
遂に発表されましたね!
日産から、新型フェアレディZが発表されました。
厳密には、米国市場向けのモデルであり ”新型フェアレディZ” ではなく、”新型Z” ですけどね。(汗)
今回の発表は、米国市場向けとは言え、生産モデルとして発表されたものであり、この姿で日本向けのモデルも登場すると思われます。
ほぼ、昨年の9月に公開されたプロトタイプモデルのままのスタイリングで登場した新型Z。
個人的には後ろから見たスタイリングがイマイチと思っていたのですが……
その理由が分かりました。
ブラックルーフだと、何となく昔のトヨタ・セラの様に見えちゃうのですよ。
何か、似てませんか?
今回は生産モデルの発表という事で、プロトタイプモデルの発表時には伏せられていた諸元が明らかになりました。
既に発表されていた V6 3.0ℓターボエンジンは、最高出力405PS、最大トルク475Nmを発生……うーん、昨今の欧州車なら 3.0ℓターボだと500PSくらい出してるけどなぁ。
基本的にZ34のキャリーオーバーなのでしょうけど、結構頑張って開発しています。
特に6MTモデルを用意している事は特筆に値します。
って言うか、ホントに作っちゃったんだね。
Z34のMTは 3.7ℓ NA用であり、恐らく対応可能なトルク値は400Nmだった筈。
3.0ℓターボの500Nmに迫らんとしている最大トルクを伝えるには、新開発か、それに準ずる改良が必要だったと思うんですよ。
新型Zの為にMTを開発したって、Zの販売数じゃ開発費もペイ出来ないと思うんですがねー。
長年に渡り、ゴーンのコストカット方針で、十分な開発費が用意されなかったと思いますが、ゴーンがいなくなった後、今度は開発費にコスト掛け過ぎて赤字が拡大、なんて事にならなきゃいいのですが……。
世の中のすう勢が電動車に向かっている中、ピュアエンジン車の新型Zを登場させた日産。
何か、世界的な流れに逆らっているような気もしますが……
何しろ、ホンダはハイブリッド車である NSXですら生産を終了させる決断をしましたからねぇ。
でも、軒並みピュアエンジン車が消えていけば、却って車好きからの支持は得られるかもしれません。
まあ、高コスト体質になって、経営が危うくなったりしたら元も子もないですけど……
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日産 | 日記
Posted at
2021/08/19 00:30:25