新型フェラーリ・ディーノ？

フェラーリ・４８８よりも小さなクラス、そう、フェラーリ・ディーノの復活が噂されていましたが、遂にスクープ・フォトが出てまいりました。

今年の初め、フェラーリのチーフも務めるセルジオ・マルキオーネはその質問に関して “いつとは答えられない” としながらも、ディーノの存在については認める発言をし、すでにその開発が進行していることも明らかにしていたので、「いつかは」とは思っていましたが…。

とはいえ、まだまだ量産ボディではなく、テスト・モデルは458イタリアのボディを被せられていますが、サイドの空気取り入れ口などはテスト・モデルオリジナルのようです。


また、この写真から、488GTBに採用されているセンター出しのエグゾーストではなく、その代わりに、ディフューザーの上、リア・バンパーに2つの穴が開けられているのがわかります。


かつて、V8エンジンを搭載したフェラーリは、ピッコロ・フェラーリ（小さなフェラーリ）と呼ばれたものですが、いまやV8エンジンを搭載したフェラーリは性能においても世界のトップクラス。（逆にV12エンジン搭載車はラグジュアリー化しています）

その意味で、このフェラーリ・ディーノは、フェラーリの裾野を広げる、まさに戦略車と言っていいでしょう。搭載されるエンジンは、先日発表されたアルファ・ロメオ・ジュリアに搭載される3.0ℓV6ツインターボ・ユニットと言われています。
ん？ アルファ・ロメオ・ジュリアに搭載されるエンジンは510psを搾り出すって言われてますね。
フェラーリ・ディーノの予想価格は2,900万円…フェラーリはやっぱりフェラーリ、ディーノでも高価なのね。