
とりあえず今週も、無事にお仕事が終了しました。
2月は契約更新が出来ずにプータロー状態でしたが、3月になって新しい会社との契約が決まり、ちゃんと労働の対価として給料を貰う、真っ当な状態となりました。
しかし、実際に平日に仕事をするようになると、2月の 平日にも遊び歩いていた日々が懐かしく思えます。
あまりにも暇だったため、YouTuberの真似事をしましたが、さすがに平日に仕事をしながらとなると、動画作成もままならず。
やはり、YouTuberになるのは無理っぽいです。(笑)
さて、今日のブログネタは、自分のYouTube動画ではなく、YouTubeから”オススメ動画”として提示される動画についてです。
先週くらいから、タイガー・ウッズが起こした自動車事故に関する動画がいくつもオススメ動画として表示されるんですよ。
タイガー・ウッズの事故って、もう先月の話ですよ?
確かに、ウッズが事故を起こした 現代自動車のジェネシスGV80 って全く知らなかったので、ネットで検索はしましたよ?
でも、何で今頃になって、こんなに動画がヒットするの?
って思ったら、実際に先々週辺りから、いわゆる嫌韓な人たちが、ウッズの事故に、コナEVの巨額リコールなども絡ませて、面白おかしく動画を作っている様ですね。
車が燃える……昔の三菱自動車叩きを思い出すなぁ。(汗)
さて、嫌韓な人たちは、韓国メーカーである現代自動車が窮地に立つのが嬉しいのでしょうが、実際に現代自動車、特に高級ブランドとしてレクサスを模したジェネシスは、本当に問題のある車なのでしょうか?
一時期、韓国国内では、ウッズが起こした大事故に関して、命に別条が無かった事から「ジェネシスがタイガーの命を守った!」という論調だったようです。
事故車両を見ると、ジェネシスGV80は 前後の損傷は激しいものの、乗員エリアは原形を留めています。
確かに丈夫な車の様です。
でも待ってください。
ウッズは、両足を骨折(粉砕骨折の重傷)しており、選手生命の危機らしい。
とても、ウッズを守ったとは言えないんじゃないですかねぇ。
写真で見ても、乗員エリアはちゃんと形を留めています。
物理的に足を潰されたとか、そういう訳ではなさそう。
単純に衝突時の衝撃を吸収できていないのでは?
いくらGV80は丈夫、エアバックを10個搭載しているって言っても、乗員を守れないんじゃ安全な車とは言えない。
そう思わせたのが、同じ時期に やはりアメリカで起きた交通事故でのトヨタ FJクルーザーの壊れ方です。
2021年2月11日、テキサス州の高速道路で 路面の凍結によるスリップが原因で130台以上の車が絡む大事故が発生。
その中には、救急隊員であるトレイ・マクダニエルさんのFJクルーザーも含まれていました。
大型トラックに突っ込まれた FJクルーザーは、ウッズのGV80などと比べ物にならない程、メチャクチャに壊れました。
しかし、粉砕骨折の重傷を負ったウッズと違い、マクダニエルさんは無傷で車から脱出しただけではなく、駆けつけた救急隊員たちに混ざって救助活動を行っていたのです。
事故の衝撃から乗員を守るには、ボディを頑丈に作ればいいってもんじゃない。
ちゃんとクラッシャブルゾーンを潰す事で衝撃を吸収し、乗員へは衝撃を伝えない、そういう設計をしなければいけない。
ヒュンダイの最新の高級車でも、それが出来ていないんですね。
ちなみにFJクルーザーは 2006年から製造された15年も前の車であり、トヨタは当時からそれが出来ていました。
なお、FJクルーザーは絶版となっており、もう新車を購入できません。
FJクルーザーを失ったマクダニエルさんですが、トヨタは救助活動を行ったマクダニエルさんに敬意を表し、「4Runner」の特別仕様車「TRD Pro」の新車をプレゼントしたんだそうな。
きっと、新しい 4Runner も、マクダニエルさんの体を守ってくれることでしょう。
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Posted at
2021/03/20 01:13:30