ランエボ ファイナルエディションが完売

三菱自動車工業は8月20日、4月10日に先行予約の受付を開始していた限定台数1000台の特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が完売したと発表、同日より納車を開始した。

御存知の方もいらっしゃると思いますが、今回のファイナルエディションはランエボⅩの最後ではなくランエボシーリーズの最後と言う事で、ランエボⅩではありながら「ランサーエボリューションⅩ ファイナルエディション」とは呼称しません。

そんなわけで、1992年の初代（CD9A）から発売されてきたランエボ・シリーズが、遂に最期を迎える事になりました。



しかし、ファイナルエディションの発表があったとき、ちょっと驚きだったんですよね。
限定台数が1,000台だった事です。
正直な所、ランエボⅩって売れてなかったじゃないですか。
なんでも、2013年の販売台数は621台だったそうです。
ハッキリ言ってしまえば、売れなかったから製造・販売を中止する訳でしょ。

ところが、限定１０００台が完売しちゃいましたよ。
凄いじゃないですか。

１０００台製作するって言って１０００台売れるなら、それなりの商品力があるんじゃないの。
むしろ、今までの売り方がまずかっただけで。

思い返せば、ランエボⅩになって、初めてカタログモデルになったんですよね。
ランエボⅨ（CT9A）までは、一応限定モデルでした。
（外タレの『好評に付き追加公演決定！』みたいな、後から台数追加したモデルもあったけど…）

ランエボはやっぱり限定モデルでないと買ってくれないのかな？

でも三菱さん、だからって「ランサーエボリューション ファイナルエディションⅡ」なんて出さないでね。