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イイね!
2007年05月11日

統一 かつてのカーオーディオはお金も手間も掛かった!?

統一 かつてのカーオーディオはお金も手間も掛かった!? とにかく、最初のカーオーディオと言えばやはりホームオーディオと同じ様に機能別に製品があり、それを自分の必要なもの、好みによって揃えて初めて音楽やラヂオを楽しめたのだ。

左の画像の通り、まともに音楽も聴けて、ラヂオを聞くには・・・

「テープデッキ」
「チューナー」
「アンテナ」
「アンプ」
「スピーカー」

が必要だった。

だから逆にそれぞれの製品は個性が豊かで、よりクオリティの高いモノが多くあった様に思える。

例えばスピーカーだ。



最初の頃は、埋め込み式が主流だったが、ここでパイオニアが箱型で置き型の洗練されたデザインのスピーカーをリリースした。
それまでの黒などのゴッツイデザインの開口部のある埋め込みスピーカしか知らなかった僕たちには、このメタリックのボディのスピーカが格別のものと思えた。

この「TS-X9」はボディは、アルミダイカストのゴツイもの。

この後のモデルの「TS-X11」になるとさらにデザインも洗練され、コレを付けているだけでも羨望の眼差しを浴びたものである。
しかし、このサイズのボディ・・・容積では、やはり低音域が不足していた事は事実で、この頃からパイオニアのカーステは中高音ばかり聞える「シャリシャリ音」などと陰口を叩かれたものである。

ここで注目して欲しいのは、「チューンナップスピーカー」なるものの存在。



これは、クルマの室内では「高音中音」が不足しがち・・・という事で、ソレ専用のスピーカーというものが発売された。
こりゃ現代の、ツィーター別置きの元祖ともいえるものだが、カーオーディオの黎明期に、すでにパイオニアがこうしたスピーカーを出していた事は賞賛に値するだろう。

しかし、こうしたパイオニアの努力もカーメーカーのオーディオに対する認識の薄さから、大変な努力を背負う事になっていた。。。。



オーディオスペースの大きさが、各社各様でまちまち・・・

勢いオーディオメーカーが、各社の全てのクルマのスペースを計測して、それに合ったフィッティングキットを用意しなければならなかったのだ。

そのためにできるだけサイズはコンパクトな方がイイ・・という事で、DINよりナローなサイズ(まぁ当時はDINそのものも不明確だったが・・・)が主流だった訳だ。

パイオニアの攻勢を他のメーカーも黙っている訳は無かった。

後から出てくるメーカーは先発のモノを研究し尽くして出てくる訳だから、それはレヴェルが高くなるのは当然。

さてさて、パイオニアはそんなライヴァル達にどう立ち向かって行ったか?

それは勢いのあるメーカーはやはり違う・・・という、まさに工業製品の地を行く商品開発の連続でもあったのだ。。。


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Posted at 2007/05/13 01:56:43

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この記事へのコメント

2007年5月13日 9:05
TS-X9、TS-X11・・・。
一昔前の(ちょいといぢったクルマの)リアシート後ろの、ある意味定番とも言える記号ですねぇ(笑)。
しかしこの時代のカーオーディオって、今では考えられないほど手間とお金かかりそうで・・・デッキチューナーアンプ一通り揃えるのは当時のホームオーディオそのまんまだったのですね~。
コメントへの返答
2007年5月15日 0:24
僕も憧れました!!
なんたって格好がいいですからねぇ・・・
それでも当時の僕にとって高価だったので、「低音が不足する」とか色々と難癖つけていましたが。。。
改めてカタログを見ていて、それらの定価を見るにつけホント高いって感じましたね。
まさにホームオーディオをクルマに置き換えた・・・という感じをヒシヒシと感じますね。
2007年5月13日 16:43
パイオニア、というと、ロンサムカーボーイのイメージです。>σ(^_^;ワタシ
って言うか、古すぎ!
まだ免許取立ての頃で、25年位前の話です。^^;
あの頃は赤のファミリアXGで、LPからカセットテープにダビングした、松田聖子が流れていた様な気が...(自爆)
コメントへの返答
2007年5月15日 0:32
赤いファミリアで、ラウンジシートのXG・・とくればもう流行の最先端!!
泣く子も黙る「カローラ」に「サニー」の販売台数を瞬間風速とはいえブッチギリましたからねぇ。。
何を隠そう私は・・・セダン後期のXGに乗っていました。
もちろんミュージックは「Canary」とか「Tinker Bell」を聞いてましてお気に入りは「真っ赤なロードスター」・・・おっと!!聖子ちゃんの話題にのめり込みすぎてしまいました。。。(恐縮)
そういったポピュラーを聞くときにはロンサムカーボーイは最高でしたね。
2007年5月16日 7:07
お久しぶりです
少々遅いコメントスイマセン…
>ロンサム
実は完動品実家に眠っています(苦笑
S30ZからCE73カローラへ行き
60系ハイエースへ行き、マーチRへ
移植された後休眠に入りました
S30Z時代、オーナーの好みで
スピーカーはシティコネクションに
変えられましたが、そのスピーカーも
しっかり同時に移植され、スピーカー
のみ現役で愛用しています
 LP落しのカセットや80’邦楽
聞くタチなので、このスピーカーで
ないと馴染めません(苦笑
コメントへの返答
2007年5月18日 1:08
コレを書いて、念のために検索サイトでくぐってみると、まだまだ「ロンサム・カーボゥイ」のユーザーが居るんですね。
アナログの音源には、やはり・・という事で現役さんがたくさん居るようです。
シティコネクションも懐かしいですねぇ。。。
音的にはパイオニアの中高音重視と違って素直な音が出て。。。懐かしいですねぇ・・
2007年5月16日 21:46
パイオニアの製品って昔からシャリシャリだったんだと今納得しました。
ホームオーディオから飛び出してきたような銀色のフェイスが年代を感じさせますねえ。

トレードインのパイオニア製ドアスピーカーをU13に取り付けていたんですが 高音しか聞こえなくってガッカリした記憶が有ります。
その後、バランスのよいスピーカーを求めて泥沼に入っていったんですが(汗)
コメントへの返答
2007年5月18日 1:10
パイオニアの音作りは、ホームオーディオでも同じですよね。。。
代表的なのは「シスコン」。
これもまさに「シャリシャリ」です。

そんなパイオニアですが、十年位前に出た「エアリンク式」のリヤスピーカーは、驚きの素直な音なんですね。

実はU13からキャリオーヴァーして今のLIMITED号でもそれを使っていたりします。。。

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
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