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徳小寺 無恒のブログ一覧

2016年01月07日 イイね!

歴史 コンパニオン に歴史を見た

歴史 コンパニオン に歴史を見た 屋根裏部屋から懐かしい画像が出てきた。

まぁ、まったく見た通りの1957年の、まだ 「東京モーターショー」 ではなく 「全日本自動車ショウ」 と言って、今では考えられないが、日比谷公園 、そう屋外でやって居た頃の画像だ。

 それでも確か10日間(11日間かもしれない・・・) で 50万人 くらいの入場者があって、如何にクルマが人々にとって憧れのモノだったかが分かるモノだ。

 画像のクルマは、日産がノックダウン生産していた オースチン・A50・ケンブリッジ のデラックス の方だ。

 5月の初旬頃にやっていたとはいえ、今でいうコンパニオンの女性には屋外での仕事で実に大変だったと思うのだが、その装いはエレガントでクルマの性格に合わせた雰囲気が実にいい感じなように思える。

 こうしてみても、クルマというモノがカジュアルと言うより、高級なもので、それこそ「いつかは・・・」だったのではないかと感じるものだ。

 それから翌々年から、場所も 晴海 の 「東京国際見本市会場」 になり、ようやく屋内開催となり、1964年頃からは 「東京モーターショー」 と名称も変わると、一気に人気も急上昇してきて、60万人台から60年代後半には 100万人を超える人が来場するようになった。

 クルマの主流も、もはや憧れというより、如何に現実的に所有するかと言う感じになって、大衆車というジャンルのクルマがたくさん生まれてきて、さらに趣味性の高いスポーツカーも続々と生まれてきたのも、この年代だろう。


1967年の日産の「サニー」のブース。

60年代になると、コンパニオンも露出こそ少ないが、如何にクルマに華を添えるかと言う役割になってきて、キレイどころがクルマに寄り添うようになってきた。

 そして1970年代に入ると、一気に日本経済も上昇の一途をたどり、ある意味で今の日本の姿形の基本形ができた年代だったと僕は思っている。例えば、1970年には大阪で万博が開催され、マクドナルド や セブンイレヴン が日本に登場して、そうそう忘れられないのが トミカ も70年代に登場したモノだ。

 まぁ途中でオイルショックなんていうモノがあったが、振り返ってみれば、それが省燃費などの技術向上につながり、そこからクルマの進化の足も速くなったと思うのだ。


ロングヘアーが流行って、ファッションもいかにもというモノより自然なモノが流行った。

 1980年代に入ると、二度のオイルショックから日本経済は完全に立ち上がり、怒涛の経済発展を迎えることになる。バブルに踊ったのもこの時代で、アイドルでいえば松田聖子や小泉今日子、中森明菜など、まさに王道を行くアイドルが続々とデヴューしたのもこの時代だ。
 
 笑っていいともとか、オレたちひょうきん族なんていう、フジTVが仕掛けた「軽チャー」なんていうのがブームになって、それからディズニーランドが開園したのもこの時代で、モーターショーに目を向けると、


ロン毛に太い眉毛・・・どっかで見たぞっていう感じで、カチッとしたデザインのコスチュームも時代を感じる。

DCブランドなんて言う高い服が売れていた事もあって、コンパニオンの制服もカチッとしたデザインのモノから、もちろん、ボディコン調のモノなどなどがクルマに華を添えていた。

 1990年代は、バブルが弾けて、世の中が落ち着くというより、バブルで経済も人も疲弊して、なかなか先が見えない時代になっていった。

 クルマの世界でいえば、ハイブリット車が登場して、最初の頃は、こんなモン売れるか!と思っていたのだが、それが地道にメーカーも改良を進めて行き、いつの間にか世の中の主流になっていった事も記憶に新しい。

コンパニオンも、バブル期の派手さは無いけど、


エラク底が高いヒールが時代ですねぇ・・・・

フレンチカジュアル調で、よく見ると靴が厚底だったりして、それも90年代を感じる雰囲気だったように思う。

 なにより90年代に入ると入場者数が減っていって 150万人台になった事も印象的で、モータショーも浮世離れしたコンセプトカーよりも、一応、未来志向の安全とか省エネをテーマにしたモノが増えて、さらに言えば・・・・クルマよりコンパニオンが注目されるようになったのも90年代だったと思う。

 こうして過去のモーターショーの資料を読んでゆくと、なんだか、クルマの生々流転や、そこに寄り添うコンパニオンの姿やファッションから、時代を感じて、ついつい時間が過ぎるのも忘れて見入ってしまい、特に50年代の、場所も時間も不自由だったけど、クルマも、コンパニオンと言うよりモデルの女性の笑顔が、なんだか生き生きとしていて、また、クルマと人が輝く時代が来るのかなぁと、懐かしい写真や資料を見ながら感じた次第なのだ。
Posted at 2016/01/07 03:28:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東京モーターショウ | クルマ
2005年10月31日 イイね!

魚類 「ミツオカ・オロチ」不謹慎ながらそう見えてしまいました

魚類 「ミツオカ・オロチ」不謹慎ながらそう見えてしまいましたかつては、50ccカーのメーカーとして有名だった「ミツオカ」。。。

それがいまでは、国産メーカーの仲間入りを狙って頑張っている。

現在は既存のメーカーのクルマをリファインして、数多く市販しており、今では「ミツオカチック」なんていう造語まで出来るくらい世間に認知されている。

そのミツオカが、本格的なスポーツカーの創造を長らく続けて来たことは、つとに有名だが、前回のモーターショウと今回のモーターショウに出品された「オロチ」は、かなり「ミツオカ」の本気度を伺わせてくれる。。

全長約4.6m全幅約2.1mの見るからに巨大なディメンジョンだが、そのサイズのお陰で本当にノビノビとした線と面でデザインがされている。

エンジンはどうもトヨタから供給されるみたいだが、ボディは自前で作るらしい。

エクステリアで僕がいたく感動したのが、リヤフェンダーからドアにかけての処理。

リヤのフェンダーが、あたかも峰の様に盛り上がり、かつ美しく下方に向かって絞られている。
さらにリヤのタイヤの後方のフェンダーは、スプーンでえぐったようにインバース形状となっており、また、それがすごくセクシーに見える。

それにリヤフェンダーの面からドアに続く、エア・アウトレットとも呼応した大きな波型のラインが、さらにボディ全体に動きを与えて見るものをドキドキさせる。

基本的に日常的でないクルマには間違いないのだが、ドリームカーという範疇で考えれば、どこまで非日常的に出来るかがメーカーの腕の見せ所なので、その点では十分に満点ではないだろうか?

ただ・・ちょっと気になったのはフロントエンドの処理。。

ミツオカには、大変申し訳ないのだが、僕にはこの処理が、どうも魚類的に見えて、いまひとつしっくり来ないのだ。

大蛇がこちらを睨みつけるような・・という意図は、縦型のフロントグリルからも取ってみれるが・・・う~ん、、、僕的にはどうも。。。

もしかしたら、僕の美的感覚がマヒしているのかもしれないが、リヤの斜め後ろから見たスタイルが大胆かつダイナミックなだけに、フロントについては、いまひとつというのが、僕の正直な印象なのだ。。。
Posted at 2005/10/31 11:17:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | 東京モーターショウ | クルマ
2005年10月29日 イイね!

不信 僕はベリーサが分からない・・

不信 僕はベリーサが分からない・・モータショウと言えば、煌びやかなコンセプトカーを見ることも良いが、すでに市販されているクルマのイッキ乗りも出来るので結構楽しみだ。

一番の楽しみは、なかなか日頃は乗れない海外のクルマ達に直に触れられる事も大きな収穫になるが、国産車だって見逃せないモノだ。

一通りは乗ったり、ショウルームで触れたりしている物が多いが、出てからマイナーチェンジなどをしていなくとも、イヤーモデル的に小変更がされていたりするので、それが一日で確認でき、色々な発見があったりして、そういった観点からもモーターショウは有意義だ。

今回、国産車で気になったクルマは、意外かもしれないがマツダの「ベリーサ」だ。

デミオベースにリリースしたベリーサ・・・

小さな高級車というか、丁寧感を出して存在感を出そうと苦慮した点は分かるが、やはり小手先の感がしてならない。。。

見える部分の質感は、使っている材質などをかなり吟味しているが、ドアを開けた時、普段は見えない部分の質感は、どう見てもデミオそのもの・・・

クルマとしてのデキは悪くない。

足回りだって、意外かもしれないが「コニ」が純正で採用されていて、その部分は高級だが、見せ掛け倒しの点が多くて僕は、このクルマのコンセプトには賛同できない。。

それは、かつてマツダは「ユーノス500」という、ある意味でホンモノの小型車を創生しようとした努力家であったにも関わらず、どうして見せかけの部分が多いこのクルマをリリースしたのか理解し難いのである。。。

「ベリーサ」は何度乗っても、高品質感に留意した点と、でも、もっと何とかできたハズと思える点が散見されて、どうも乗るたびに違和感がある、それに操作系にも煮詰めの甘さが感じられる、例えばこの純正ナヴィの操作部の場所もそうだ。。。

ちょうどステアリングの影になって使い辛い・・・

手探りで使えるようにするには、各々のスイッチの形状や、位置をもう少し煮詰めて欲しかった。。。

いい思想のあるクルマをたくさん造る「マツダ」だけに、僕はこのクルマの意義や存在に疑問を持ってしまうのだ。。。
Posted at 2005/10/29 17:13:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | 東京モーターショウ | クルマ
2005年10月29日 イイね!

不遇 シルフィは表舞台に出ていなかった・・

不遇 シルフィは表舞台に出ていなかった・・輝くスポットライト、真新しいクルマの前には人人の人だかり。。。

そんな中、「シルフィ」はたくさんのクルマの並ぶブースの裏手にひっそりと展示されていた。。

一応、カットモデルまで置いて、少しはやる気らしいものを見せてくれてたが、ほぼ同じ頃にリリースされる「ウイングロード」とは、えらく扱いが違っていた。。。

まぁ気を取り直して、じっくりと、新しい「シルフィ」を観察してみよう。

まずは、カットモデルが内装が見やすい様に斜めに展示されているので、これまたシャーシの裏側がネジの一本まで見渡せる状態であった。

我々が一番気になるのは、一体どのプラットホームを使っているのか・・・一番に目に入ったにはマフラー。。。
やっぱり「マーチ」だ・・ここでいきなり「B」プラである事が判明。

厳しい評価で有名な 「M氏」 曰く、「これじゃ被りモンのマーチじゃねか・・」と。。。

たしかに、その上のプラットホームを期待していた我々にとって、予想していたとはいえ、正直落胆の色は隠せなかったのである。。



気を取り直して、カットモデルや、そうでない展示車を舐める様に見てみたが・・・しかし、あれだけGT-Rだ、フォーリアだと熱気ムンムンの日産ブースにあって、ここは別世界!
床に張り付いて見ようが、後ろに下がって眺めようが、人がめったに来ないので、実にゆっくりと見れる。。
まったく寂しいモンだ・・・・・(閑話休題)

さて、実物のエクステリアを見て、事前の画像と比べて、正直に言って印象はかなり違ってきた。

具体的には、非常にデザインされているのだ。

アリオンなどに見られる様な、ど単調なサイドパネルの面とは違って、今度のシルフィは、微妙なラインと面でパネルが出来ており、それが見る角度と照明の当たり加減で随分と表情を変えて見せてくれる。。

特にテールランプから伸びるキャラクラーラインが、前方に行くに従って徐々にフェードアウトしながらフロントフェンダーのホイール・アーチに収束して行く処理は、なかなか斬新だ。

リヤのトランク部の処理は、最近欧州から波及した、ショルダーのラインにトランクリットが乗っかった様な処理でなく、ルーフのラインと滑らかに繋がっている処理で、唐突感が無くてセクシーだ。。





ティアナと似てると言われながら、Cピラーの面とサイドのパナルの面と、トランクの面が滑らかに繋がっているので、その部分においては、ティアナと趣きを異にしている。

さらにひとつ間違えればボッテリ感に繋がりそうなその所を、例のキャラクターラインが、Cピラーの根元から微妙に弧を描いてテールランプに繋がる事によって、ボッテリ感を緩和されていると思うのだ。

それでもかなり、ヒップアップには変わりないので、トランクの容量はかなり大きいと思われる。

そうそうカットモデルのリヤパーセルを見てもリヤ・シート後端からリヤガラスまでの長さが異様に長い事からもそれは伺えると言えよう・・・

「M氏」 もコメントしていたが、そのリヤパーセル上に「スピーカー」の存在は無かった。。。フロント及びリヤドアのみにスピーカーが置かれ、どうもこの辺に微妙なコストカッターを感じられずにはいられなかった。。

フロントの処理は、ヘッドランプの面とフェンダーの峰との整合性を取る為に、一部がバンパーに食い込むような形になっている。。

そこをもう少しうまく処理すれば、もっとフロントにシャープな印象が出て、もっと締まった感じになっただろう・・というイメージは変わらなかった。。

リヤやサイドの処理が絶妙なだけに残念な気がしてならなかった。。

最近、随分改善されてきた、日産のリヤ・モニター用のカメラの処理も、よりコンパクトになって、目立たないように設置されていた。

これまでは、「オラがクルマさ、カメラがついとるでよ・・」的に、これ見よがしにどうだ!とデカデカと付いていたのが、ぱっと見た目には分からないくらいまでになっていた。。



内装は、これまでの「シルフィ」を知る者にとって、ずいぶんと変わったと思わせる点であった。

とにかくリヤの足元は劇的に広くなっている。。というか今が狭すぎるのだ。
遠目だが、シートのステッチの感じやパーテーションのスキマなどは、やっとライヴァルメーカーに追いついた感じがした。


これなら「細部まで手抜き」なんてもう言われないだろう。。

まぁ、実車を見て、あれやこれや思うところはたくさんあったが、クルマとしての実力はかなり高いと思う、それは走りとかと言った点でなく、質感とか居住性といった、現在のシルフィが抱える問題点を、ことごとく潰し改善していると思われたからに他ならない。。。

しかし、「セダン不遇時代」とはいえ、シルフィの存在感は日産にとってなんなんだろうか?

今のラインナップを見て、ティーダとプリメーラの間の車種が日産には無い事が、どうも私は気になっているのだが、どうも当の日産は痛くも痒くも無いらしい・・・

そこまで、5ナンバー枠一杯のセダンという需要は無いのだろうか?

今回のシルフィを見て、その完成度が高い故に気になったのだが。。。

いくら造りが良くても、造り手の熱意が伝わって来なければ、売れるものも売れないと思うのだが・・・
Posted at 2005/10/29 16:36:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | 東京モーターショウ | クルマ
2005年10月28日 イイね!

千葉 現代「ネオス3」は千葉で生まれた!?

千葉 現代「ネオス3」は千葉で生まれた!?ここのところエラク勢いづいてきた韓国の「現代」。

なんと世界の約200カ国にも輸出をし、さらに主な消費国、例えば「北米」や「欧州」などでも現地生産を行っているという、グローバルカンパニーなのだ。

もはや2003年度のメーカー(含むグループ)別生産台数では、日産、ホンダに続いて世界第九位と大躍進を遂げている。

メーカー(グループ)別生産台数:
http://www.oica.net/htdocs/statistics/tableaux2003/Worldranking2003.pdf

そんな「現代」が東京モータショウに出品したコンセプトカーがこの「ネオス3」だ。

コンセプトカーを前にして、眺めてみれば、もはやデザイン的には欧州などにも匹敵するくらいのクオリティを誇り、見る者を圧倒する迫力を兼ね備えている。

デザイン的にはCピラーの角度の呼応するかのような。ボディサイドに刻まれたキャラクターラインが、あたかも「矢の先」の様に見えて個性を醸し出している。
また、そのラインひとつひとつが、微妙な陰影を描き、ボディサイドを引き立たせている。

実はこの「ネオス3」は、日本生まれだというのだ!

千葉にある「現代」のデザインスタジオで玉成されたというのだから、驚きである。

外観的なデザインは、かなり現実的で、細部をリファインすれば十分に市販も可能か?と思わせる出来栄えで、ムラーノやハリアー、さらにカイエンなどに見られるビッグSUVの市場に、もしかしたら「現代」も駒を進めるつもりなのかもしれない。。

そうなると、ますます、日本のメーカーにとっても、「現代」の存在は驚異になる事は間違いないだろう。。
Posted at 2005/10/28 09:37:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東京モーターショウ | クルマ

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「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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