よいよ作業の開始だ。
X-Carの場合、まずはご自慢のストレイト・シックスに覆いかぶさった空調のフィルターが入った躯体を外さないと作業がやり辛いので、それから分解に取り掛かる。
フィルターを覆うカヴァーを外して、細長いフィルターを取ると、その奥に四ヶ所トルクスネジがあるので、それをバラスと無事にエンヂンに覆いかぶさるカバーが外れる。
次ぎに、エンヂンに被さっているカヴァーを外すんだが、ネジ二箇所は分るんだが、オイルフィラーキャップまで外さないといけないのには正直閉口した。
無論、カヴァーを外した後にはオイルフィラーキャップは元に戻さないといけない。これは面倒だ。
こうして見るとストレイト・シックスの縦方向に長い様子が良く分るし、オーナーとして、ダイレクトイグニッション・コイルが並ぶ様子は壮観でホレボレするもんだ。
分解までに純正のコイルを見てみると、
メーカーはBOSCHで、面白いのはエンヂンの前後の二箇所だけにアースウゥイングと思われるケーブルが見られる。固定はボルト二箇所。念のために純正品をひとつ外し、SplitFireのコイルと並べてみる。
微妙なんだが、コイルの巻き数が違う様子が見て取れる。
それでは実際に交換してみよう。交換は至って簡単で、最初にコイルに繋がる端子を外し、次ぎに固定用のボルト二箇所を外す。
後は垂直に純正のコイルを抜き、逆の手順でSplitFireを取り付けるだけだ。
これを六回繰り返し、さらにアースゥイングのケーブル二箇所の取り付けを確認して作業は終了だ。
さすがに、ブルーのコイルが並ぶと壮観だし、やはり新品(だと思う・・・詳細は7月16日のブログを見て欲しい・・)という安心感は何ものにも替えられないモンだ。
ここで、さらに念のためにエンヂンを始動させて、交換した事による異常はないか?折角なので他の様子も眺めて、カヴァー類の取り付けに掛かる。
カヴァー取り付けまで、しめて作業時間は40分とちょっと。
さて交換後の様子なんだが、まぁ正直に言って、コイルを変えたからと言って劇的に何かが変るモンじゃないが、十万キロ越えのコイルとの比較では、やはりレスポンスやガスペダルの踏込み量が少なくなったのは実感できた。
後は耐久性などなどは、使ってみてナンボなので、じっくりと様子をみてみたい・・・
純正品が実はクルマとしてのマッチングが良いのは分るが、交換部品なのにベラボウな金額が設定されているのはどうなんだろうか?
無論、必要経費と言われればソレまでなんだが、それにしても限度があると言えるのではないだろうか?
特に本国との価格差を見ていると、なんだか意図的に高くされているとしか思えないのには疑問を感じる。
さてさて、次はあのセンサーか・・・などど思いつつ、イキがよくなったエンヂンにご機嫌な今日この頃なのである。
Posted at 2009/07/18 07:49:44 | |
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