
Audi RS3の商談で、自分でも驚くような数字が提示されてから、心はグッとRS3に傾きました。
しかし、それは今まで乗っていたGRBを、サーキットを走り込んだ(そしてコースアウトもした)相棒のGRBを手放すと言う事でもあります。
ちなみに、GRBは下取り車として査定額が落ちる前にすぐに引き渡さねばなりません。その一方でRS3は早くて3月(それも登録だけ)、おそらく納車は4月が濃厚との事。
半年間、GRBも そしてRS3もない状態になります。
そんな事もあって、ここ数日色々と考えてしまいました。
確かに今回の商談で出てきた数字は自分で予想していた支払額の60~80万円は安いものです。
外国車のディーラーで、国産のスポーツタイプとは言え、足回り等改造された車、そしてなんと言っても、修復歴のある車の下取りなんて、二束三文だと思っていました。
ところが、査定額は予想の遥かに上を行っていました。
これだけでも驚きなのに、TT RSの話を出したら、それに対抗すべく値引きまで。
普通のアウディではなくRSですよ! それも出たばかりの車に値引きがあるなんて、アウディを乗り継いできたユーザーに気持ち程度の値引きが付く程度だと思っていました。
しかし提示された見積り書に記載された値引き額を見て、我が目を疑いました。
もう、その場でハンコを押そうかと思ってしまうくらいの衝撃的な価格でした。
しかし、やはりアウディのような高級外国車を買うのは、国産車を買うのと訳が違いますね。
前金で20%の金額を支払わねばいけないそうで…。(ポルシェでも10%なのに)
ここで、少し冷静になりました。(笑)
そんな訳で1週間考える時間を貰いました。
考えるって何を?
まず、俺は本当にAudi RS3を欲しているのかと言う事。

Audi RS3が欲しくて欲しくてたまらないなら、今回の条件は破格です。考えるまでも無いでしょう。
でも、考える時間を貰ったって事は、絶対に欲しい車と言う訳では無いのでしょうね。
1つにはDSGであるという事。
マニュアルミッション大好きなタケラッタとしては、パドルシフトでマニュアル操作が出来ると言ってもクラッチペダルの無いDSGで満足できるか?
試乗時は楽しく操作をしていましたが、長く所有しているうちに飽きたりしないだろうか?
もう1つは367psが必要なのかと言う事?
GRBだって排気系を弄ったりアクセスポートでECUを弄ったりで、そこそこのパワーが出ています。
(330~340psは出てるんじゃないかな?)
あと数十psの為に約600万円を出す価値があるのか?
一方で本当にGRBを手放してもいいのかと言う事。
色々なディーラーで下取り査定をしてもらいましたが、200万円がいいところ。
200万をグッと割り込む所すらあります。(今回のアウディの査定が異常)
世の中では、だいぶ価値が下がってしまったGRBですが、綺麗に修復されていて、余程真剣に見ないと修復痕に気が付かないくらい。
外観だって、DRiViSiONのナノグラスコートのお陰で4年経ったのにまだまだキレイそのもの。
(ま、フロント部のパネルは新品に変わってるけどね)
そして、いざ運転すると身体に染み付いたGRBのドライビングは楽しいのひと言。
この車に何の不足も無いんじゃないか?
新車のAudi RS3 と 4年落ちで修復歴有りのGRBの価値は、開き過ぎるほど開いています。
でも、私の価値観では、それほど違いは無い、そう思えるようになってきました。
もちろん、世間体にはアウディの新車を買ったといえば見栄えがまるで違うのでしょうけどね。
週末までまだ時間がありますが、どういう結論が出るのか、自分でも良く判らなくなってきました。
Posted at 2015/11/19 02:40:07 | |
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