先週のTRGで訪れた トヨタ博物館 が思いの外楽しくて、また行きたくなりました。
ルート検索で調べると、トヨタ博物館までの移動時間は3時間55分、日帰り出来なくはないな……って、2週連続で行ってどうするっ!(汗)
それに、まだ東名集中工事をやっているので、渋滞に嵌るだけだし。(←って問題はそこなのか?)
ならば、違うところに行きましょう!
と言う訳で、ツインリンクもてぎ内にある “Honda Collection Hall” へ行ってみることにしました。
朝7時前に出発、週末って事もあり交通量は多めでした。
しかし、走り慣れてないドライバーが多いのか、追い越し車線に関するマナー、悪いですねぇ。
追い越しをするでもなく、ただ単に空いている車線だからって感じでマイペースで走り続ける車。
後ろから追い越し車線を結構な勢いで飛ばしてくる車が迫ってきているのに、その車の目の前で追い越し車線に車線変更する車。
どちらも周りが見えてませんよねー。
煽り運転が非難され、厳罰化になりましたが、こういう行動が煽り運転を呼び寄せていると思うんですがね。
ちなみに私は、「君子危うきに近寄らず」で、危うい匂いのする追い越し車線を、走行車線から眺めていました。(決して「ふわわ」キロで走ったりはしません!)
ツインリンクもてぎに到着。(ちなみに南ゲート)
富士スピードウェイと違い、サーキット以外の遊べる施設が多い為、ミニバンやSUVなどの車が多いですね。
ま、私だってポルシェで来ていますが、サーキットを走りに来たわけじゃないですけど……。
Honda Collection Hall は、南ゲートからの坂道を登り切った左側にありました。
P2駐車場に車を停め、コレクションホールへと向かいます。
エントランスには、F1で初勝利を挙げたRA272と、バイクのGPレース初優勝を飾ったRC143が並んでいました。
トヨタ博物館は世界中の名車が展示されていて素晴らしかったですが、ホンダは世界を制した自社の車があるのがすごいですよね。
エントランスの右側には、ホンダの黎明期の展示が……
えっ、カーチス号!?
これって、まだアート商会の頃の車でしょ? ホンダじゃないじゃん!
まぁ、本田宗一郎の歴史ではあるし、Honda Collection Hall と言っても本田技研工業と限るわけじゃないか。(笑)
その他、市販されなかったS360なんかが展示されてました。
2階に上がると、企画展「CIVIC WORLD」として、初代から現行モデルまでのシビックが展示されていました。(2階は初代~4代目、3階が5代目~現行モデル)
うーん、この前、
歴代シビックについてブログに書いたばかりだったが、本家でも同じ企画をやっていたか。(汗)
2階は量産車の展示で、4輪と2輪でフロアが分かれています。
ホンダ初の市販乗用車である ホンダS500。
後ろのパネルには、自らハンドルを握る本田宗一郎の写真が!
そして、問題作のホンダ1300。
本田宗一郎が拘った空冷エンジンの構造が分かるカットモデル。
本来なら構造が簡単で軽量な筈の空冷エンジンが、なんとも複雑な構造をしている……
あまりにマニアックな車だったホンダ1300が反面教師になったか、シンプルなFF 2BOX車 シビックが登場。
この車の登場が、現在のホンダの基盤を作りました。
この後、ホンダはDOHC、VTEC、そして TypeRへと、スポーティな車を次々に生み出していったのです。
ただ、最近の車は展示されてないねぇ。
展示に値する車が無いのかな?
量産バイクのフロアも見て回ったけど……実は私、バイクは詳しくありません。(汗)
とりあえず気になったバイクを紹介。
4輪のフロアには無かった、ライバルメーカーのバイクが展示されています。
KAWASAKI Z400、YAMAHA RZ250、SUZUKI RGΓ(ガンマ)、バイクに疎い私でも知っているバイクたちです。
そして、もう1台。
ホンダNR。
1シリンダーあたり8バルブという有り得ないバルブ数を実現する為、ピストンが楕円形になっています。(個人的には、楕円形と言うより、小判形って感じがしますが…)
3階はレーシングカーです。
入ってすぐのところにあるのは、RA272。
1.5ℓという小排気量でありながらV12を採用。
パワーはあったが重かった。(汗)
それでも、1500cc最終年の最終戦 1965年のメキシコGPで、R.ギンサーのドライブでホンダの初優勝を飾ります。
ホンダの初勝利であり、1500cc F1の最終ウィナーでもあった RA272は、グッドイヤータイヤにF1初勝利をプレゼントした車でもありました。
ホンダにしか無いF1コレクションは、いつまでも見ていたくなります。
第一期のF1マシンたち
第二期はウィリアムズ、ロータス、そして マクラーレンに搭載され、サーキットを駆け抜けました。
第三期……というより、佐藤琢磨特集でした。
(インディカーも並んでます)
バイクのレーサーもありますが……全然分かりません。(汗)
GPマシンに
耐久マシン(鈴鹿8耐用のマシンですかね?)
きっと、バイクにも詳しい人なら、2倍楽しめたんだろうなー。
見学し終わって、車を入れて記念撮影しようと思い立ち、入り口にGT2を停めたけど…
ポールの手前に停めなきゃダメかな? と思った刹那、スタッフが飛び出してきました。
「すみません、ここに停めないでください!」
えー、1~2分なのにー。(汗)
Honda Collection Hall、トヨタ博物館と違ってホンダ車しか展示されていなかったものの、元はホンダ乗りだったので十分楽しめました。
私が乗っていたモデルが展示されていたら、なお良かったのですがね。