今回の帰省は、徳小寺にとっては「帰省」なんだが、子供にとっては「行く」なのだ。
そして、病気が進行して、この先自由に動けなくなる事も考えると、僕の知っている廣島を堪能できるタイミングはそう多くない。
僕の知っている 廣島 の美味しいモノをぜひ経験して欲しいと思い、廣島の「食」も楽しむことになった。
さてさて、「廣島の食の特産ってなんだ」という事で、限られた時間の中で選んだのが、王道の「お好み焼き」と「あなごめし」だ。
「お好み焼き」は、廣島の町中に、それこそ、普通の家をちょっと改造して昼間だけとか、逆に夜だけ営業著言うお店が、どにでもあって、本当はそうした下町の「お好み焼き」を堪能してもらいたかったのだが、
廣島市内、ちょっと歩けば、どこにでも「お好み焼き屋」が出現する。こういった店の方がチェーン店より美味いのだ。(さて、どこにお店が!?クリックで拡大)
残念なことに、そうしたお店は、たいがい入口が狭かったり段差があるので、車椅子では入れない・・・で、宿から近い「アルパーク」の フードコート にある、「湊商店」に行くことになった。
最近できた、お好み焼きのチェーン店なんだが、お好み焼きの雰囲気は味わえるだろうという事で・・・
子供は「チーズスペシャル」、
まさに今風で、街のお好み焼き屋さんでは無いメニュー。
そして僕は、廣島の中の廣島テイスト!?(笑)
「肉・玉・そば」に「牡蠣」がのっかっている!!出来上がりに、自分でさらにマヨネーズとソースを追いかけ。
なんたって、日ごろは自分でとか、カミさんが焼いたお好み焼きしか食べたことが無いので、他人が焼いたお好み焼きって言うのは本当に久々だった。
子供に至っては初めてじゃないんだろうかねぇ。
まぁ、チェーン店としてはマズマズの出来栄えだった。
日を改めて、次に廣島を堪能したのが 「あなごめし」 だ。
関東の人に、廣島で「あなごめし」というと不思議な顔をされるのだが、僕ら生粋の廣島県人にとっては、な~んの違和感が無いのだ。
だって、牡蠣いかだの近くに行けば、面白いように「あなご」が釣れることを知っているからだ。
特に宮島付近では、実は「あなごめし」がメジャーな食べ物なのだ。
そんな中、宮島の玄関口の「宮島口駅」に昔~昔から店舗を構えるのが「上野商店」で、特に最近は、TVなどなどで何度も紹介されたおかげで、
JR宮島口駅と広電宮島口駅の間にあるのが、「あなごめし」の老舗「上野商店」だ。
開店前から人が並んで、一時間待ちなんてざらになってしまった。
そんな為に、待合所的な場所ができて、そこで大人しく待つスタイルになってしまった。
食事の前に、名簿に名前を書くのは、どこでもあるが、呼ばれた時に、待合所に居なかったり、いても名簿に書いた人数が揃わないと「後回し」になってしまう・・・
今回、自分も名前を書いた段階では、60~90分待ちだったのだが、呼ばれても居なかったり、人数が揃わなかったりで、どんどん順番が繰り上がり 30分ちょっとで「食事処」に行くことができた!!
いつもは「あなごめし」と「白焼き」なんだが、今回は、「あなごめし 上」一択で家族分を頼んだ。
「あなごめし」の「特上」、「上」・・・「小」!? んっ? 実は、あなごの良し悪しではなく、量が違うだけなのだ。
「あなごめし」の「特上」、「上」、「小」の違いは、実は「量」が違うだけ。
「上」が普通盛りなのだ。
相変わらず、人気店になっても、人が増えようが、オーダーしてからちゃんと料理をするので、だいたい 10分 くらいの幸せの時間が必要になる。
宮島口付近、宮島には、ざっと数えると 30件近くの「あなごめし」を出してくれる店があるんだが、それぞれが色々な「あなごめし」を出すので、その 30種類 の「あなごめし」を楽しむのも宮島観光のひとつだろう。
さてさて、やって来た「あなごめし」は、
「あなごめし」に味噌汁、香の物がセットになる。上野は「白飯」ではなく、あなごのアラでだしを取った醤油ご飯に「あなご」がのる。
「あなご」のアラで出汁を取った醤油ご飯に、「あなご」が美しく並んでいる。
どんぶりに、味噌汁、香の物がセットになっている。
どんぶりには、整然と並べられた「あなご」と、生姜がレイアウトされている。
どんぶりの中には、醤油ご飯に、「あなご」が整然と並べられて、さらに生姜もオンされている。
この生姜が、いい意味で味変できて、さらに食欲をそそるのだ。
「あなご」は、ちょっと固め。昔はもうちょっとふっくらしていたような・・
今回は、廣島の「食」の二大巨頭の「お好み焼き」と「あなごめし」を堪能したが、次はさてさて何を楽しもうか、それまで子供の体調と病気の進行が進んでいないことを願うばかりだ。
Posted at 2023/01/19 22:30:44 | |
トラックバック(0) |
食べる | グルメ/料理