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タケラッタのブログ一覧

2021年10月31日 イイね!

エミーラの受注開始と、今後のロータス

エミーラの受注開始と、今後のロータス昨日、ジュリアのボンネットの段差調整の為に、横浜・都筑のCARBOXへ行きましたが……


まぁ、ここまで来たのなら、ロータス横浜(デスティーノ)にも顔を出すべきでしょう。


と言う訳で、金曜日(10月29日)にエミーラの受注が始まったロータス横浜へ行ってきました。


やはり、受注が開始されてから初めての週末という事もあり、お客様も大勢集まっているのでしょうか、駐車スペースが満車で停めるところがありません。(汗)


そのうちの一台をスタッフさんがモータープールへ移動してくれて、何とか車を停めることが出来ました。


新しい担当は……接客中ですか。





という事で、私の相手は、某YouTuberをして“絶対に買わせるマン”と言わしめる Kさんが応対してくれました。




Kさん、エミーラの評判はどうですか?


「お陰様で、エミーラの話(商談)も頂いています」


でも、見た感じ エミーラの商談をしているお客様はいない感じですが……。(新担当もエミーラ……っていうかロータス以外の車の商談の様ですし)


かく言う私も、エミーラの話を振っていますが、エミーラには全く興味は無いのですが……。(汗)





エミーラ、まだ実車を見た訳ではありませんが、きっと良い車になっているのでしょう。


ジェンソン・バトンも絶賛していました。





ただ、だからと言ってエミーラが売れるかというと、話はそう単純な物ではないと思います。


今回のエミーラと非常によく似た性格の車がエヴォーラでした。




エヴォーラ、乗ってみるととても良い車です。


最新の911(992)と比べても「むしろ、こっちの方がいいんじゃないか?」的な言い方をする専門家もいます。



カーグラTVでも松任谷さんが絶賛していましたっけ。


でも、実際にポルシェ911と比較してエヴォーラの方を購入する人がいるかというと……。





結局、顧客がロータスという車に何を求めているかなんですよね。


エヴォーラを求める顧客は、限られるロータス ユーザーの中でも一際少数派です。


さらに言うと、従来のロータス(エリーゼ、エキシージ、エヴォーラ)の生産終了が発表されてから価格が高騰し始めたのはエリーゼ(もしくはフェーズ2までのエキシージ)だけです。


まぁ、生産終了がアナウンスされてからエリーゼは短期間で在庫車が無くなってしまいましたが、エキシージは未だに在庫があります(つまり、新車が買える!)から高騰のしようが無いのですが……。


結局、多くの顧客がロータスに求めているのは、1トンを切る(と言うか900kgそこそこの)軽量な車なんですよね。


1100kgのエキシージですら重い。(汗)


速い車ならエキシージ以外でも、他メーカーから沢山出ています。


唯一無二の車だからこそ評価される、それこそがロータスなのです。





自分で言うのも何ですが、純粋なロータス乗りはエリーゼを選び、車変態がエキシージを選ぶってところかな。(爆)


では、エヴォーラを選んだ顧客はというと……ちょっと良く分かりません。(汗)


みんなと同じポルシェじゃイヤだという天邪鬼? もしくはロータス関係者?(ダイハツ社員が買うアルティス(カムリのOEM車)みたいなモノか?)


最新の992と比較されるように、ポルシェとタメを張れるような車なのでしょう。


しかし、どんなにポルシェに肉薄していようと、ポルシェのような車が欲しい人にとってはポルシェが一番であり、本物のポルシェには敵いませんから。





そう考えると、果たして今回のエミーラは売れるのか?


1353万円という価格は、911と比べて割安かもしれません。


しかし、ポルシェにはケイマンがあります。(むしろ直接的なライバルはこちらでしょう)


ケイマンだと、GT4ですら1310万円なのですから、エミーラを売るのはかなり難しいでしょう。


セールスポイントはどこ?


ロータス最後のピュアエンジン車? それとてエンジンはトヨタ製ですからね。


最後のトヨタエンジンに魅力を感じる人が飛び付くのでしょうか?





まぁ、無くなってしまうと、欲しがる人はいるかもしれません。


現に、ロータス・オーナーの中にも「ロータスは軽さが命! やっぱりローバーKシリーズでないと!」と言ってフェーズ1エリーゼに拘る人や、




「やっぱ、高回転NAエンジンだよね!」と言ってフェーズ2エリーゼ(2ZZエンジン搭載車)に拘る人がいますからね。(笑)





そんな訳で、昨日は“絶対に買わせるマン”にロックオンされたタケラッタでした。(汗)

Posted at 2021/10/31 08:08:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Lotus | 日記
2021年10月30日 イイね!

ドイツフェア in リバイバルカフェ

ドイツフェア in リバイバルカフェ本日は 連載中の「トヨタ自動車物語」をお休みして……って、その前置きは先週もやったわっ!


と言う訳で(どんな訳だ?)、今週末も自分のカーライフについて書かせて頂きます。


自分のカーライフ…略して“じぶカラ”!(←それも先週やった)





さて、今週は親父が転倒、頭を打って病院に担ぎ込まれましたが、私が勤め人という事もあり、諸々の手続きは週末まで待ってもらっていました。


その他、緊急の入院だった為、入院生活で必要とする物を持って行ってあげないといけないし……


それが無ければ、箱根あたりに走りに行きたかったのですけどね。


って言うか、昨日の朝には、仕事を休んで箱根に走りに行きたい衝動に駆られましたけど……。(爆)


(仕事しているのがアホらしくなるくらい、いい天気でした)



そして、今朝も昨日ほどではない(若干、霞んでいる?)ものの、良い天気であり、冠雪した富士山も 雲に隠れる事なくその姿を見せておりました。




「まぁ、今日もきっと観光地は車でいっぱい、帰りは大渋滞だぞ」と自分に言い聞かせ、病院の面会時間(と言っても、コロナの感染警戒の為、ナースステーションまでしか行けず、面会は出来ないのですが)の13時には戻って来れる近場のドライブで我慢です。


近場で車で行くところ?


やっぱ、ココかなっ!?



って、ここまでの流れ、先週のブログと同じじゃん!(汗)





リバイバルカフェに到着すると、店舗前の駐車場は、もう車が並んでいます。


開店時間の11時に3分遅れただけなのに……。(汗)


仕方なく、奥の駐車スペースに車を停めようとすると、店長が「タケラッタ(の本名)さん、ここに停めてください!」と、店舗前のベストポジションを指差します。


えっ、いいの?


そこには、予約客(?)の為に場所をキープするかの如く、カラーコーンが置かれているのですが……。


実は、この場所は“ドイツ車を停める為”にキープしていた場所だったのです。




リバイバルカフェ 公式Facebookより抜粋

【店内イベントのお知らせ】
10/29(金)~11/28(日)
リバイバルカフェではドイツウィークを実施します!
期間中の店内はドイツ車中心のディスプレイに入れ替わり、鎌倉MotoVillageさん協力によるさミニカーの販売、ドイツ車関連のグッズ販売、期間限定のフードメニューのご用意などドイツ色豊かにして皆さまをお迎えします。
また期間中にドイツ車でご来店のお客様には特典をご用意。
スタッフ一同皆さまのお越しを楽しみにお待ちしております!




何も知らずにポルシェで行きましたが、ドイツ車来店特典のコーヒーの無料券を頂きました。(Facebookには『特典』としか書いてないから、「今日は、コーヒー無料券」だっただけなのかも)


しかも、ベストポジションに車を停められたし、ポルシェで来て良かったです。


なるほどね、ドイツウィークか、道理でドイツ車が多い……








あの、ホントにドイツウィークですか?(汗)


ドイツ車は BMW 635CSi だけじゃないですか。(笑)






でも、タケラッタ的には、普通のドイツ車よりも興味深い車ばかりでした。


MG TFは、ロータスに通ずるものがあります。


同じ英国車と言うだけではなく、ローバー Kシリーズエンジンを搭載するミッドシップという意味でも、エリーゼ(フェーズ1)と同じですからね。


実は、今日のリバイバルカフェは、駐車スペースだけでなく テラス席のスペースもいっぱいで、相席させて頂いたお客様が このMG TF のオーナーさんでした。


MG TFの前には MG F(言ってみれば、MG TFのマイナーチェンジ前の車)にお乗りだったそうです。


実は、MG Fが出た時、「これ、欲しいなー」と思っていたんですよね。


ただ、その後にロータス・エリーゼが登場し、MG Fの印象など吹っ飛んでしまいましたが……。(汗)



その他にも、世界一美しいクーペと言われた BMW 635CSi (E24)や、ホンダ S800、そして アルファロメオ GTA 1300 Junior……ホント、ここ(リバイバルカフェ)は何時間でもいられそうなほど楽しいです。


もっとも、何時間も居座られたら、お店は困るでしょうけど……。(汗)


ちなみに、モーガンに関しては、正直 どんな車なのか分かりません。(さすがに、守備範囲外です)






名残惜しいですが、病院へ行かねばならないので、12時過ぎにリバイバルカフェを後にしました。


そして、荷物を持って病院へ行き、残っていた手続きを終えて14時には帰宅。(面会出来ないので、ものの10分で用事が終わりました)


さあ、時間が余りました! 何しようか?


そうだ! ジュリアのボンネットの段差を調整してもらおう!








つー訳で、横浜・都筑のCARBOXへ。


「何とかなりそうですか?」

「やってみます」




15分経過


「何とかなりそうですか?」

「………」


簡易的に調整するパーツ(ゴム製のブッシュの様なもの)を最小限になるまで調整したものの、それでも若干浮いている感じは残ってしまうのだそうな。


【結論】
やはり、イタ車はイタリアン・クオリティであった。


くそー、こうなったら左側も浮かせて、“段付き” にしたろうか?(爆)

Posted at 2021/10/30 22:09:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | リバイバルカフェ | 日記
2021年10月29日 イイね!

トヨタ自動車物語 番外編 「大人げないよ、トヨタさん!」

トヨタ自動車物語 番外編 「大人げないよ、トヨタさん!」昨日の『トヨタ自動車物語』は、作者急病の為、休載となりました。


ウソです、単に寝落ちしただけです。(汗)


まぁ、途中まで用意していたので、昨日の枠でブログアップします。(笑)






『トヨタ自動車物語』では、多分にトヨタ自動車をヨイショしているような内容になっていますので、ちょいと批判的な事も書いておきましょうかね。(決して、本来の次回分が用意できていない訳では……無い…のか?)


他メーカーを圧倒する商品ラインナップを誇るトヨタ自動車。


そんなトヨタでありながら、他メーカーが強いカテゴリーに、まるで「他人(ひと)のふんどしで相撲を取る」と言った感じの車を出す事がありますよね。





ランドクルーザー・プラド



長年のライバル 日産を圧倒していたトヨタも、「目の上のたんこぶ」と称していたのが三菱のパジェロでした。



トヨタが持っていたランクル70では硬派過ぎたので、より乗用車ライクな性格に仕立て上げた“ランドクルーザー・プラド”を登場させたのですが……似過ぎでしょ!




アルファード・ヴェルファイア



日産がエルグランドをヒットさせたラージクラスのミニバン市場には、トヨタもグランビアという車もあったのですが、エルグランドほどはヒットしませんでした。



エルグランドの威風堂々としたスタイリング、特に押し出しの強いグリルがユーザー受けしたのだと思います。


ところが、トヨタはグランビアという名をあっさり捨てて、エルグランド路線の威風堂々としたフロントマスクを持つ車に……それがアルファードでした。


モデルチェンジした2代目では、ヴェルファイアという兄弟車も登場しますが、今度はエルグランド風の2段ヘッドライトまで採用します。



大人げないなー。






ウィッシュ



ウィッシュと言えば、DAIGOの口癖……って、そっちじゃなくて!💦




ミニバンブームが始まった頃、今のようなBOXミニバンでは背が高過ぎると思う層もまだまだいて、背の低いミニバンにも市場がありました。


背が低めのミニバンでは、オデッセイ そして ストリームというホンダ勢が強い市場でもありました。


ここでトヨタはウィッシュという車を登場させたのですが……なんと全長×全幅×全高がストリームと全く同じだったのですよっ!


ストリームを徹底的に調査した末に出してきた(と思われる)ウィッシュは大ヒット、恐らくは 今までならストリームを買ったであろう顧客も奪っていたであろうことは想像に難くありません。


まさに、「他人のふんどし」ですよねっ!


ストリームがマイナーチェンジした時のCMで、「ポリシーはあるか」と言い放ったホンダ……気持ちは分かります。(笑)










市販車だけではなく、モータースポーツでもトヨタは色々とやってますねぇ。


スターレット



昔のツーリングカーレースで、富士フレッシュマンレースなどのTSクラスっていうのがあったのですが、当時はサニーの独壇場でした。


ここでトヨタは、OHVだった3KエンジンをDOHC化させたのでした。



いやいや、エントリークラスのTSで そこまでやりますかっ!?




トヨタ・GT-One



トヨタのル・マン用レーシングカー、トヨタ・GT-One (TS020)。


当時のル・マンは、市販のGTカーで戦うレギュレーションとなっていました。


1998年、トヨタは 念願のル・マン制覇の為のスーパーウェポン、GT-Oneを投入します。


しかし……





GTカーだよね?


基本は量産車でしょ?


これのどこが量産車なのよっ!?(汗)






トヨタ セリカ GT-Four(ST-205)



まー、これは「大人げない」というより、完全なルール違反ですがね。(汗)


先代のST-185では WRCでチャンピオンを獲得できましたが、大きく重くなったボディは、ライバルの SUBARUのインプレッサや、三菱のランエボの後塵を拝する状態となってしまいます。(まぁ、インプやランエボに比べたら、ST-205は重量級のクーペですからねぇ)


そこで、焦ったトヨタ側(TTE:トヨタ チーム ヨーロッパ)は、レギュレーションで定められたリストリクターの改造という不正を働いてしまいます。


リストリクターというのは、パワーが出過ぎない様にエンジンの吸入空気量を制限する装置です。


これを、エンジンを始動して負圧がかかった時のみリストリクターがスライドして吸入量が増えるように改造(つまり、静止状態で行われる車検で見つからない様にしている)。


この改造でパワーアップした事で、ようやく優勝争いができるまでの戦闘力になったものの、TTEの内部告発で不正が発覚。


その年の全ポイントはく奪と、翌年の参戦禁止のペナルティを課せられました。


結局、この代を以てセリカでのWRC挑戦は終了、ペナルティ明け(さらに一年活動自粛を挟みましたが)の復帰時には カローラWRCでの挑戦となったのでした。







色々と大人げない事もしてきたトヨタですが、最近はトヨタがなりふり構わずに対抗車を出すような車も無くなりましたねぇ。


トヨタ以外のメーカーも頑張れ!

Posted at 2021/10/30 09:13:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記
2021年10月28日 イイね!

ER(Emergency Room)

ER(Emergency Room)、日本語では救急救命室。

一体、ここには何回来ただろう?



火曜日の朝、携帯電話の呼び出し音が鳴った。

まだ7時前……、一体何が?

電話に出ると、親父の居る高齢者施設のケア担当からの電話だった。

今朝、親父が転倒し、後頭部を強打し意識が無い、と。

救急車を呼んだので、搬送される病院が決まったらまた電話します、との事だった。

暫くすると、これから施設に一番近い総合病院へ搬送されるという連絡が入り、ケア担当も病院に一緒に行くとの事。



ああ、一年前のお袋の時もこんなだったわ。

一年前同様、俺も車で病院へ駆け付ける事になったのだが、一年前は夜だったが、今回は朝。

既に通院患者が来始めており、駐車場は駐車待ちの車で渋滞中。(もちろん、道も通勤渋滞が始まっていた)

何事も無ければ30分もあれば余裕で到着するが、混雑の為 1時間近く掛かった。

この病院のER(救急救命室)には、去年 お袋が搬送されたとき以外に、親父が虫垂炎になった時にも来ていた。

なので、迷う事も無くER前に到着……しかし、施設のケア担当がいない。

家族への引継ぎもせずに帰るとは思えんが……。



ケア担当を見つける前に、ER担当医の病状説明に呼ばれた。

親父のCT画像がモニタに表示される。

「後頭部に強打した時のこぶが有りますが、気になるのは むしろ前頭部の内出血です」

医師が示した箇所が白くなっていた。

「この影響がどう出るかは、まだ分かりません。
 しかし、もしかしたら寝たきりになるかもしれません」

if(仮定)の話ではあるものの、かなりシリアスな状況だ。

「自分で食事が摂れない場合は、点滴や、場合によっては胃ろうなどの措置となる可能性もあります。
 中には延命措置は望まないという方もいらっしゃいますが……」

それは、親父が常々 口にしていた事だ。

『回復の可能性が無いのであれば、延命措置は御免被る』

俺は「本人の意思を尊重したいと思います」と医師に告げた。



なお、現在の状況は、目は醒めているものの 話し掛けても答えが返ってこない状況らしい。

病院に搬送された事が分かっていない様で、左腕に入っている点滴のチューブを抜こうとするのだそうな。

医師の許可をもらい、ER(救急救命室)の中へ入る。

あ、施設のケア担当はここにいたんだ。

点滴のチューブを抜こうとする親父の体を抑えていた様だ。

今までご苦労様でした、代わります。



親父は、目は開けていて、こちらを見るのだが……俺のこと分かってるか?

って言うか、ホントに点滴抜こうとしてるのか、左手を気にして絶え間なく動いてる。

左手を触ろうとする右手を握って、点滴を抜かないように抑え込むが、そうすると今度は抑えられている右手を何とかするつもりなのか、左手を動かしだした。

仕方がないので、左手も握って抑え込む……って言うか、左手動くじゃん!

電話すると毎回「左手が満足に動かせない」と嘆いていた親父。

今、親父の動かない筈の左手を抑える為に、俺が四苦八苦しているんですが。



暫く、状況把握が出来ずに暴れる親父を抑え込む状況が続いた後、集中治療室に移動する事となり、お役御免となった。

今日はしばらくは様子見となる模様。

明日、再度 CTを撮って異常が無ければ一般病棟へ移動となるとの事だった。

親父が集中治療室へ移動されるのを見送り、自分の状況を確認すると、親父を抑え込むという重労働(?)で汗だくになっていた。




水曜日、最悪の事態は訪れず、一般病棟へ移ったという連絡が入った。

なお、現在もコロナ感染に対する警戒は解かれておらず、家族でも面会は禁止だという。

状況を電話で確認すると、意識も戻り、会話も出来ているらしい……まずは ひと安心。



木曜日の今日、今度は担当医から電話があった。

担当医は、ALSの治療でもお世話になっている神経内科の医師だった。

「お食事も自分で食べられています。
 運動機能に不安があるものの、これはALSの進行によるもので、今回の打撲(内出血)によるものではないと思います」

良かったぁ。

「ただ、若干 意欲の減退があるように見受けられます」

先生、あのですね、今回の転倒の前はもっともっと悲観的だったんですよ。

意欲の減退どころか、『もう、生きている意味がない』とか言っちゃってたんですから。

「そうですか、それじゃマイナス思考の言葉を口に出すようになってきたら、元に戻ってきたって判断できますね」

いや、それは元に戻って欲しくないんですけど……。



その後、今度は看護師から電話が入った。

「○○様のご家族様ですか?」

はい。

「実は、○○様がテレビをレンタルしたいと仰っていまして……有料となりますが宜しいでしょうか?」

いや、別に構わんですが……っていうか、病院に運ばれる前は『見たいテレビも無い』って言ってたじゃん!

以前よりもメンタル面が好転してませんか?









てな感じで、今はブログネタに出来ちゃうくらい安心できる状況になっています。


搬送されたばかりの時の医師の説明がシリアスなものだっただけに、当日はとてもブログには書けなかったのですが、医師によると 既に“退院の条件を検討し始める” 状況にまで来ているらしい。


退院したら、「動かない筈の左手を抑えるのに大変だったんだぞ!」って言って弄ってやる!
Posted at 2021/10/29 00:37:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 家族 | 日記
2021年10月27日 イイね!

トヨタ自動車物語 「ハイソカーブーム」

トヨタ自動車物語 「ハイソカーブーム」トヨタを語る上で避けて通れないものの中に “ハイソカーブーム” があります。


「えっ、それほどのものか?」ってお思いの方は多いと思います。


あくまで、タケラッタ的な視点から申しています。(汗)





何故、トヨタを語る上でハイソカーブームが外せないかというと、この時の販売成績によって、トヨタの強さ(言い換えると、トヨタと日産との差)が決定的になったと思っているからです。


ハイソカーブームが起きる前、トヨタは中古車市場の“ある動向”に注目していました。


それは、スカイラインやローレル、セドリック/グロリアといった、日産の大型車が若者に人気があったというものです。




トヨタはこれを好機だと感じていたらしいのです。


もちろん、日産車が売れていた事に対してではありません、大型車が売れているという事に対してです。


そもそも、トヨタはこのクラスで若者の支持を得られていませんでした。


何と言っても、スカイライン人気には対抗する術もなく、マークⅡベースのチェイサーを出したものの スカイライン人気には及ぶべくもない状況でした。







しかし、トヨタは次の手を打っていました。


モデルチェンジしたマークⅡ/チェイサーに、クレスタという新たな兄弟車を加えたのです。



ボズ・スキャッグスのBGMが流れる中、山崎勉の声で「トヨタの最高級パーソナルセダン クレスタ」と言われると、本当に高級車の様に見えました。


「クレスタ、なんと私的なクルマだ」


すみません、分かる人が限られる内容でした。(汗)






もちろん、マークⅡ/チェイサーもクレスタに準ずる力の入れようで、セダンとハードトップでは完全に別の車と言えるほど性格の異なる車に仕上げられ、フォーマル派、パーソナル派の需要を取り込んだのです。


一方の日産では、ローレルに欧州調のクリーンなデザインを採用しますが、押し出しが弱かった所為か 大して売れませんでした。


(何故だろう、前期のハードトップの写真が見当たらない……黒歴史なのか?)






この差は、次世代ではさらに顕著になります。

マークⅡ


チェイサ―


クレスタ


セダンが売れない現在では考えられない事ですが、3兄弟合わせれば毎月2万台以上という驚異的な売り上げを誇っていました。


巷でも「ハイソカー」という言葉が生まれ、スーパーホワイトのマークⅡ3兄弟が街に溢れました。





日産も遅ればせながら、このブームに乗ろうとしましたが……



確かに、ボディ色は 流行のホワイトで、直線基調で立派に見えるけど、上品さが皆無です。


さらには、マークⅡ対策としてスカイラインまでハイソカーに仕上げてしまいました。



2ドア車を廃止し、4ドアセダンと4ドアHTに絞った結果、スカイラインにスポーティさを求めていたユーザーにそっぽを向かれてしまいます。(日産は、慌てて2ドアクーペの“GTS”を開発し、4ドアから1年遅れで登場させるのでした)


当時の日産車は、デザイン性も四角いだけでセンスが乏しく、当時の流行色が白だった事もあり、当時のツーリングカー・レースに出ていたボルボがFlying Block(空飛ぶレンガ)と呼ばれていた事をもじって、日産車は『空飛ぶ豆腐』と揶揄されるありさまでした。






ハイソカーブームは、元を辿れば日産の大型車人気から始まったものでした。


これを、トヨタがマーケティングで「大型車は売れる!」と判断し、その市場を根こそぎ持っていったのです。


そう考えると、日産は、自分たちの強みも理解できず、むざむざと自分たちを支持してくれていたユーザーを失ったんじゃないかとも思えます。


その後、日産は901運動で一時的に盛り返しますが、一度開いたトヨタとの差は埋める事は出来ず、破綻に向かっていくのです。


あれっ、最後は日産の話になっちゃった。(汗)
Posted at 2021/10/27 21:53:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記

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「ご飯前の一コマ。
尻尾を踏んで抜け駆けの牽制?(笑)」
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タケラッタです。 子供の頃からの夢、ポルシェを手にしただけでは飽き足らず、遂にロータスまで買ってしまいました。 実用性はないかもしれないけれど、運転する事自...
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