毎度毎度のフレーズで恐縮なんだが、
「貯まりに溜まったポイントを消化し、クルマ椅子の子供にも楽しめるイヴェント」
はという事で、先々週から頭を悩ませていたんだが、果物狩りをやろうと!とは思っていたのだが、意外にクルマ椅子のまま楽しめるところは少なく、さてさてとネットを彷徨って、色々な「果物狩り」や「野菜狩り」を見つけたハナシは前回 UP したのだが。
収穫 こんな果物、野菜狩りがあったんだ。
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/45192823/
今回ヨシ!と決断したのが
ブルーベリー狩り だ。
意外と知られていないが、相模原は果物の農園が多く、ブドウ、ナシ、カキ、イチゴなどなどの農園が、市内各所に散らばっている。その中でもブルーベリーの農園も多くみられるのだが、クルマ椅子での移動を考えると、なかなか行ってみようかと思えるところが少なかった。
相模原市果実組合HPより。相模原はフルーツいっぱいの政令指定都市なのだ。(画像クリックで拡大)
実は以前から、ある ブルーベリー農園 の存在が気になっていたのだが、そこが今年リニューアルしたというハナシを聞き、是非とも行ってみたいと思い予約を入れた次第なのだ。
その農園の名前は
ミヤコブルーベリー狩り園 だ。
バリアフリーでクルマ椅子でもという触れ込みなんだが、そう言っておきながら、実は福祉車両の特性や、クルマ椅子での移動に我慢を強いられる所を何カ所も経験しているので、その実態はという事もあり当日を迎える事となった。
市街地を走り、住宅地を抜けると、パッと視界が開け耕作地が広がる。その中にブルーのネットに囲まれた
ミヤコブルーベリー狩り園 が目に飛び込んで来た。
園の周りは畑がいっぱい。実にのどかな風景が広がる。(画像クリックで拡大)
ブルーベリー園にそって駐車場が確保され、福祉車両用のスペースもあったが、路盤は砂利圧路で、しっかりとしているのだが、完全に凹凸がない訳では無いので、クルマ椅子にはちょっと厳しいかなと思っていたら、隣の表面にビニールが敷かれた平らな場所に案内してくれた。
本来は駐車スペースではないのだろうが、路盤が平らでビニールシートが敷かれてクルマ椅子でもスムーズに載せ降ろし、移動が出来た。
リヤリフトからクルマ椅子を降ろし、助手席のシートリフトから子供を降ろしてクルマ椅子に載せて、イザッ!園内に入ってみると、
通路はシッカリ踏み固められ完全にフラット、さらに広々している。
通路は広々としており、表面は十二分に固められ、ビニールも敷かれているのでクルマ椅子だろうがベビーカーだろうが、これなら移動はラクだ。
これだけ広さと、移動しやすさを兼ね備えた農園は、そうは無いモンだ。
ブルーベリーが植えられたポットに実る実の高さは、クルマ椅子に乗ったままでもラクに採れる高さで、
ブルーベリーの実の高さは低く、クルマ椅子での楽勝で実を取れる。これなら小さな子供でも十分に楽しめるだろう。
実の数も多いので、クルマ椅子単独でも楽しめる。
この農園では約60種類のブルーベリーがあるというが、まず、ブルーベリーがそんなに種類が多い事も驚きだったが、実の大きさもイメージよりずいぶんと大きい事にも驚いた。
種類にもよるが、ブルーベリーって意外に大粒な品種が多いのね。
そして品種によって味が全然違うのは、当たり前と言えば当たり前なんだが、実際に目にして、食べてみると実に新鮮だった。
たわわに実るブルーベリー。色が濃いのが基本的に「美味い」。
そうした種類の多さも分かるように、品種ごとにタグが用意されていたりして、まずは食べて品種を確認して、さらに気に入った品種をどんどん食べるといった具合に大いに楽しめる。
そんな時に嬉しいのが
「時間制限がない」 だ。
とにかく最初は、園内をくまなく回って、色々なブルーベリーを食べて、一旦、広い通路に置かれた椅子に座って家族で作戦会議を開き、家族お気に入りの種類のブルーベリーをさらに食べて、また休んでと時間に縛られる事なく、実にゆっくりとブルーベリー狩りを楽しめる。
ブルーベリーの実は、軽く摘まむだけで簡単に採れる。バンバン採って、片手いっぱいに集めて、口に放り込む「大人喰い」も楽しめる(笑)
我が家の一致した最終意見は「オオゼキブルー」が、ブルーベリーらしい「甘み」と「酸味」のバランスが良いという事で、
小粒の品種なんだが、味のバランスが良く、当たり外れが少ない「オオゼキブルー」がお気に入りだ。
最後は「オオゼキブルー」一点狩りで
約二時間 のブルーベリー狩りを終えた。
かなり美味しかったので、
400g ほど、持ち帰りは有料になるのだが、さらに狩って初めてのブルーベリー狩りを終えた。
時間無制限 で
¥1,800- はかなり満足度が高く、また家族で訪れたいと感じた次第だ。
これで 400g のボリュームだ。たったと採る前は思ったが、実際は結構量がある。
福祉車両の既存の駐車スペースは、もう一息なんだが、それ以外は、移動もメインのブルーベリー狩りもラクラクで、なにより時間制限がないという自由度の高い
ヤコブルーベリー狩り園 は、クルマ椅子の障害者もそうだが、老若男女、バリアフリーで楽しめる、
VIDEO
ブルーベリー園 に間違いないだろう。
夏までは、種類が変わりながら楽しめるので、是非、お勧めしたい果物狩りであった。
まさに看板に偽りなし(笑)障害者も含めて老若男女が楽しめる農園だろう。
Posted at 2021/06/26 02:58:52 | |
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