ウチの NVHB は DX ベース で、微妙に装備が省かれていたりする。
さらに、福祉車両という特殊性から、あるべき筈のモノが無かったりする。例えば、リヤ・スピーカーなんだが、一応スピーカーグリルが付いているが、そこには福祉車両ならではの、クルマ椅子用のシートベルトが「貫通」!している。
後には
「音」が無いのだ。
さらに、ウチのはスーパーロングにハイルーフなんで、走行を始めると、フロントとリヤシートでの会話は、ほとんど不可能になってしまう。(泣)
本来、リヤスピーカーのある場所には、クルマ椅子用のシートベルトが、キレイに収まっている・・・
こうしたパターンになると、あの
不可能を可能にすると言われている オーテック も、簡単に、
「スピーカーの場所にシートベルトが行っちゃったか、じゃぁ仕方ねぇな」
と簡単に諦めてしまう、根性無しの集団だったりする。(笑)
まぁ、ベースの NV350 が錆びるは、壊れるわと、近代のクルマと思えない品質の低さも、やる気の無さに繋がっているのかもしれないが、そうは言っても、リヤの住人から、少なくとも
「ドライヴ中はお気に入りの音楽が聴きたい」という「自然」なリクエストが上がって来て、今回、リヤにスピーカーを追加する事にしたのだ。
まぁ、ハイレゾなんて言うくらいの高品質なスピーカーまでは要らないとはしても、ソコソコの音が鳴ってもらわないと、
フロントスピーカー とのバランスが取れなくなってしまうので、10cm の フルレンヂ・スピーカー は、ソク却下して、取り敢えず 3way の13cm スピーカー の
PIONEER / carrozzeria TS-A1370F をチョイスした。
今回の取付には、スピーカーがむき出しなるので、グリル付きでとなると意外に選択肢が無く、コレに決まった。
さてさて、取付なんだが、一応リヤパネルにスピーカーようのグリルがあるんで、「まぁ配線くらいは来てるでしょ♪♪」 と思っていたんだが、なんと!どこを見ても配線が無い、リヤスピーカー用の配線が無いのだ。
という事で、ヘッドユニットから、追加するリヤスピーカーまでの配線を作って、次に、ヘッドユニットの裏から見て、左側のコネクターから、どれが何の配線か、一応、ディーラーからコネクターの配線図をもらっておいたので、確認して、そこに追加する事にした。
ディーラーからコネクターの配線図はもらっていたが、念のためにチェックしながら配線を確かめた。
これぞという配線をぶった斬って、スピーカーに仮に配線して、ヘッドユニットを起動して、フィーダーで前後左右を振ったりして、ぶった斬った配線が間違いないか確認した後、パッセンジャーサイドから、リヤスピーカー用に作った配線を、中央まで通して、
配線通しを使って、パッセンジャ-サイドから、自作リヤスピーカーハーネスを引っ張った。
コネクターに接続した。
自作したリヤスピーカー用配線とヘッドユニットを接続。
まずは、下ごしらえが終わったので、今度はスピーカーの取付に入る。
どこに付けようか迷ったが、本命の窓横は、奥行きが取れなくて NG 。
13cm という口径が災いして、さらに、リヤエアコンのダクトがあったりして、取り敢えず、スピーカーが入っていた箱の裏にある、型紙を切り抜いて、
箱の裏から型紙を切り抜き、それをテンプレートにして天井に穴あけをした。
穴あけをした。
で結果は、もっと離して置きたかったのだが、諸般の事情があって(笑)
もっと、左右を離したかったのだが、福祉車両の装備が色々あって、結局。
そう、福祉車両ならではの、点滴の液剤を吊るす金具や、追加の照明などなどがって、ちょっと中央寄りになってしまった。
それから固定して、フロントで聞いた時、リヤで聞いた時などなど、全体の音のバランスを取りながら、音を決めてようやく完成した。
完成後、「完成披露会」 という事で、リヤの住人を乗せ、お気に入りの音楽を聴きながらドライヴしたのだが、なかなか好評で、まずは一安心と言った感じであった。
取りあえず、今回の配線はこんな感じで、
内張を剥がすのを最小限にして、最短ルートで配線を通した。
最短のルートで配線を通した。
後ろにも「音」が出る様になったし、これでと思ったのだが、いえいえ、まだまだ、快適化計画は進行中だったのだ。
Posted at 2022/07/25 02:05:01 | |
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