。
この「白いケロリン桶」は一年しか作られていないので、超レアアイテムとなって、今では高額な金額で取引されているとか。
さてさて、我が家にやって来たのは、この「桶」だ。
俗に言う「関東型」、「A型」と言われるタイプがやって来た。
俗に言う
ケロリン桶A型(関東)重さ360g 直径225mm 高さ115mm だ。
意外に知られていないのだが、「ケロリン桶」は二種類存在するのだ。「関東型(A型)」と「関西型(B型)」で、簡単に言えば大きさが違っている。
深くて大きな「関東型」と、一回り小さな「関西型」の二種類が作られている。
このサイズの違いは、銭湯文化の違いからで、湯船からお湯を汲むことの多い関西は取り回しがイイ様に、一回り小さなサイズになっているとか。
A型(関東):重さ360g 直径225mm 高さ115mm
B型(関西):重さ260g 直径210mm 高さ100mm
たくさんお湯が使えるから、まぁ「大は小を兼ねる」で「関東型」を買ったのだが、これが 約400g もあって、お湯を入れるとかなり重い。
今となっては遅いのだが、使い勝手を考えると「関西型(B型)」が良かったのではとも思っているのだ。
さてさて、この「ケロリン桶」なんだが、その驚異的な耐久性から、「一生モノ」とか「永久桶」なんて言われているらしい。
あれだけ、銭湯などで見ているのだが、改めて買った「関東型」を眺めてみると、とにかく肉厚が分厚く、裏面を見ると、
桶そのものの、厚みもスゴイが、裏側の補強リブのゴツさも半端ない!!
補強のリブが、円周上だけではなく、中心から放射状にも伸びている。
リブの厚みも半端ないモノだ。
これは、銭湯の洗い場で、子供が蹴とばしても、座ったり、落としたりしても壊れないというコンセプトで出来ているからなのだ。
その健気な姿は、僕の世代で言うと、まるで「象が踏んでも壊れない」で有名になった、
「象が踏んでも壊れない」で有名になった、サンスター「アーム筆入れ」を思い出したのは僕だけ(笑い)
「象が踏んでも壊れないが」、姉貴が踏んだら壊れた・・なんて話が多数ある。
サンスター文具 アーム筆入れ を思い出したモノだ。
さらに驚いたのは、桶内側に印刷された「ケロリン」の文字は、表面では無く、断面の中に印字されているので、擦っても消えない!!
まぁ、何は何でも壊れないゾ!という強い意志が感じられるスゴイ一品だった。
関西や関東のライフスタイルに合わせて大きさが変えれれていたり、とにかく壊れないように優れた設計がなされて居たり、印刷も絶対に消えない様に工夫されて居たり、まったく工学系の人間としては、実に勉強にもなる買い物であった。
100g の違いなんだが、皆さんも興味を持って「ケロリン桶」を買われる際には、自分や家族の使い勝手を考えて、買い分けたら、さらに愛着がわく買い物になると思った次第なのだ。
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Posted at
2021/09/14 00:01:36