
ここ最近、イタリア車の事ばかりブログに書いていましたが、締めの車が広島製イタリア車とは。(笑)
はじめは、お知り合いに乗られている方が多いというところから始まった アバルト595への興味。
国産車には存在しない、その尖がり具合に魅せられていき、遂には欲しくなってしまいました。
しかし、ディーラーで実車に触れてみると、粗が目立ちます。
遠すぎるステアリングと、相対的に窮屈な足元。(イタリア人って、そんなに、足、短かったっけ?)
ペダルポジションも、ブレーキが手前すぎて、アクセルから上手く右足を移せるか心配になります。
燃料タンクが35ℓと小さいのも不満です。
基本的に、私は航続距離の短い車は好きじゃないのです。(エキシージは大容量燃料タンクに変更しましたし、満タンで200km走れなかったM5は売ってしまいました)
そんな時、同系列のエンジンを搭載し、上記のネガが存在せず、20kgしか重量の変わらない車という選択肢が現れました。
アバルト124スパイダー
この車も、6ヶ月毎の展示車/試乗車の切り替えがあったのか、少なくない数の新古車がありました。
その中に、近所と言って差し支えない 藤沢のディーラーに、赤の124スパイダーがありました。
グーネット見積りサービスに登録したのは、日曜日の18時。
回答が来るのは週が明けてから、と思っていましたが、当日の夜 22時に回答メールが届きました。
「おおっ、売る気満々だね!」
等と勝手に想像していたのですが、メールの内容を見ると……
『この度は 当店の ABARTH 124スパイダー をお問い合わせ頂き誠にありがとうございました。
(中略)
さて、お問い合わせを頂きました124スパイダーですが、通常仕様ではお選びいただけない「ブラック」カラーでございます。さらに価値のある仕上がりとなっております。
こちらの車両ですが 申し訳ございません。 残念ながら 先に他のお客様より ご成約を頂いてしまった為、ご案内が適わなくなってしまいました。』
こっちもかぁ。
アバルト595といい、アバルトは足が早いなぁ。
昨日のブログでも書きましたが、アバルト124スパイダーは、今年いっぱいでの生産終了が決まっています。
決めるなら、まさに『今だけ』と言っていいでしょう。
でも……
よく考えたら、124スパイダーは、
デビュー時に試乗しているんだよなぁ。
その時のブログを読み返してみると、当時の私はあまり良い印象は持たなかったようです。
曰く、
「遅い!」と。
ただ、比較対象が アルファロメオ 4C スパイダーだったのですから、それは無理からぬ事かと。(汗)
昨日のブログで、アバルト595の 1,110kgに対し、124スパイダーが 1,130kg で 20kgしか違わないと書きましたが、カーボン製シャーシの 4Cスパイダーは、僅か 1,060kgです。
そいつに 1750cc 240psのエンジンを搭載していた車と比べること自体、無理がありました。(汗)
とは言え、両方とも2シーター オープンですから、カテゴリーとしては同一です。
え? 値段が違う?
124スパイダーに関して、最新モデルで見積もりはもらっていませんが、発売当初に出してもらった見積り額は
451万円 でした。
それに対して、4Cスパイダーを購入した時は、展示車という事で、未登録の完全な新車にも拘わらず、6月のうちに売り切る必要があった為、「中古の価格で構わない」という破格の条件で……確か
800万円 そこそこでした。
そう考えちゃうと、124スパイダーの451万円は割高に感じてしまって……
ああ、思い出してきた。
アバルト124スパイダーは、当時の私の目には然程 刺激的な車だとは映りませんでした。
よく考えれば、124スパイダーの 1,130kg より 50kg重いだけの、1,180kg の車重に 350psのエンジンを搭載した、2シーターのオープンカーに乗ってるじゃん!
何故か アバルト595 から始まった話が、ロータスで落ち着いちゃった。(汗)
ブログ一覧 |
アバルト | 日記
Posted at
2020/06/27 06:14:40