最近 色々あって、書き始めたブログもなかなか仕上げられません。
まぁ、楽しい内容ではない事も筆が遅い一因ではありますが…。
それでも、ようやく先週末のブログを投稿する事が出来ます。
最近、殆ど書いていないブログも、偶に書けば愚痴ばかり…
まぁ、仕事が忙しいとか色々と理由はありますが、一番大きい理由は、好きな車に乗れていない事です。
その理由の一つは、自宅ガレージのスペースの問題で、手元に置いておける車が限らるという事。
我が家で所有している車が多過ぎるという話もありますが、その中でもスポーツカー系の4台の内、自宅ガレージに置いておける車は1台に限られてしまうのです。
(設計時の意思疎通が十分でなく、縦列駐車2台の内の1台が極端に全長の短いアバルトに合わせて設計されてました)
ちなみに、スポーツカー系の4台とは、ポルシェが3台(997GT2、964カレラ2、718スパイダー)とアルファロメオ4Cスパイダーです。
その内の911(997GT2と964カレラ2)に満足に乗れていないのですよ。
特に964は、エンジンオーバーホールした後、満足に乗らないまま2年の車検期間が迫ってきてしまっています。(汗)
始めのうちは「2台のスパイダーは最近買った車だし…」と思い、優先してそれらの車に乗る事について自分を納得させる事が出来ていました。
その後も「平日 俺は仕事だし、手元にはキミ(奥さん)が乗る車を置いておけばいいよ」とか「気候のいい時期(春)は屋根開き(オーブン)に乗っていればいいよ」と言っていたのも私です。
しかし、さすがに新居に越して一年もすれば、自分の車(911)に乗りたくなります。
もちろん、奥さんも「911は乗っちゃダメ!」だなんて一言も言っていないのですが、真夏に旧めの車の助手席に乗るのは気乗りしない様子。
結局、週末に自宅ガレージに911を持ってきたとしても、当日、もしくは翌日の日曜日には横浜某所の保管場所に返しに行く…、そんな事が続きました。
「真夏に旧車じゃ、車の方が厳しいから…」
自分にそう言い聞かせ、猛暑が収まるのを待ちました。
しかし、秋になり気候が良くなってくると車イベントが多くなり、またしても911に乗る機会が失われ…。(あまりに乗らな過ぎた為、
GT2のバッテリーをあげてしまった事もありました)
911に乗れずに悶々とする亭主を不憫に思ったのか、先週、今週と 日曜日に奥さま一人でイベントに出掛ける用事を作り、「好きなだけ911に乗っておいで」と言ってくれました。
しかし…
先週は9月頃からの疲労の蓄積がピークに達し、朝、イベントに行く奥さんを送り出した後、あえなくダウン。orz
午前中は泥のように眠ってました。
長い前振りでしたが、ここからが本題です。(←長過ぎだ!)
ようやく今週になって念願が叶い、911に思いっきり乗れる機会がやって来ました。
もちろん、乗るのはオーバーホール後、まともに乗れていない964です♪
今週も、イベントに行く奥さんを送り出した後、私一人メガーヌで横浜某所の保管場所へ向かいます。(何だかんだでメガーヌに乗るのも久しぶりでした。メガーヌの運転も楽しいっ♪)
ボディカバーを外し、久々にガーズレッドの964カレラ2に再会。
イグニッションキーを捻り………、一発でエンジン始動!
久々の空冷サウンドに、自然と気分も高揚します♪
ところがっ!
保管場所を出るまでは問題無かったものの、最初の信号待ちの時にいきなりエンストしてしまいました。
「あれっ、クラッチ操作ミスった?」
久々過ぎて、空冷ポルシェの運転の仕方を忘れたか!?
再度キーを捻ると、何事も無くエンジン始動。
しかし…
またしても信号待ちでエンジン停止。
さすがにおかしいっ!
964のクラッチはクセがある為、他の車から乗り換えてすぐは私でも戸惑いますが、今回はクラッチ繋ぐ時ではなく単にクラッチを切っただけです。
駆動系との繋がりを切った為、エンジン回転数が下がっていきますが、アイドル回転数で留まる事無く そのままエンジンが停止してしまいます。
さすがに、横浜の街中、片側3車線の幹線道路のど真ん中で車を止める訳にもいきませんから、なんとか車を止められそうな場所まで車を移動させましたが、その間も赤信号の度にエンジン停止、再始動の繰り返し。
幸い、主治医のショップまでそう離れていなかった為、開店時刻を見計らって電話します。
「964の調子が悪くて…、今から診てもらえませんか?」
「生憎、お預かりしているメンテ車両が多くて、作業も駐車スペースも塞がっていまして…」
「………」
大まかな症状を伝えましたが、おそらくパーツ取り寄せが必要になるので、例え今日診れたとしてもすぐに修理できる訳ではないとの事。
泣く泣く、今朝、出発した保管場所に戻る事にしました。
途中で動かなくなるのが怖かったのでレッカー移動も考えましたが、おそらく燃料系の不具合でガソリンがいかなくなっているだけだろうと、今来た道を引き返します。(赤信号で止まる際、回転数を落とさない様、気を使いました)
朝、ここでボディカバーを外した時は気分が高揚していましたが、戻ってボディカバーを掛け直す時は非常に悲しかったです。(泣)
結局、主治医のショップは、メンテ依頼が詰まっている為、年内の作業入りも無理との事で、年明けに入庫、そこから不具合のチェック、パーツ発注となると、もう2月の車検時期を迎えてしまいます。
折角、
エンジンオーバーホールしたのに、殆ど乗れなかった。
こんな事なら車検切っておけば…、って言うか、オーバーホールする必要も無かったんじゃ…
何故、こうなるんだ!?
俺に964を運転させたくないのかよっ!?
俺はこのまま一生964に乗れないんじゃないか!?
何で俺ばっかりこんな目に遭わないといけないんだ!?
俺が何か悪さしたかよっ!?
964に乗る事は諦め、やはり殆ど乗れていない997GT2に乗り換えましたが、運転していても楽しくなく、むしろ黒い感情が渦巻いていました。
大黒PAに行ったものの、この感情のまま誰かと会う気にもなれず、見知った人(車)が居ても近づかず…
辰巳PAまで向かう際も、感情のコントロールが出来ず、荒れた運転に終始してました。
帰宅する(≒メガーヌに乗り換える)為、三度 横浜某所の保管場所に戻り、GT2を戻します。
帰路をメガーヌで運転中は黒い感情は消えていたものの、思いっきり気分は沈んでいました。
今年何度目かの「どうせ乗れないんだから、やっぱり 911は売ってしまおう」という考えが頭の中を支配していました。
何とか負の感情は落ち着きましたが、好きな車に乗れない問題は、根本的な解決策が無いのが現状…
気が重い毎日が続きます。