キャンドルッ ライトがっ ガラスのピアスに反射けて滲む
お前 彼の腕の中~踊るっ
もう、週末まで気が気じゃなかったですね。
もしかしたら、誰かに先を越されるかもしれない。
じゃ、電話口で決めちゃえばいいじゃん、と言うかもしれませんが、やっぱり実車を見てから決めたいです。
それに、本当に「俺は ジュリア が欲しいのか?」っていう気持ちもどこかにあったのも事実。
ようやく週末になった土曜日。
幸い、平日のうちに売れてしまう事はありませんでした。
その日は、
クレフさんで964のオイル交換の約束をしていました。
幸い、朝イチでの作業を約束しており、クレフさんは新横浜にも近いので、作業終了後、その足で新幹線に飛び乗れば午後2時には名古屋のディーラーに着けそうです。
さすがに、夜の忘年会は間に合わない可能性がある為、キャンセルしましたけど……
現地に着くと、実車はショールーム内に鎮座しておりました。
(写真はカーセンサーnetより:現在は掲載終了しています)
今年6月登録のほぼ新車ですから、外装には全く問題ありません。
走行距離は300kmとの事でしたが、実際には218kmしかありませんでした。
ホントに試乗車だったの?
改めて条件が提示されますが、当然、本体価格6●●万円には変更ありません。
問題は下取り価格です。
たったの100万円ですかっ!?
アルファ・ロメオ ディーラーなのでBMW M5は扱いにくいクルマでしょうが、それにしても安い!
これは買取業者に頼むしかないかなぁ、と言う私の呟きに
「実は、買取業者に聞いた価格がその下取り価格でございます」
と言う答えが返ってきました。
うーむ、これは詰んだか。
さすがにこれ以上の値引きは期待できないしねぇ。
「今、決めて頂けるなら あと◆0万引かせていただきます」
マジッ!?
結局、いくらで売れるか分からない買取業者の買い取り額を期待して、ハンコを押してしまいました。
必要書類などの説明を聞いていると、ショールームの入り口で
「先ほど、お客様が決まったばかりです」
「うそー! マジかーっ!」
というやり取りが聞こえました。
その後、数分間、ショールーム内に「間に合わなかったかー!」、「いや、マジかよぉ!」、「うわー、マジかー!」という、諦めきれないような叫び声がこだましていました。
あと1時間来店が遅れていたら『マジかー!』と叫んでいたのは私だったかもしれません。
そんな訳で、他の男に
GIULIAを奪われずに済みました。
納車は年明け後になりますが、早く、ジュリアで湘南の道を走りたいです。
Oh My GIULIA 覚えてるかい 俺たち見てる夢
帰ろうぜ あの街角へ Heartbreak Oh My My My My GIULIA