
アルファ・ロメオ 4C は走る事に特化した、その為には快適装備も遠慮なく排除しているとWEBの試乗記なんかを見ると書かれています。
でも、エアコンもオーディオもついていますし、バックセンサーも標準装備。私の車にはオプションでバックカメラも付けましたので、なかなかの快適装備がついております。ただ1つの装備を除いて。
それはパワーステアリングです。
ノンアシストのステアリングは走り出せば然程気になる重さでは有りません。かと意って、片手で楽々という訳には行きませんけどね。
問題は停止時のハンドルの重さです。
4Cを格納するガレージの前の道は幅が4mほどしかなく、且つ、間口は標準的な車を想定したものなので、短いくせに幅の広い4Cをガレージに仕舞う時は何度か据え切りが必要になります。
これが重いの何の。
さて、この据え切りですが昔の人は据え切りは車に良くないと言っていた事が有ります。
操舵系に最も力が加わる(≒ダメージを与える)のが据え切りです。
最近、この手の話を聞かなくなったのはパワステの普及が有ります。
ハンドルが軽くなったので、ハンドル操作に集中しなくていい≒車を動かしながらハンドルを切るようになる、という好循環になっているのでしょう。
しかし、4Cはこのパワステが付いていない。
それに加えて、シフトノブが無く、前進と後退をいちいちボタンを押して切り替えねばならない。
これが曲者で、シフトノブなら視線をずらさなくても操作出来ますが、ボタンだとしっかりとボタンの方に視線を合わせなければいけない、そしてシフトボタンが有効になるのはブレーキを踏んでいる状態でなければいけない。まるで据え切りをしろと言っているようなもの。
ダメ押しに、まだハーフスロットルでそろりそろりと動かすポイントが掴めていないので、どうしても据え切りしてからある程度スロットルをふかして動かす事になるのです。
クリープ現象は無くても構わないから、もう少し早めに(ハーフスロットルで)クラッチを繋いで欲しい。
ハーフスロットルでクラッチを繋ぐ、いわゆる半クラですがDCT…おっと、アルファ・ロメオはTCTだっけ、ミッションの故障に繋がるからスパン!と繋いじゃうのかな?
でもそれだと据え切りのし過ぎで操舵系にトラブルが出たりして。
結論。
やっぱMTがいいわ。
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アルファ・ロメオ | 日記
Posted at
2016/06/29 05:10:29