
昨日ですが、日産の追浜工場に隣接するGRANDRIVE(グランドライブ)で行われたGT-Rの試乗会に行ってまいりました。
私としては試乗会に行ったつもりなのですが、事前に頂いた資料には
『特別試乗商談会』
の文字が…。
え? 買わないといけないの?
(I don't have enough money)
スケジュールは
①プレゼンテーション
②自身の車両での試乗
③GT-R試乗&同乗
④商談
の流れです。
まず、GRANDRIVEに向かうところで赤いPORSCHE(997)に遭遇。GRANDRIVE入場門前で撮影しようとカメラを構えると、GT-R(R35)も入場していきます。
事前にCA(カーライフ・アドバイザー)さんから、「PORSCHEユーザーさんが結構います」と聞いていましたが、R35のユーザーさんの中でもMY13に乗り換えを考えている方がいるようで…。
そう、このタイミングで特別試乗商談会が行われたのは
MY13のお披露目だったのです。
正式発表前との事で、スタッフさんから撮影NGと言われましたが、同行のCAさんが「撮影?構いませんよ」と言ってくれたので、気が変わる前(バレる前)に撮りました。写真を見てもらえば分かりますが、外観は変更無しでした。しかし、プレゼンテーションで水野さんからはMY13に対する情熱が感じられる説明がありました。(内容は正式発表前なので伏せておきます)
続いてテストコース走行。コース内容は
①0-100km/h加速
②100-0km/h制動
③スラローム
④首都高段差(目地)路
⑤ワインディングロード
⑥不整地路
です。
まずは自分のS206 NBRでテストコース走行。
テストコースを走った印象は…ふぅん、こういうコースなんだぁ…って感じでした。逆に助手席に乗ったスタッフさんにS206の印象を聞いてみたら「乗り味が硬いですね」だそうで。specCよりソフトなんだけどなぁ。
続いて、いよいよGT-Rの試乗です。あいにくMY13は展示のみで試乗車はMY12ですけど。
まず0-100km/h加速。ローンチモードでアクセル全開でスタート。と、ここで550psは必要ないだろと思って若干アクセルを戻したら、途端に制御が入って失速。慌ててベタ踏みしたけど550psの迫力は感じませんでした。(一応100km/hは余裕で超えましたけど)
100-0km/h制動では、ガツンとブレーキを踏んで停止。助手席のスタッフさんは『どう?凄いでしょ』って感じでしたが、S206もGT-Rと同じF:6ポッド、R:4ポッド、車重は約200kgS206の方が軽いので、むしろS206の良さを感じました。
スラロームもGT-Rは安定して速いんだけど、S206と比べて車体の大きさを感じただけでした。
首都高段差ではコンフォートモードでの変化を感じられました。でも、私の使い方では必要ないかな。(こういう機能はリアシートの広いセダンでないと必要ないと思う)
なんか、GT-Rのネガティブ面ばかり書いているようですが、実際にネガティブな印象しか感じていませんでした。速い事は速いけど、車に乗せられている感じしかしない。
ワインディングの手前でスタッフさんから「パドルシフトも試してください」と一言。そうか、自分でシフトしていないから乗せられている感しか無かったんだな。3速、2速と落としてエンジンを回して走る。…速いです。でも、なんか無機質な感じがしました。車を走らせている時のワクワク感がないんです。
なんか、微妙な不完全燃焼状態で試乗終了。
立て続けにテストドライバーの同乗走行。テストドライバーの走行コースはスラローム無しで直線をフル加速。あっという間に200km/hオーバー。でも恐怖感は無かったです。なんか新幹線に乗っている感じ? 水野さんが300km/hで会話が出来る車と言う理由が分かります。
驚きは最後のワインディングでした。100km/hでコーナーに進入! 雨降りで路面は濡れてるんですよ! 思わず「滑らないんですか?」って聞いちゃいました。事も無げに「コレくらい大丈夫ですよ」との返事。やっぱりGT-Rはバケモノでした。
全てのプログラムが終わって感じた事。
確かにGT-Rはとんでもない車でした。ただ、この性能を生かせる速度域もとんでもない高さです。それ故、私には操る楽しみも感じられない無機質な車としか思えませんでした。
私は日常のドライブでも楽しさを感じたいです。
やっぱインプがいいや。
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GT-R | 日記
Posted at
2012/10/08 17:24:36