
2019年のF1も、本日最終戦となりました。
メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンを飾り、圧倒的に強かったシーズンを象徴するかのような結果で最終戦を締めくくりました。
レース後、エンジンセーブを気にする必要の無い最終戦という事もあり、ドーナツターンを見せるハミルトン。
その後ろでは、2位、3位に入った若手2人がドーナツターンの競演を魅せていました。
なんか、去年のF1引退のアロンソを中心に、ハミルトン、ベッテルのチャンピオン3人によるドーナツターンの競演を思い出しました。
この時、ベッテルは今より輝いていたんですがねぇ。
今シーズンが始まる前は、フェラーリの速さが伝えられ、メルセデスの支配するシーズンが変わるかのように思われましたが、蓋を開けてみれば、開幕から5戦連続の1,2フィニッシュ、開幕8連勝と、むしろ、今まで以上にメルセデスが強かったシーズンとなっていました。
流れが変わったのが第9戦オーストリアGP。
遂にホンダが、復帰後初勝利!
もちろん、この勝利はフェルスタッペンの腕によるところが大きいのですが、フェルスタッペンは胸のHマークを指し示してホンダを称えるという大人の対応。
ホントに22歳?(当日はまだ21歳)
その後も勝利を重ね、フェルスタッペンはシーズン3勝を挙げました。
さすがに5勝を挙げると言ったヘルムート・マルコは言い過ぎでしたが、シーズン前は「ホントに勝てるの?」と思ったものですから、マルコ博士の眼力には恐れ入りました。
今シーズンのトピックスとしてはフェラーリのシャルル・ルクレールの活躍も忘れてはいけません。
本来エースであるべきベッテルを圧倒、ドライバーズランキングを、ベッテルより上の4位で終えました。
焦るベッテルは、必要以上にルクレールを意識するようになり……
何やってんだか……
マクラーレンの復活も忘れてはいけません。
一昨年、「シャーシはF1最速」と豪語し、全てをホンダPUに責任を押し付けながら、ルノーPUにチェンジしたところで、ウィリアムズと最下位争いするという「GP2シャーシ」だった事が露呈してしまった昨年のマクラーレン。
失望したアロンソにF1を去る事を決意させたマクラーレンですが、1年で「F1シャーシ」に復帰。(笑)
アロンソ、もう一年辛抱すべきだったねぇ。
今シーズン、結果としてはメルセデス、及び ハミルトンの圧勝でしたが、来季は戦闘力を増したレッドブル・ホンダや、フェラーリ&ルクレールの速さには期待できると思います。(出来れば、ベッテルの復活と、フェラーリのお粗末なレース運営の改善を望む)
心配なのは、どこかのメーカーから『撤退』の2文字が出ない事ですかねぇ。
Posted at 2019/12/02 05:57:06 | |
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F1 | 日記