
9月30日ネタがあったの忘れてた。(汗)
ポルシェ乗りで9月30日と言ったら?
やっぱりBig Bumper、930世代のポルシェですよね?
スーパーカー世代としては、930と言うと「ターボ」と続けたくなりますが、今ではターボ以外も、衝撃吸収バンパーを装着した第2世代の911の事を 930 と呼びます。
でも、今回のブログは、別の話題を…。
ポルシェに絡んだ話で9月30日というと、大きな出来事がありました。
1955年9月30日、米国カリフォルニア州のショラム近郊にある州道46号線と41号線の東側の分岐点で、映画俳優 ジェームズ・ディーンの運転するポルシェ550が衝突事故を起こし、ジェームズ・ディーンはその生涯を閉じました。
世代的に……なんて言う程、私は歳は食っておりません。(汗)
それほど、ジェームス・ディーンは昔の名優、もはや歴史上の人物と言って良いでしょう。
しかし、その名声はもはや伝説とも言って良い程。
例え映画を見た事は無くても、ジェームス・ディーンの名を知らぬ者などいないでしょうね。
そんなジェームス・ディーンは、ポルシェがお気に入りでした。
映画会社がいくら “危険なスポーツ” を禁じてもどこ吹く風で、西海岸のサーキットに姿を現しては、ポルシェ 356 スピードスターのステアリングを握り、地元レースのスターターフィールドに立っていたそうです。
1955 年 9 月、ジミー(ジェームス・ディーンの愛称)は、それまで所有していたポルシェ 356 から、より高性能の 550 スパイダーに乗り換えます。
嬉しそうなジミー。
そして運命の9月30日。
ジミーは愛車 550 スパイダーを駆り、サーキットのあるサリナスへと向かいます。
ジミーの横には、ドイツ人メカニック、ロルフ・ヴューテリッヒが座っていました。
そして、前述の州道46号線と41号の交わる交差点で、対向車のフォードに衝突。
ヴューテリッヒは車外に投げ出されて骨折、フォードの運転手は軽傷で済みましたが、ジミーは首の骨を含む複雑骨折、内臓損傷などでほぼ即死状態でした。
981ボクスター・ケイマンが、フラット6からフラット4ターボに代わり、718のサブネームが付きましたが、これは過去のフラット4の名車のヘリテージを活用した物。
ただ、私は恥ずかしながら718という車を知りませんでした。
と言うより、550のイメージが強すぎたといっても良いでしょう。(BECK550というレプリカもあるくらいですし)
ネームバリューで言ったら、718よりも圧倒的に550だった筈で、実際に、718の名前復活が発表される前は「550復活!」なんて噂も有ったくらいですが……。
やっぱり、PORSCHE AGとしては、ジェームス・ディーンが事故死しているっていうイメージを嫌ったのですかね?
カレラGTではポール・ウォーカーも亡くなってるし、そういう意味では、カレラGTもヘリテージに使えない?
車の欠陥が原因で亡くなった訳じゃないんだから、気にすることないと思うんですがねぇ。
ジェームス・ディーンの死が語られる時は、必ずと言っていいほどポルシェの名が出てきます。
しかし、その事が車、そしてメーカーへのマイナスイメージにならない事は、ポルシェの公式HPに
ジェームス・ディーンとの関わりについて載せているのですから、ポルシェ自身も分かっているんですよね。
ポルシェを愛したジェームス・ディーンの命日。
それが、9月30日なのです。
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Porsche | 日記
Posted at
2019/10/01 06:09:15