ここのところ、仕事で泊まりが多いのだが、やはり家は良いモノだ。ゆっくりと好きなアニメなどを堪能できるのだが、今回は、そんなアニメのハナシで、全く興味のない人は スルー して頂きたいのだが、去年秋からスタートした
薬屋のひとりごと 、第二クールの最大の山場 19話 が先週放送された。
コミカライズを以前から読んでいたんで、大体のストーリーは分かっていたんだが、アニメながらの演出にしびれてしまった。
ヒロインが殴り倒されてしまうというショッキングな内容なんだが、訳ありの実の父親 羅漢 の微妙な心理状態も演出されて非常に見応えがあった。
大けがを負った 猫猫 を抱きかかえて祭場から出て行く 壬氏 がすれ違う場面。直立不動で前方を凝視する 羅漢 は何を思うか。
原作を見ているので、ネタバレになってしまうので詳しくは語れないが、祭祀の最中に仕組まれた策略を防ぎ大けがを負った 猫猫 を抱きかかえて出て行く 壬氏 の姿を見て多くの 官吏 が頭を下げて見送る中、
多くの 官吏 が頭を下げて 壬氏 を送り出している。神々しいいまでの雰囲気だ。
「将軍」とはいえ立場的に 壬氏 に対して、周りの 官吏 と同じ様に頭を下げるべきなのに、直立不動で前方を凝視している 羅漢 の心情は幾ばくか。
それにしても、この 官吏 が頭を下げて 壬氏 を送るシーンを見て思いだすのは、
映画「ラストエンペラー」のワンシーン。たった二歳の 溥儀 に多くの兵士がひれ伏している。
映画「ラストエンペラー」だ。
溥儀はわずか2歳10か月で皇帝に即位した。
もの悲しい坂本龍一の「ラストエンペラーのテーマ」が流れる中、たった2歳の溥儀に、紫禁城で身を伏せる兵士たちのカット。
圧巻の一言だ。
身を挺して、 壬氏 を守った 猫猫 だが、よいよ、これまで一話完結だったと思われたストーリーが実はという謎解きが今夜 20話 で始まる。
美しい映像美と共に、第二クールの確信のストーリーが始まる。
楽しみだ。
お湯を注ぐと、猫猫 の決め台詞が浮かび上がるマグカップ。思わず買いそうになってしまった・・(笑)
Posted at 2024/02/24 23:27:03 | |
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