またまた讀賣新聞の記事からのネタなんだが。。。
私の出身地ネタだったので、思わず齧り付きで読んだのだが、これが実に現代の食事情を表していて興味深かった。
実は「もみまん」
←(私は「もみじ饅頭」を略してこう呼んでいるのだが・・・閑話休題)は、製造して少なくとも「20日間」は大丈夫だと言うのだ。
まぁ機械部品を含めて、この世の中の製造物っていうのは、万が一を考えて「安全係数」というのを掛けて余裕を持つのが普通なんだが、「もみまん」の場合の表示してある「賞味期限」は「8日間」しか許されていないのだ。
正直、自分で買って来て食する場合にも、この表示されている「賞味期限」を過ぎると気分的に
「大丈夫か!?」 と思ってしまい食するのを躊躇ってしまうのだが、よほど環境の悪い中に置かれない限り、まだまだ行けるというのだから驚いてしまったという次第なのだ。
じゃぁこの「8日間」という根拠は言うと・・・以下記事引用
「理由は、生地と餡がなじみ、一番おいしく食べられるのが3~4日目だから。土産でもらった人が翌日以降に食べれば四日目に売れた商品はピークを過ぎる。」
という理由だった。
しかし多くの消費者は、そんな菓子屋の思惑とは裏腹に、賞味期限を過ぎたら「
食べれなくなる」 と思っていると思うのだ。
実に多くの「もみまん」が、まだまだ食せるのに、「旬」を過ぎたからという飽食の理由で捨てられているなんて、なんて勿体無い!と感じたのは僕だけだろうか??
実は僕なんて8日間過ぎたって、それは少々パサパサするけど、臭いを嗅いで見て、食べてみて特段変な味さえしなければ食べていたりする。。。
確かに、美味しい最高の時期に自慢の一品を食して欲しい・・という製造者の気配りは有り難いが、悲しいかな「賞味期限」は食べれなくなる期限だと思っている人が多いという現実にも目を向けて欲しいのだ。
僕的には、美味しい「旬」な食べごろの「賞味期限」と、本当に安全を見た食べる事の期限の「消費期限」を、説明付きで記載した方が、ある意味良心的な製造者だと思うのだが・・・・
美味しい物を最高の時期に食する事も、実に良い事なのだが、食べ物を大事にする、資源を有効に使うという観点では、単純に「美味しい期間」だけを表示するのは片手落ち・・だと思うのだが。。。。
Posted at 2008/06/26 02:10:09 | |
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