今回は、まったくクルマネタでは無く、ヤマトネタで、何時もの徳小寺無恒とは違う世界観なので、ご興味の無い方は、申し訳ないのだが次回まで閲覧を我慢して欲しい。
僕の様なファーストヤマトをリアルに見ていた世代には、ヤマトと言う作品は実に衝撃的なものだった。事実、以前にもブログで書いたが、ヤマトを視て、宇宙開発の世界に飛び込んだという科学者や技術者、そして宇宙飛行士が多い事に驚いてしまう。
そして、これだけの期間を経て、2199という形でファーストヤマトが蘇った事は、いくつになっても本当に嬉しく、楽しみなことは無い。
まぁ、最近のアニメの流れを汲んで、新しい解釈の部分、精神世界の部分があって、それまでのヤマトの世界観とは大いに異なる部分もあって賛否両論なんだが、それでも、僕は単純にヤマトがスクリーンやテレヴィの画面に凛々しく写っているだけでも嬉しいモノなのだ。
今回、2199の世界観では続編は難しいだろうと言われていたのを、続編では無く、2199の時間軸の中で、地球に帰還する途中での出来事と言う、裏ワザでスクリーンにヤマトが戻ってきたことはファンとして大いに注目して映画館へと足を運んでみたのだ。
古代が降り立った星には、有り得ない旧日本海軍の大和の姿が・・・・
地球帰還の途中に突如として現れたのが「ガトランティス」、そう、旧シリーズで言えば「さらば」や「ヤマトⅡ」の敵だ。
2199でも途中、蛮族としてガミラスにボコボコにやられていたのだが、それが結構強い相手として進化して登場している。
ガトランティスとのファーストコンタクトから、帰還を急ぐヤマトは、砲火を交えずに振り切る事にしたが、振り切った先で見たモノは謎の星の存在だった。
「恐れるに足りずガトランティス」なんて言えない、えらく強くなった姿があった!!
そして、その星には、有り得ない存在、旧日本海軍の大和の姿があって、そこには、七色星団の戦いで死んだと思われたバーガーの姿が。
そこからは、恐らくこれからも賛否のシーンとなるであろう、2199の14話の精神世界の中での人間模様が繰り広げられる。
バーガーの過去が明かされ、何故、今の彼の姿があるかが、頬の傷の理由と共に解きほぐされ、ただのお調子者で無い存在感が描かれている。
ヤマトのクルーも、ガミラス側の連中も、このヤマトホテルの空間では、正しく、相手の姿が認識されず、意外な共同生活が始まってしまう。ここからの時間軸は、戦闘も無い、人間同士のドラマが繰り広げられるのだが、最後には、その均衡も故意に取り崩されてしまう。
なぜ!?古代とバーガーは銃を向けあう事になったのか!?
ここからが、この星巡る箱舟の根底をなす精神論なんだが、均衡が崩れて、協調へと向かう流れから、懐かしいヤマトの世界へと舞い戻り、ガミラスと手を組んで、やたらと強くなったガトランティスとの艦隊戦となるのだが、ここでも2199の足枷!?波動砲の封印という中で、接近戦が繰り広げられるのだが、
ヤマトとお馴染み!?のガミラスの駆逐艦が並んで航行している姿は鳥肌モノだ。
艦隊戦あり、人間模様ありで、そこに登場する人物の過去、現在とヤマトとのかかわりは!?
まぁ間違いなく賛否の渦が巻き起こるストーリーなんだが、こうしたヤマトの世界観も有るんだって、考える余地を残して、この星巡る箱舟を観ると、なかなかと僕は感じたのだが・・・・
Posted at 2014/12/17 01:29:07 | |
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