本日、通院の為、会社をお休みしました。
いい天気でしたねぇ。(明日からの週末は、天気が悪いようですけれど)
これだけいい天気だと、箱根あたりにドライブに行きたいと思っちゃいます。
ホント、青空が気持ちいい。
ん?
病院までの通り道にあるディーラーのショールーム内の展示車両に目が留まりました。
あ、あれはっ!
トヨタ・オリジン ?
いや、
初代クラウン(RS型)じゃないかっ!
病院からの帰りは、もちろんディーラーの前まで行って、ショールームのガラス越しに初代クラウンを眺めます。
どうしよう、中に入っちゃおうかな?
でも、トヨタ車のオーナーじゃないし、車を買う気もないのに、お店の中に入っちゃってもいいのかな?
ええいっ、こんな機会、そうそうあるもんじゃないし、入っちゃえ!
『すみませーん、クルマ(初代クラウン)見せて頂いても宜しいでしょうか?』
「どうぞどうぞ、ご覧になってください」
さっきまで 初代クラウン を磨いていたスタッフさんがにこやかに対応してくださっただけでなく、車の説明もしてくださいました。
この車は、神奈川トヨタの所有車で、神奈川トヨタのお客様が大事に乗られていた車を譲り受けたのだそうです。
車検もちゃんと通しており、実際に公道を走れる現役の車です。
ナンバーは、雰囲気を出すための装飾かと思ったのですが、当時のままのナンバーであり本物でした。(ナンバーをSNS上で出しても良い旨、許可を頂きましたので、加工せずにそのまま載せます)
こんな貴重な車、普通に考えると、トヨタ本社(トヨタ博物館)くらいじゃないと持ってないと思います。
そんな貴重な車を、隅々まで見せてくださいます。
まずボンネットを開けて……
R型 1.5ℓエンジンです。
右上の青い箱は、真空管ラジオだそうです。
車台を刻印したプレートには「トヨペット號」と書かれています。
ちなみに、トヨタの住所はコロモ市になっています。(まだ豊田市になる前で、挙母市だったんですね)
初代クラウンの特徴でもある観音開きのドア。
ドアを開けると、内装もキレイです。
「どうぞ、お乗りになってください」とスタッフが勧めてきますが……いやいや、商品じゃないんだし、そもそもこんな貴重な車に乗るなんて……
しかし、「どうぞ、どうぞ」と勧めてくださるので、運転席に腰掛けさせて頂きました。
シンプル過ぎるインパネ。
これが真空管ラジオですね。
その下にあるのは、ヒーターからの暖気の吹き出し口でしょうか?
車の後ろに回ります。
100番のナンバーは、もちろん当時は希望ナンバー制なんてありませんから、順番が回ってくるまで待って取得したんでしょうねぇ。
トランクの中はこんな感じ。
スペアタイヤの右手前にある、丸い蓋のようなものは……
給油口でした。
昔は、他の車もトランク内に給油口が有ったのでしょうか?
ボディサイドの加飾は、デラックスというグレードに装飾されるものだそうです。
ただ、この車は、本来はデラックスではなく、元オーナーがデラックス相当に仕上げたのだそうです。(フロントのボンネット上にある羽根のような装飾も、デラックス用のものとの事)
今の車には見られないのがこの装備。
何だか分かりますか?
センターピラーにある、メッキされたパーツなのですが……
実はコレ、ウィンカーなのです。
ウィンカーを操作すると、こんな風に……
飛び出してくるんですって。
車の前には、当時のカタログまで置いてありました。
もはや、博物館レベルです。
入場料を徴収できますよ。(汗)
今回の貴重な車の展示は、神奈川トヨタ 金沢店の50周年を記念してのものの様です。
初代クラウン、それも発売開始されたばかりの1955年製の車。
こんな貴重な車を間近で見られる(しかも、乗れる!)機会なんて、普通じゃあり得ませんよ!
神奈川東部にお住まいの方は、是非、
神奈川トヨタ 金沢店 に足を運んでみてください。
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TOYOTA | 日記
Posted at
2020/03/07 00:01:42