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2014年11月30日 イイね!
大径 BMW i3 に古い日本車を見た! BMWのEV市販車として話題になった 「i3」 。

走行抵抗の削減、軽量化という真っ当なアプローチで、EVのネガティブなポイントを解消した思想に称賛の声が上がっているが、僕は、その姿を始めて見た時に、今から60年近く前のとある日本車を思い出していた。

フライングフェザー がそうだ。

 昭和24年、それまで明確な基準が無かった国産車に対して、車両規則がきめられ、クルマは「軽自動車」、「小型自動車」、「普通自動車」、「特殊自動車」の四種に分けられた。

  「軽自動車」とは、4サイクルで排気量150CC以下、2サイクルなら100CC以下とし、全長2.8m以下、幅1m以下、全高2m以下とされた。

 その軽自動車の規格の登場によって、「これならウチにでもできる!」 とそれまでクルマなんて作った事のない色々なメーカーからクルマの様なモノが大量に発売された。

  「ニッケイタロー」、「オートサンダル」、「フジキャビン」・・・・などなど、その中で、かつて日産に在籍していた「富谷龍一」氏が

「最大の仕事を最少の消費で」

というコンセプトで作り上げたのが、この「フライングフェザー」であった。 

 そのコンセプトを実現するために、徹底的な軽量化を推し進め、安価にするためにボディメイキングが容易になる様にプレスを使わなくとも出来る、単純な面と線とでエクステリアはデザインされ、
全長2,767mm、全幅1,296mm、全高1,300mm、ホイールベース1,900mm、重量約400kgの実にコンパクトで軽量なクルマが完成した。


一切の無駄を排除して軽量コンパクトに出来ていた。

 「軽自動車」の範疇にはならなかったが、V型二気筒350CCのエンヂンを搭載し、軽量車と言っても乗り心地は大切だという考えから、横置き板バネの四輪独立懸架が奢られていた。

 そして、ここが重要なんだが、走行抵抗という当時まだ、誰も目も向けていなかった点に着目して、タイアは走行抵抗を減らしながら、さらに必要な接地面積確保するために大径化され、幅の細いモノが選ばれたのだ。

 まさに、この思想は、ある意味で 「i3」 のコンセプトのハイライトでもあるのだが、走る事が精一杯だった当時の国産車の中にあって、60年近く前に走行抵抗に着目したポイントは大いに注目してよいと思うのだ。


BS 曰くの 「ラージ&ナローコンセプトタイヤ」 を60年近く前に「富谷龍一」氏はすでに提唱していた。

 まぁ、これには裏話があって、走行抵抗の削減という目的もあったが、なにより安価という点で、大径ナロータイアの採用を考えていて当初は「リアカー」のタイアとホイールが使われていたが、流石に最終的にはモーターサイクルのホイールとタイアが採用される事になったのだった。

 ここまで書くと、凄いクルマが出たモンだと恐れ入るのだが、設計者として自分の考えが一番と考えるパターンで往々にして起こりうる過ちもあって、まず、シンプルで軽量さを狙ったボディパネルの構造は、どう見た目にも華奢で、美観と言う点では大いに問題があったし、軽けりゃブレーキも後輪のみで良いだろう・・・・という割切りも、「制動力不足」という重大な欠陥を内包してしまったのだった。


軽い造り易いを狙った外板は、お世辞にも美しいとか機能的と言った見栄えに欠けていた。

 「軽さはすべてに勝る」という考えと、「走行抵抗の削減」という先見の明はあったが、残念ながら、そこには工業製品であって「商品」とは成り得なかった、思い込みの敗北によって、「フライングフェザー」は大失敗に終わってしまったのだ。

 BMW のデザイナーやエンヂニア達が、「フライングフェザー」を知ってか知らぬかは永遠の謎なんだが、販売に失敗したとは言え、同じ様な思想を60年近く前に、日本のエンヂニアが考え、それを実現しようとした姿勢は、大いに歴史に残すべきと僕は、「i3」 を見るにつけ感じているのだが如何だろうか。


フライングフェザーの内装も質素そのもの。。必要最小限のモノしか付いていない・・・
Posted at 2014/11/30 15:37:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2014年11月29日 イイね!
親交 懐かしい人との電話に心躍った。 実は木曜日、金曜日と、ある講習の為に、缶詰状態だったのだが、最終日の昨日、ふとしたきっかけがあって、実に懐かしい人と電話で話す事が出来た。

 その方とは、新潟日産の某所の所長の方で、LIMITED号を売ってくれて、その後のメンテなどでも非常にお世話になった方だ。

 TOP画像は、LIMITED号を買った直後の画像だ。本当に初期ロットで色々と大変な事があったが、その方の熱意と技術で、僕の人生に大きな影響を与えるまでになったクルマだ。

 その方は、これまでにも色々なハナシを通じてもう20年近くもお付き合いをしている。

本当にクルマが好きで、立場のある方なんだが、いまだに現場で汗を流す事が多いというハナシを聞いて、なんだか嬉しくなってしまった。

 その方とのお付き合いの中で、色々な会話を交わしたものだ。

 ある時は、クルマを売る販売店の現状を憂いたメールを送ってくれた事も有った。

無知 自分の会社の事も知らんでなにが開発だ。
http://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1279816/

このブログの中で、その方のメールを紹介しているが、本当に今のクルマ業界の真の姿を見たような気がしたものだ。

 また、ある時には、こんな思い切った企画で心踊らされた事も有った。

車夢 まだクルマは「夢」を運んでくれるのかもしれない。
http://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/10525214/

 最近は、クルマを売るにしろ、単純な売った買ったの関係で、そこに人間関係の密度が希薄な感じがするが、その方には、まだまだクルマに対する熱意と、顧客に対する思いやりが見えて実に頼もしい気持ちになった次第だ。

 一台のクルマを通して、20年もの長きに渡って付き合える大事な人と巡り合える喜びを、ヒシヒシと感じている次第なのだ。
Posted at 2014/11/29 04:11:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2014年11月28日 イイね!
■昨シーズン装着していたスタッドレスタイヤのメーカーをお答え下さい(装着していた方のみ)
 ブリヂストン
■これまでにミシュランのスタッドレスタイヤを履いたことがありますか?
 無
■その時の印象はどのようなものでしたか?(ウインタードライブのエピソード等がありましたら、併せてお答えください)
 凍結路でのメーカーやブランドによるグリップ力の差が大きいという事を身を以て体験した。
■愛車情報ならびにタイヤサイズをお答えください
メーカー/車名/年式:BMW 323i 2007年
タイヤサイズ(前):235/45R17 97H
タイヤサイズ(後):235/45R17 97H

■X-ICE XI3を履かせたい愛車の使用用途を教えてください
(ex.通勤、通学、帰省、スキーなどのレジャー)
また、氷雪路面とドライ路面を走行する割り合いをおおまかに教えてください
(ex.氷雪路面:ドライ路面=3:7)

帰省、スキー
氷雪路面:ドライ路面=2:8

※この記事は ミシュラン「X-ICE XI3」ロング・ロングモニター 2014-2015シーズン について書いています。
Posted at 2014/11/28 04:41:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2014年11月24日 イイね!
荷車 マツダBT-50を知っているか!? 輸出仕様。

「輸出仕様」という言葉には、何か特別で甘美な響きを感じるのだが、グローバル化が進んで国内仕様との差異が少なくなっている現在でも、まだまだ、仕様先のニーズによっては、なかなか面白いクルマが存在する。

 例えば、北米や豪州では、まだまだピックアップと呼ばれる、トラックに特別な感情を持っており、日本とは異なったクルマ文化を築いている。

 以前紹介したが豪州では、ピックアップと言って、鈍重とかダルと言う言葉が全く当て嵌まらない、モンスターとも言えるピックアップが存在したりする。

怪物 豪州のトラックには怪物が住む・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/792987/

 こうしたピックアップのクルマ文化に対応して、日本のメーカーも、それに合わせて個性的なピックアップを豪州に送り出している。

 皆さんは、マツダBT-50をご存じだろうか?

デヴューして二代目になるピックアップなんだが、ベースはフォードの 「レンジャー」。

ベースはともかく、デザインが良くて結構売れているピックアップなのだ。さらに、走破性もかなりのモノ。

 できれば日本でも売ってくれないか・・・と思うのだが、ピックアップ不毛の国内では無理か・・・
Posted at 2014/11/26 00:38:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 輸出仕様 | クルマ
2014年11月23日 イイね!
油差 昔のクルマは油が無ければ動けなかった。 現代では、当たり前の無給油のシャーシも、よくよく考えてみれば、あれだけ可動部が存在するクルマなのに、車検時に限られた場所のみグリスアップするだけで良いのは凄い事なんだが、昭和30年代後半くらいまでは、国産車の下周りには、グリスを入れるグリスニップルが無数にあって、だいたい 1,000 Km とか、半年に一回は、ジャッキアップしてグリスを入れなくてはならなかった。

 今では、オイル交換とか、まぁ高いタイアを売るくらいになってしまった、GS、ガソリンスタンドも、当時はグリスアップという必須の作業があったので、間違っても

「水抜き剤」 入れましょうか!?

なんて言うヤボな事を言わなくても、当時のクルマたちは、否応なくグリスを入れなくてはいけなかったので、給油以外で、まったく暇を持て余す事なんてあり得なかったのだ。

 そんな、当時の状況を端的に表す資料が手元にあるんだが、昭和35年頃の 310型ブルーバードの整備書の給油一覧表で、よくもまぁこれだけ油を注すところがあるモンだと感心するくらいのグリスポイントがある事が分かるだろう。


あそこもココも・・・と、至る所にグリスアップポイントが!!

 今ではグリス封入密閉式や、コーティングなどによって可動部の潤滑性を確保しているが、その先鞭となったのが、


それまでのプリンスのクルマはグリスアップポイントが多いという反省から、櫻井は一気にメンテナンスフリーを目指した設計にした。それがS50系からだった。

昭和38年に発売された、プリンススカイラインS50系からで、

「1年間3万km無給油シャシー」

を謳い文句にしていた。

 メンテナンスフリーの思想、シャーシにグリスアップ不要の考えも、日本車の歴史に足跡を残したのは櫻井眞一郎だったのだ。
Posted at 2014/11/23 21:32:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
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「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...
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