
「最近、車活動が出来てません」
一昨日、ブログに書いた言葉ですが、出来ていないのは
『車遊び』であり、
『車の運転』はそれなりにしています。
日曜日の大黒PAも、PAに寄ってはいないものの、毎週 間近を通過はしていたりします。(汗)
まー、使っていれば 色々と問題は起きるもので、そうなるとメンテのお願いをしに行ったりもします。
そんなお店の1つであるCARBOXさんに、先週末に行った時の事。
相変わらず、ショールーム内には500X が…
なんだ、まだ売れ残ってるのぉ?(早く売り切っちゃってよぉ)
「いや、この個体は残ってますけど、Yacht Club、結構 売れてるんですよ」
…… Sさん、一体 CARBOXで 500X Yacht Club を何台仕入れたんですか?
「全部で8台仕入れてます」
ガーン、それじゃいつまで経っても在庫切れにならねぇじゃん!
さて、↑ でも話題にした 500X のデザイン・モチーフは、1957年に登場した ヌォーバ500 です。
まぁ、「500Xが」というより、3代目フィアット500が ヌォーバ500をデザイン・モチーフに誕生、
クロスオーバー・タイプの500X や、ミニバン・タイプの 500L は フィアット500 の派生車ですがね。
フィアット500だけでなく、ミニ や ビートル など、かつての名車をデザイン・モチーフにした車は結構あります。
今年、誕生50周年を迎えるルノー5(サンク)も、2024年には新型車として(EVで?)復活するようです。
(写真は2021年に発表されたプロトタイプ)
実は、かつての名車を現在の技術でもう一度出して欲しい車が有るんですよねー。
それは……
パンダです!
いや、キミじゃないから……。(汗)
フィアット・パンダ(1980-1999年)
鬼才と呼ばれた ジョルジェット・ジウジアーロ が設計した初代パンダ。
この車の写真を見て、皆さんはどういう印象を持ちましたか?
カワイイ? それとも
オシャレ?
今、見たらそういう感想も有りかもしれないけど、当時、このデザインを見た時、私は衝撃を受けました。
何しろ、フロントスクリーンを含めた 全てのガラスが、コスト削減の為に平面ガラスを用いているのですよ。
その他のボディパーツも、全てが直線&平面で構成されており、安っぽく見えても仕方ないデザインの筈でした。
しかし、ジウジアーロは 無機質にならざるを得ない筈のデザインテイストを、スペース効率に優れたスタイリングへと昇華させたのです。
ボディデザインだけではなく、内装も簡素そのもの。
シンプル極まりないインパネ&ステアリングホイール。
そして、パイプフレームに布を張っただけの様な、通称「ハンモックシート」。
初代フィアット・パンダは、現代では想像もつかない程、簡素な車でしたが、不思議と安っぽさを感じない車でした。
当時の日本のベーシックカーの代表が、「アルト47万円」でお馴染みとなったこの車。
何故、日本車は パンダの様な車を開発することが出来ないのだろうか? って思ってましたねー。
そういう思い出があったからこそ、2代目パンダが発表された時はガッカリしました。
えっ、これがパンダ?
結構、現代風な ミニバン、もしくは SUV風なスタイリングになりましたが、逆にどこにでもいそうな、『パンダでなくちゃ!』という車ではなくなってしまいました。
それは、3代目となった現行モデルにも言えます。
「この程度なら、国産車で十分」そう思っちゃうのですよねぇ。
初代のオリジナルデザインをモチーフにした車を、もう一度作ってくれないだろうか。
そんな事を CARBOXのSさんに話したのですが、Sさんが驚きの一言を発しました。
「2代目も、現行の3代目も、初代パンダをモチーフにしているんですよ」
ええっ、この車がぁ?
どぉ見ても、同じデザインには見えないけどねぇ。
まぁ、目(ヘッドライト)の周りが黒いところなんかは、パンダ っぽいとは言えるかもだけど……。(笑)
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Posted at
2022/05/25 23:30:46