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徳小寺 無恒のブログ一覧

2008年05月31日 イイね!

軽出 ちょっと前の日産車のシートベルトといえば・・・

軽出 ちょっと前の日産車のシートベルトといえば・・・1990年代後半から2000年くらいまでの日産車のシートベルトと言えば・・・・

新車で買っても二年くらいから、特に頻繁に使うドライヴァーサイドのベルトは、出す時に抵抗が増えたり、しまおうと思ってもダラリ・・・・としたまま、戻ろうとしない事例が多く見られた。。

例外なく僕のU13ブルも、U14LIMITED号もかなりシートベルトがやばく、戻すときには一旦、ダンッと引いて衝撃を与えないと戻りが悪かったりした。

それが、先だってリリースされた「エクストレイル」に試乗した時、まるで抵抗が無いが如く「スゥィィィ~」と難無くシートベルトが引き出されて、しまうときも、スムーズにベルトが戻って行くのにエラク驚いたモンであった。

これは、シートベルトの巻き取り装置の構造見直しもあるが、シートベルトの織り方も変えた結果だと言う。

それが最近、日産からプレスリリースが出て、今度出る「ティアナ」以降の日産車には、この「低フリクションシートベルト」と、「後席シートベルト自立バックル」を採用すると宣言した。

日産自動車、
「低フリクションシートベルト」と「後席シートベルト自立バックル」のセットでの採用を開始


「後席シートベルト自立バックル」もすでに数車種採用実績があるが、僕が鈍感なのかもしれないが、言われるまで気がつかない新兵器だった。まぁ、これが日産の連中曰く「新しい技術をソレと感じさせないさりげない技術だ」と豪語していたが、おそらく多くの人たちは、日産の言うとおり、あまりの「さりげなさ」に気づく人は少ないのではないだろうか。。。

それはさておいて、自動尽くしでドライヴァーの好不調を判断させたり・・とこの手の安全装備には「仰々しい」のが多かったが、こうした基本に立ち返った装備も重要だと、このプレスリリースを読んで感じた次第なのだ。。。

「引き出し難く、戻り難い」

というかつての日産車の「シートベルト伝説」も、よいよ、いやようやく過去のモンになった。。。のかもしれない・・・・

Posted at 2008/05/31 01:45:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2008年05月30日 イイね!

貼付 U12ブルーバード謎のオプションVol.2

貼付 U12ブルーバード謎のオプションVol.2 まだまだU12ブルーバードの「謎」なオプションの旅は続く。。。

U12ブルと言えば、ラリーを意識した「SSS-R」の存在がツトに有名で、雑誌などには、派手なトリコロールカラーに彩られた「SSS-R」が当時は盛んに登場していた。

そんなU12に、「SSS-R」の派手なステッカーに対抗するが如くの、しかしながら、さすがの僕も実物を見たことの無い「霊験あらかた」なステッカーがあった。。。

それが「スクリプト・ステッカー」と「トワイライト・ステッカー」だ!

「スクリプト・ステッカー」は、どうも「仏蘭西語」の様である。

「トワイライト・ステッカー」は、まさに読んで字の如しなんだが、一体これらを貼る事の意味合いは何なんだろう???

未だに僕の中では、謎が謎を呼ぶオプションのひとつなのだ。

果して、これらのステッカーはお洒落なのか?それとも・・・

どちらも「¥3,000-」なりのオプションであった。


Posted at 2008/05/31 00:33:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | ブルーバード | クルマ
2008年05月29日 イイね!

荷台 U12ブルーバード謎のオプションVol.1

荷台 U12ブルーバード謎のオプションVol.1せっかくU12ブルーバードを紹介したのだから、徳小寺 無恒 お得意のカタログ探訪の旅にお付き合い願いたい。

カタログと言ってもオプション・カタログを眺めると、何故なんだ!?という様な装備が結構散見されるモンだ。

U12ブルも例外ではなく、なかなか面白いオプションを見つける事が出来た。

そのヒトツが 「ファッショナブル・トランクデッキ」 だ。

そういえば、戦前のクルマにはこんな荷台があったように思える。

速度も低かったし、トランクがあったとしても十分な容量が確保できておらず、勢いこんな荷台が「必然」として装着されていた。

最初にコレを発見したときは、ほほぉぉなかなか便利なモンが復活したもんだ・・と思ったが、カタログの「注意書き」の欄に、

「走行中には荷物を載せないで下さい」

と書いてあるのを発見。。。。

まったくもって、見栄えだけのオプション品だったというオチが付いてしまったと言う訳だ・・・

ちなみに取り付け費込みで 「¥19,900-」 ナリのオプションであった。。。


Posted at 2008/05/31 00:18:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | ブルーバード | クルマ
2008年05月28日 イイね!

段差 鞍型樹脂燃料タンクの意外な落とし穴とは!?

段差 鞍型樹脂燃料タンクの意外な落とし穴とは!?ブルーバードU12の「ATTESA」成立の大きな立役者、「鞍型樹脂燃料タンク」なのだが、その成形性、耐久性、安全性といった基本的な問題以外にも意外な問題が立ちはだかっていた。

デファレンシャルギアや、ドライブトレインをクリアーするために、必然的に複雑な形状になり、まさに馬の「鞍」の様な形状になってしまったのだが、その「鞍型」の左右で燃料が少なくなった時に、左右の燃料の「縁」が切れてしまう・・という問題が必然的に起きてしまった。。

燃料が多い時は、「鞍型」の頂点を越えて燃料が満ち溢れているが、減ってくると、燃料が左右に分かれてしまいタンク内の燃料を有効に使えなくなってしまったのだ。。。



せっかく、全体として必要な燃料の容量が確保されたのに、それを全て使えないのでは、まさに「宝の持ち腐れ」になってしまう。。。

そこで考え出されたのが「ジェットポンプ」と呼ばれるカラクリだった。

その仕組みは到ってシンプルで、燃料タンクからエンヂンへ供給され余剰となた燃料は、再び燃料タンクへと戻るのだが、その戻りの燃料の勢いを利用して、別れ離れになった燃料を吸いだす仕組みを考えたのだった。



電気的な動力も要らない、構造もシンプル。。。

原理は一種の「霧吹き」の様なモノだが、これが無くしては、また、この鞍型樹脂燃料タンクが成立しなかったのだ。

「ATTESA」というU12ブルーバード、強いては日産の誇るハイメカも、実は「樹脂成型タンク」と、「ジェットポンプ」の存在無くしては成立しなかった・・とは、如何にクルマが目に見える技術の集まりより、目に見えない部分の多くの人の創意工夫で成り立っているかを物語る貴重な事例だと僕はU12を見るたびに思い出している。

目立つ仕事も大事だが、地道な仕事こそ技術の進歩に関与している・・・その事を肝に銘じながら。。。。


Posted at 2008/05/30 00:46:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | ブルーバード | クルマ
2008年05月27日 イイね!

鞍型 U12ブルATTESA成立の立役者

鞍型 U12ブルATTESA成立の立役者U12ブルーバードといえば、ある意味それまでに論じられたブルーバード論、エクステリアは直線平面基調でなければブルに非ず・・・という単一思考の束縛から解放されたクルマとも言えよう。

確かに基本的なラインは、直線基調であるが、そのエッヂはまろやかに処理されてシャープさの中にも面として変化に富み印象的なエクステリアを創造していた。

グリーンハウスが、前後のショルダーラインより一段低く構える事によって、前後のデザインの流れに変化を付けさせ、さらに窓面積の拡大も図りスポーティでありながら、落ち着いた佇まいを見せる。



さらに、Cピラー根元に一本のキャラクターラインを入れる事によって、リヤスクリーンに巻き込むような造詣を見せ、さらに全体のディテールに変化を与え見る者の眼を釘付けにする。

そんなU12ブルーバードのハイライトは、ATTESA(Advanced Total Traction Engineering System for All)と呼ばれるフルタイム・ヨンクシステムを採用した事だ。

無論、そのシステムの素晴らしさ(一方、弊害も言われている事は重々承知だが・・)は、旧来から語りつくされてきているが、その成立には意外なモノの存在がアッピールされるべきだろう。

それがTOP画像の「樹脂成型鞍型燃料タンク」だ。

1960年代から欧州では、車体の軽量化などで盛んに燃料タンクの樹脂化が進んでいたが、日本では1960年代後半にやっとトヨタが輸出仕様で採用したのが最初で、国内のクルマには普及しなかった。。。



それが、歴代ブルーバードの中でこのU12が最初に採用した事は意外に知られていない事実である。

それがなぜATTESA成立に関わっているかと言えば・・・・

安全性の観点から、燃料タンクの位置が床下に移動する事により、リヤに何も無いFWD車は問題なかったが、リヤデフとドライヴトレインを備えるATTESAでは、まともに燃料タンクを配置できる事が出来なかったのだ。。。

そこで登場したのが、デフなどを巧みにクリアーし、なおかつ燃料タンクの容量を確保する為に、あたかも馬の鞍の様な形状をした燃料タンクの採用と相成った訳だ。

その形状をクリアーするには、従来の板金細工のモノではダメだという事で、樹脂成型のものが必然的に採用される事になったのだ。

ATTESAの構造や走破性のハナシばかりが先行し勝ちなのだが、そこには樹脂タンクの恩恵が在った事も、もっと取り上げるべきではないか?と僕は常々思っていたのだが・・・

樹脂タンクの成形性や安全性のクリアーも、この鞍型樹脂燃料タンクの開発に必要不可欠だったが、実は、もっと意外な部分に落とし穴があったのだ。。。


Posted at 2008/05/27 05:58:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブルーバード | クルマ

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「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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