オーディオの世界っていうのは、まったく日進月歩・・・いやいや、時進週歩かもしれない。
次々に新しい技術が生まれてきて、それらが競い合って、淘汰を繰返しながら歴史を刻んでいるのだが、その中にあって、確かに技術的にも音質、画質が勝っていながら、コストや使い勝手などで結局はフェードアウトしていったモノもたくさんある。
DATなんてあったけ・・・
音楽の世界も、レコードがあって、そのレコードも再生の方法や手段、例えばプレーヤーなんかも、プリードライヴから、ベルト・ドライヴ、DDなどなどハードの進化や、レコード針もサファイヤ、ダイヤ、そしてダイヤでも楕円針と進化して言って、もはやこれ以上はというときにCDが現れ、あっと言う間にレコードが淘汰されてしまった。
そのCDも最近は、その地位が危うくなってきたのだが、実は密かな進化を遂げていた。
それが
「SHM-CD」 だ!
単純に言えば、音楽を記録している反射板の上にコーティングされている透明な層の 「透明度」 を上げたものだ。
な~んだ、それだけか!?と思われるかもしれないが、僕も2~3度聴いた事があるが、ノーマルとは明らかに音質が違うのだ。
こりゃすげぇなぁと思ったのだが、問題はまだまだ数が出ていないのと、作ることころが限られているという事。。。
音源は
SHM-CDのweb
http://shm-cd.co-site.jp/about/index.html
や amazon.com などでも入手できるが、まだまだ一般的ではない。
しかも、こうした音質を追求したソフトは、マニアには受けるが一般のユーザーには理解され難く、なかなか普及していないというのが実情だ。
僕も、夜、一人で30年選手のTechnicsの3wayスピーカを、これまた20年選手のSANSUIのアンプで駆動させ、さらにCDデッキはVictorという布陣のシステムで聞いてみたのだが、いやぁ・・これまでのCDのシャリシャリ感が消え、アナログには無い透明感が強調され悦に浸れたのだが、果して普通に聴くにはここまで必要か!?とも思った事も事実。
だけど、じっくり聴くには、やっぱりイイのだ。
値段も高くなく、確実に音質も良い。もし、お気に入りのアーチストのアルバムがあったら一枚聞いてみては如何だろうか?
僕は陽水と、「これがSHM-CDだ!〜ロックで聴き比べる体験サンプラー」というアルバムを楽しんだ。
特に後者は、同じ楽曲で、通常のCDとSHM-CDの二枚が入っていて聴き比べができ、しかも¥1,000-というヴァーゲンプライスだ!
果して違いが分かるか!?
ぜひお試しを!
. SHM-CDの全てが分かる!
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Posted at
2009/03/25 06:41:54