スズキのキャリーがモデルチェンジした事で、驚いたことに多くの方面で話題になっているが、その中で、僕が気になったのが、今年いっぱいで「ミニキャブ」、「ミニキャブヴァン」が製造中止になるという話題だった。
まぁ僕的には、特別三菱の軽自動車に深い思い入れが無いが、それでも、間違いなく日本の自動車産業に多大な影響を以て、三菱の軽自動車が果たした役割は小さくない。
初代は1962年に登場し、この頃流行っていた「テールフィン」をまとっていたが、全体的に武骨でスタイリッシュと呼べるものでは無かった。
決してスタイリッシュとは言えなかったが、質実剛健な設計で、力は無かったが、意外に故障など少なかった。(クリックすると拡大)
ミニカで僕が印象的だったのが、二代目に登場した スキッパーだろう。これまた流行の 「コーダ・トロンカ」 のスタイルを採用して、
抵小 コーダ・トロンカを知ってますか?
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/27381481/
初代とは打って変わって、「コーダ・トロンカ」を採用したデザインは、かなりスタイリッシュだった。(クリックで拡大)
実にスタイリッシュな出で立ちで、リヤパネルに、設けられた「スクープウインドゥ」と呼ばれる、テールのハメコミグラスは、後にホンダのZやCR-Xのデザインにも影響を与えた秀作だった。
まぁ動力性能は、見かけほどスポーティでは無かったが、遊び心のあるデザインは十二分に目立っていた。
ボイディカラーも豊富だった。ただ絶対的に兄貴分のギャランGTOにならって「ヴィクトリアオレンヂ」が多かった。(クリックで拡大)
それからも、軽自動車初の過給機搭載モデルを出したりと、折に触れて話題になっていたが、絶対的な販売台数ではライヴァルには遠く及ばなかった。
最近では、あの 「 i 」 の先進的なデザインに感銘を受けたが、まだまだユーティリティでは改善の余地があって
失恋 三菱 i はまだまだ発展途上だった。。。
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よしこれからどうなるか?と注目していたのだが、内燃機関の軽自動車が無くなるのでは、これからの発展が見ることが出来ず少々残念な気がしてならないのだ。
ただ、EV の開発は続けるという事なので、「i-MIEV 」 として、どう発展するか見届けたいとも考えているのだ。
そうそう、「 i-MIEV 」 と言えば、シトロエンとプジョーにOEMした事が話題になったが、いっその事、シトロエン 「C-Zero」 と プジョー 「 ION 」の、日本での販売をしてみては如何だろうか?
不思議なモンで、フロントリヤのコーポレットマークが変わっただけでも、エラク雰囲気が変わるし、販売台数というか生産台数も増えて、さらに相乗効果で 「 i-MIEV 」 の販売台数も増えるかもしれないと思っている次第なのだ。
あとは、余りにも問題が多かった昨今の企業体質さえ変わってくれたら・・・とも感じている。
また、日本の自動車産業の歴史が変わった。これからは、如何に特色のある製品を作るか、提案できるかが企業の生き残りのマストアイテムだ。
日産とも協業を始めた三菱だだ、まさに、これからの企業姿勢が未来を決めて行くと感じてならないのだ。
単純に三菱が軽自動車から撤退というだけでは無く、企業そのものの生き残りも試されている・・と言う事を三菱自信は感じているのだろうか?そんなことも感じたニュースであった。
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2013/08/31 17:42:18