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2007年05月14日

激争 パイオニアはデザインと機能の集約で勝負に出た!

激争 パイオニアはデザインと機能の集約で勝負に出た!



続々とライヴァルメーカーも、新しい製品をリリースしてくる。
そうした中で、カーオーディオの草分け的存在であるパイオニアはどう闘ったのか?

それは、まさに機能の集約化、付加価値の高揚とデザインの斬新さであった。

「LONESOME CAR-BOY」は「LONESOME CAR-BOY Ⅱ」へと進化し、さらにパイオニアは「センターコントロール思想」というお題目で、

「LONESOME CAR-BOY CENTRATE」

というシリーズをリリースした!!

これまでのカーオーディオは、ホームオーディオよろしく、機能別の製品を寄せ集めるという方向性と、いやいやクルマという狭い空間を有効に活用するには、機能を集約して「ワンボディ」にすべきだ・・という方向性があったが、パイオニアはまったく違ったアプローチを提案した。



見よ!このデザインを!!

派手派手のモニターに、まるで合体ロボット風のデザイン。この頃色々なメーカーが色々なデザインのものを出してきていたが、ここまで個性的なデザインは流石に出てこなかった。

さらによく見ると、おおぉぉついにパイオニアの高級?機にも、デッキとチューナーが複合したのが出たか!と思ったのだが、残念ながらそれは違っていた。

「LONESOME CAR-BOY CENTRATE」の 「CENTRATE」 が意味する物は、コントロール部の集約化。

つまりデッキの再生は当たり前で、チューナーのコントロール部はここに内蔵しているが、肝心のチューナー本体は別置き・・・
当時のカタログを読み返してみると、「チューナー本体は、車内のどこでも置いてください」、「チューナー本体とコントロール部を分けた方式を ハイダウェイ方式 とパイオニアは名づけました!」・・・・

な~んだか2007年にもそんな思想の製品を見たような・・・(閑話休題)

こうした、より高級な機種は「分離分割方式」を採用する事に他社との差別化を果たせたが、しかし弊害として恐ろしく価格が上がってしまった。。。
そのシステムの一例だが・・・



まぁ定価ベースのモンだが、それでもこりゃ高い!と感じたのは僕だけだろうか。。。

しかし・・・本体とコントロール部、チューナーを分離・・・とは、先にも言ったが、2007年にどこかで聞いた事があるような。。。であり、まさに歴史は繰返される!??のだろうか。はたまたパイオニアの思想がそうさせるのか??

「CENTRATE」の思想もハンパではなかったが、勢いにのるパイオニアは、こんなのがあればいいなぁ・・・と思うだけで、それを実現してしまう 魔力 が当時はあった。。。

例えば、埋め込み式のスピーカーでツィータとスコーカ、ウーハーは同軸にあるのが当然だったのだが、まてよ・・・指向性の強い高音中音のスピーカが屋根の方向に向かっているのはヘンじゃないか??と素朴な疑問を持っていたら・・・



じゃ~ん出ました!!中音高音用のスピーカーはリスナーの方向へ向くようにしました。。。というスピーカーが出てきてしまったのだ!
しかもレンズ付なので、見た目の説得力はあるし、置き型では不足気味の低音も埋め込みなのでOK!という欲張りなスピーカーなのだ!!

これには正直ブッタマゲタ。。。

さらに、そうは言ってもねぇ、スピーカーの設置場所は車種ごとで違うので、どうせなら、高音中音のスピーカーが90度傾くだけでなく方向角度が変えれたらねぇ・・・と思うと。。。

じゃ~ん!!!!



角度は変わるし、デザインもまたまた、他社を寄せ付けないメカメカしたものに激変してしまいました。。。

まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」というのは当時のパイオニアに当てはまるのでしょうねぇ。

しかし・・・DINサイズが普及したと言え、まだ古いタイプのサイズのクルマも多く、さらに、まだまだクルマのメーカーのユーティリティの考え方は旧態依然としたものも多かったので、相変らずクルマごとのフィッティングが必要だったのだ。。。



「LONESOME CAR-BOY」

「LONESOME CAR-BOY Ⅱ」

「LONESOME CAR-BOY CENTRATE」

の歴史と製品をざっと見回して来たのだが、どうも輪廻転生、歴史はある意味で繰返されているように思うのだ。

サイバーナヴィ2007年発表会でみたシステム構築の様子。。。

こうしてみると、ここまででブログしたかつてのブランドが歩んだ道と現代のナヴィゲーションの進化には、何やら怪しい関係がありそうで。。。

さて、よいよ2007年の新機種についてもブログせねば。
ブログ一覧 | ナヴィゲーション | クルマ
Posted at 2007/05/15 01:59:43

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この記事へのコメント

2007年5月16日 21:37
懐かしいネタのオンパレードですね。
詐欺的ギミックのオンパレードで嬉しくなります。

この製品は私がまだ小学生のころのものでして、
その後自分も大きくなっていくのですが
自分も踊らされる消費者でありました。

今も昔も カーオーディオって高級品は不当に高いと思いませんか?

10年前 友人が購入した舶来もののアンプが60万円と聞いて
原価の何百倍で売っているんだ!と思った記憶があります。
コメントへの返答
2007年5月18日 1:17
相変らずパイオニアは、ツィーターが可変するんですが。。。当時は、これじゃなきゃダメなんだ・・くらいに思いましたねぇ。。。
確かに理に適っているのですから。

それから価格ですが・・・確かにクルマという条件の中で、音作りをするわけですから、耐久性などに手が掛かると思うのですが、それにしても高い・・と僕も感じます。

海外ブランドに至っては、ほんと高過ぎると思いますねぇ。。

いい音で聞きたいのですが、クルマなんだから・・という割り切りもある所から必要だと思うのですが。。。

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