美味しい「鰻重」をたらふく食べた後は、再びミーティング・タイムへと突入した。
参加者全員による「オークション大会」や「じゃんけん大会」で、クルマグッヅ、食品、ハンズ的小物!?などなどが飛び交い今回のミーティング最高の盛り上がりとなった。
これらの「オークション」や「じゃんけん大会」で、思わぬ?戦利品を獲ると、それを一刻でも早く自分のクルマに付けてみたい・・と思うのは世の常。
プラグコードをGETした Fortuneさんが取り付けを開始すると、どれどれ・・とばかりあっと言う間に人垣ができてしまった。
毎回、こんな様子が繰返されるのだが、まったく不思議な事に飽きたりしないのだから不思議なモンだ。
そんな様子を横目で見ながら、参加したブル達を眺めてみると型式は違えど、そこはかとなく外観のイメージが似ていて、「やっぱり血筋は争えない」と再確認するのであった。
究極のモノフォルムともいえよう「U13」と、最後の「SSS」いや正真正銘の「ブルーバード」の末裔である「U14」が仲良く並んでいるのだが、まったく違うデザインのトレンドなのに、そこから伝わってくる雰囲気はまさに「ブルーバード」なのだ。
これは昨日や今日出来立ての、ブランニューな銘柄では絶対に成しえない「歴史」という重みがそうさせているのだろう。
それが販売上の策で、大きなエンブレムの上に、お涙頂戴的に載せられたサブブランドとして生き永らえてる姿に、僕はどうしても憤りを感じてならないのだ。
歴史を顧みない企業に明日は無い・・・僕は今でもそう思っている。
無知 自分の会社の事も知らんでなにが開発だ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1279816/
そんな思いに耽りながら、ブルーバードやレパードの姿を眺めていると
BOBさん がスゴイ一眼デヂカメで今日の様子を撮影し始めた。
脚立に載ったり、アングルを微妙に変えながらの撮影の様子に僕は興味津々で眺めていたのだが、一応20年前は「Canon A-1」を担いで色々な撮影をしていた頃の姿を思い出し、現役バリバリのプロのカメラマンの様子を盗め!とばかり、色々な真似事をしてみた。
脚立の上から画像を撮ってみると、いつもとは違った様子が撮れて実に面白い。
日頃の目線では見ることの出来ない景色で撮れるし、クルマ全体のシルエットが垣間見れて印象的な画が撮れるモノである。
真横でも、ローアングルで写して見ると、とにかく四角四面と言われてしまう「U14」が、その側面に豊かな曲面があり、サイドに刻まれたプレスラインが徐々に盛り上がり、そして緩やかに収束してゆく様が良く分かりオーナーとしても面白い画像が撮れたと実感した。
こうした画像は、BOBさんにとって、あったりまえ!の画像なのかもしれないが、日頃何気なく画像を写している僕達にとってはなかなかインパクトのあるモノなのだ。。。
夕暮れ時の「赤」が強調される時間帯も、僕の様な俄かカメラマンの画像に奥行きをプレゼントしてくれたのかもしれない。。。
そうこうしている内に、どんどん日は傾きクルマ好きにとってたまらない時間の終焉を迎える事になった。
まさに三々五々というのだろうか、一人帰りまた一人・・と人影が少なくなると、よいよ終わりの時間が来た事を痛感するのだ。
最後まで残ったメンバーで、再び夕食を共にする事にした。
あれほど昼間、良質なモノを食したというのに、食欲とは果てしなく続く青空の如く遠くまで続き、一見すると穏やかな海原なのに、そこには深い海底がある様に限りが無いことを思い知った。。。
もうイイ・・と言いながら、ちゃんと食べれるのだから恐れ入るモノだ。
夕食が終わると、よいよ本当の閉幕となって、それぞれがそれぞれの目的地へとクルマを走らせた。
楽しい時間とは、本当に早く経過するものである。。。
一年に一度か二度しか会えない、同じ趣味を持つ面々なのに、凄く親しみが持てて、長い親友の様な濃密な時間を過ごせるとは何と幸せな事なのだろうか。
また、いつか今日のメンバーたちと同じ時間を過ごしたい・・・そう思いながら僕はLIMITED号を東へと走らせた。。。。
みんな、ありがとう・・・とつぶやきながら。
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Posted at
2007/06/04 01:37:47