
S207NBRの抽選に外れた時、残念では有りましたが、どちらかと言うとS207を手に入れられなかったことよりも、販売方法の方に怒りを覚えました。
正式発表前からディーラー担当から大まかなスペックの説明があり、事前予約開始日(のちにそんな日は無かったと否定していましたが)には、担当から電話が入りました。
正直なところ、S206NBRを気に入っていましたし、S207NBRはS206NBRのようなカーボンルーフでもない為、買い替えはすぐには考えられませんでした。

それでも、S207への買い替えを決意したのは「16年来の付き合いとなっている担当から車を買ってあげたい」という思いでした。
そんな私の思いを知っていたのか、S207の抽選に外れた時に担当は自分の事のように残念がり、声に出してはいえないものの会社(メーカー?、販売本社?)の売り方に怒っていました。
そこで、私が提案したのは
「標準のVABを買う。で、それをチューンしてS207をぶち抜く車に仕立てる!」
というものでした。
担当もその案に大乗り気で、VABの契約でも私が何も言ってないのに超破格な条件を提示してくれました。
VABを仕上げるにはその道のプロ、ディーランゲージに任せるつもりでした。

上記の件を相談すると
「S207はボッタクリマシンですよ、差額で十分凄い車に仕上げられます」
と言ってくれました。
あとは実行に移すのみ…の筈でしたが、S207購入資金で余った筈の金額はGT2のメンテであらかた消えていきました。
『S207を超える車』製作は改めてお金を貯めてから。
そんな考えでいた頃、担当に異動の話が出てしまいました。
相棒がいなくなってしまった・・・。
急激にVABに対する情熱が醒めてしまった事を自覚しました。
いや、VABというより、スバル車に対する情熱もだいぶ少なくなりました。
一番思い入れの有ったスバル(インプレッサ)であるGC8も、修理代を掛けてまで所有し続けるか?

そんな考えが浮かんだ後の高額査定額に思わず売ってしまいました。
そしてVAB。
4ドア車はGRBがあれば事足りるんじゃないか?
またそんな考えが浮かんだ時に、またもや高額査定額。
そんな訳で、常時スバル車は3台体制だった私が、気がつけば今はGRB1台だけになってしまいました。
VABのチューニングや、GC8の修理をお願いするからと、前約束をしていたディーランゲージ様、肝心の車を売ってしまいました、済みませんでした。
そして、わずか半年未満の付き合いだったVAB。
キミとの思い出は少ししか作れなかったね。

でも、いい車だったよ。
キミの後継車かもしれないけど、次のスバルは買おうと思ってるからね。
Posted at 2016/06/18 06:17:32 | |
トラックバック(0) |
VAB | 日記