本来なら「3日間」借りる事ができたのだが、僕の都合がそれを許してくれず、その代わりと言ってはなんだが、24時間まったりと「BMWの世界」に浸かって見る事にした。
まずは某日曜日の19時過ぎに、近所のBMW正規ディーラーへと足を運んだ。
またここでお断りなんだが、当初は「素」の「320i」を連れ出す予定だったが、なんでも
体調不良?? という事で、カミさんにとっては不幸な「320i M-Sport」が我が家に送り込む事になった。
故障??意外とBMWも軟弱なんだねぇ・・・と思いつつ、ディーラーから夜の帳の中へとE90で走り出した。
ここで相変らずだな・・と思ったのが、まさにBMWチックと言って良いだろう、照明の使い方の上手さだ。
アンバーの照明が、細かくインプットされており、まさに都会の夜景の如く美しい様子を醸し出している。さらに「芸」の細かいのは・・
おそらくドライヴァーなりが、夜間でも手を触れるだろう部分の大半に照明が入っている事だ。トランク・オープナーまでも照明が入っているのには参った!!
室内もそうだが、このE90になってからは、ますますダイナミックな彫りの深い造詣となってエクステリアも刺激的だ。
前後の絞込みも大きく、サイドパネルのウェイビーなラインも、絶妙な陰影を表現してダイナミックなイメージを与える。
そう・・・このサイドパネルの「面」の表情がトヨタと違ってセクスィなのだ。どうもトヨタのそれは「面」が単調で、見ていて面白みが無い。どうせそこまで単調なら、いっその事エルグランドの様に、思い切って真平らな面で勝負してはどうだろうか??(まぁエルグランドも本当は平らに見えて実は、微妙なRが付いており、それが面の表情を豊かにしているのだが・・・)
特に、このようなアンダーな明かりの中では、その陰影がクッキリと映し出されて、目を楽しませてくれる。
テールランプの灯火も、なかなか工夫されている。
LEDが普及し、それを使うクルマが増えてきたが、せっかく造形したテールランプの形状そのものを生かしている様には思えないのだ。
ボディのキャラクターラインや面と絶妙に繋がって造形されているテールランプも、点燈すると、レンズ内のLEDが「点」「点」「点」が浮き出て、折角のテールランプそのものの造詣を生かしているとは思えないのだ。。。
それに較べて、この「3」は、テールランプの陰影をたくみに際立たせ、後ろたりとも手を抜いていないんだぞ!主張しているようであった。。。
さてさて、明日からの試乗がますます楽しみになったところで、ウチへと320iの鼻先を向けた。。。
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Posted at
2007/09/13 00:43:01