
『ポルシェ物語』を書き始めたものの……更新ペースが遅いですねぇ。
割り込みで別のネタを書き始めてしまったりで、なかなか先が続きません。
今日だって、途中まで
“歴代 ルノー・メガーヌ R.S.”を書こうとしていましたし……。(汗)
前回は、
初代911(901型、通称「ナロー」)まで書きました。
前回ブログには、「歴代911にすべきか、それとも 912後継車で行くか」などと書いてましたねぇ。
実は、そう思わせておいて、まさかの
“フェルディナント・ピエヒ”かいっ! なんて展開を考えていたのですが、結局 ポルシェとは関係ないネタに走ってしまいました。(汗)
あんまり引っ張っていると、ブログを書く情熱も失いかねないので、サクッと先を進めたいと思います。
開発コード
“901”を ポルシェ911として世に送り出したポルシェ。
そんな911にターボモデルが追加されたのは 1974年の事でした。
ポルシェ911ターボ(930)
上の写真の説明には
“ポルシェ911ターボ” と書きましたが、当時は
“930ターボ” と称される事が多かったですね。
“930” というのは 911ターボの開発コードであり、車名としては911ターボなのです。(もっとも、カタログ上で 930ターボ と名乗った時期もある様ですが)
930型の外観上の特徴となっているのが5マイルバンパーであり、930型の事を
“ビッグバンパー”と呼んだりしますが、元々は 930というのは 911ターボの型式であり。NAモデルは ビッグバンパーを採用した車であっても、型式は 暫くは 901のままでした。(1978年からNAモデルも 930型となりました)
その 930ターボ ですが、登場した時は 4速MTが採用されていました。
「ターボ化による大トルクがある為、5MTは必要ない」などという説明もありましたが、実際には手持ちの5MTが ターボの大パワーに耐えられなかったというのが理由だと言われています。
その他、930のトピックは……
フラットノーズ
911の特徴でもある峰を持つヘッドライトを、リトラクタブル・ヘッドライトにして、フロント部をフラットな形状にしたモデル。
当時のレーシングカー、ポルシェ935を模したんでしょうかね?
カレラ
カレラの名は、元々はハイパフォーマンス・モデルに与えられる名称でしたが、3.2ℓ化等により 73年のカレラRSの馬力を超えた事から、1984年からは 911のNAモデルの名称となりました。
カレラRS3.0
1974年、前年にグループ4のホモロゲーション取得の為に生産された
カレラRS2.7 (73カレラ)の後継モデル。
神格化された感のある
“73カレラ”が 1000台以上生産されているのに対し、
“74カレラ”の生産台数は僅か109台(そのうち 50台はカレラRSRに改造)、74カレラは まずお目に掛かれる車ではありません。
うーん、今回は「空冷ポルシェ」と称して、930、964、993を語ろうと思ったのだが、収拾がつかなくなりそうなので(汗)、今回は「空冷ポルシェ 930編」として一旦閉じる事とします。
ポルシェ物語、長期戦の予感……。(汗)
-つづく-
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Posted at
2022/02/01 07:45:08