いやぁ、長年の夢が叶ったというのがホンネだ。
みやこしさんが、長年探していたR31スポーツクウペのCMで流れる「エリーゼのために」のフルヴァージョンを見つけてくれた。
皆さんがご存じなのは、このブログにあるCMヴァージョンだと思うが、
健全 クルマに対する思い入れ?忘れていませんか。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/22433735/
確かにフルヴァージョンがあることは知っていたが、それを聞いたのは一度きり。もう聞けないだろうと思っていた矢先の出来事だ。興奮するなというのが間違いだ。
しかし、最近のクルマにCMというのは、どうも印象に残るモノが少ないような気がする。
80年代から90年代にかけては、実に印象的なCMが多かった様な気がするが如何だろうか。
今は動画サイトが充実しているので、大概の懐かしいCMは見る事ができる。そんな動画サイトで、僕が違った角度で、よく覚えているCMをいくつかピックアップしてみると。
映画チックな陰影が織りなすR30スカイライン登場のCM。こりゃカッコいいと思ったね。
今となっては、版権などの問題で絶対に見れなくなった、ポールニューマンのR30のCMだ。
まさに、映画好きには堪らない陰影を使った見事な演出で、ポールニューマンの存在感に負けないくらいのスカイラインの姿が宵闇に浮かぶ。
あの丸型テールランプが、クッキリと点灯する瞬間は、スカイラインファンならずとも、背筋がゾクゾクとしたもんだ。
スカイラインと言えば、これも外せないでしょう。
「私たちの国にはGT-Rがあることを誇りたい」というフレーズには参った!今の日産にこれだけの自信はあるのか?
僕は、正直に言ってGT-Rの中ではR33をかっている。
新見 R33GT-Rを見直そう!
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/4806550/
確かに大柄にはなったが、日常的な使いやすさや、逆にあのボディで、あの性能が出せた事が、現代のGT-Rに続く貴重な体験になっていると思うからだ。
CMからも、日産の絶対なる自信が満ち溢れているではないか。
それでは、日産好きと言われている私だが、ライヴァルメーカーのCMでこれは!と感じたのをご紹介しよう。まずは憎っくきトヨタからなんだが、
山崎努とジョージウイストンのBGMは、これまでにない大人の感性を揺さぶった。
1980年4月に登場した初代「X50系」クレスタの後を継いだ、84年8月に登場した二代目「X70系」を引き合いに出してみた。
初代クレスタは、クルマと同じくして新設された「ビスタ店」専用のモデルとして登場。「Super Lucent(スーパールーセント)」なるこれまでに無いグレード名も、琴線に触れた。
そして二代目は、まさにセダンという端正なたたずまいのエクステリアを持ち、ライヴァルとはいえ、僕もこれは良いぞ!と思った事を告白せねばならないだろう。。。
しかもキャラクターが山崎努で、BGMがジョージウイストンとくれば、もう渋さの極め付けで、あのピアノのメロディを聞くだけで、クレスタだと一発で分かるCMの巧みさは他では無いだろう。
BGMと言えば、もうこのクルマを外す訳にはいかないだろう。
ボレロのメロディにのり、ゆったりと走り過ぎる姿に、虜になった人も多い筈だ。
1982年の11月に発売された、ホンダのプレリュードだ。
一番最初に、ボレロのメロディの流れるCM(ここでの動画は最初のモノではないが・・・注)を見た時は、思わずソファーから身を乗り出して見入ってしまった事は内緒だ。
初代は、ターゲットメーターと呼ばれる同軸メーターや、電動サンルーフを標準装備するなど
懐古 昔の国産車のメーターは個性いっぱいだった。。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/5256553/
個性満載で、さらに、あの時代のユルユル・ボディばかりのホンダ車の中で、ガツン!としたボディ剛性と、キッチリ旋回できる操縦性が印象的だったのだが、アンダーパワーで、外観もアコードをちょいと弄った程度にしか感じなく、人気がなかったのだが、それがどうして、二代目になった瞬間、どうにも、こうにもカッコよく変身した姿には驚いたモンだ。
シルヴィアはともかく、当時人気だったセリカなんて、あっという間に蹴落として、超人気車に上り詰めたのが、この二代目だ。
もちろん、クルマのデザイン、性能も良かったが、二代目プレリュードの成功には、このCMが欠かせなかったとも言われているのも事実だ。
本当は、まだまだご紹介したかったCMがあったのだが、ここに挙げただけのCMを見ても、如何にクルマが憧れの存在であり、メーカーも力を入れていたかを窺い知る事が出来たのではないだろうか。
クルマが輝いていた時代。こうしたCMを見て、次につながる何かヒントがあるように思うのだが如何だろうか。
この記事は、
そのとき、フルサイズ!について書いています。
Posted at 2011/09/25 10:37:03 | |
トラックバック(1) |
広告 | クルマ