
今日、天気が良ければドライブに出掛けたかったところですが、朝、目が覚めた時はどんより曇り空。
家の前の道路も、雨が止んだばかりなのか、しっかり濡れていました。
すっかり気も削がれ、もう一度ベッドにダイブ、二度寝した後に目が覚めた時、時計は既に10時近く。(汗)
今からドライブに行く気にもなれず、録画していた F1 エミリア・ロマーニャGP を観る事にしました。(リアルタイムでは、1時間スタート時間を勘違いし、序盤を見逃していました)
エミリア・ロマーニャGPで、ホンダ勢は3台リタイアとグダグダでしたが、そのお陰もあって、アルファロメオが2台揃ってポイント獲得。
私がアルファロメオに乗っているからと言う訳ではありませんが、ちょっと嬉しかったです。
実は私、キミ・ライコネンが好きだったりします。
キミ・ライコネン
F1デビューは 2001年、ザウバーからでした。(ザウバーは今のアルファロメオです)
F3すら経験していないライコネンに対し、スーパーライセンスは4戦限定の仮ライセンスしか与えられなかったものの、デビュー戦オーストラリアGPでいきなり6位入賞を果たし、実力を証明してみせます。
翌年、同郷のミカ・ハッキネンの推薦もあり、マクラーレンがライコネンを抜擢。
シューマッハやアロンソとチャンピオン争いを繰り広げたものの、タイトル獲得はならず。
2007年にフェラーリに移籍。
この年はマクラーレンが強かったものの、マクラーレン内はアロンソとハミルトンによる内紛状態で纏まっておらず、ライコネンが漁夫の利と言う感じで 最終戦のブラジルGPで逆転でチャンピオンを獲得します。
しかし、2009年いっぱいでライコネンはF1を離れ、ラリーに転向します。
フェラーリは新たにフェルナンド・アロンソを獲得するにあたり、多額の違約金を払ってライコネンとの契約を解除したのです。
個人的には、第10戦ハンガリーGPの予選中に重傷を負って欠場中だったフェリペ・マッサを切る訳にはいかなくなって、ライコネンの方を切らざるを得なくなったのではないかと思っているのですがね。
2年間をラリー選手として過ごした後、2012年にF1へ復帰します。
チームはロータス。
(ちなみに、昔のロータスとは別物です)
2年のブランクを感じさせない走りをみせ、ベルギーGPでは復帰後初優勝、ランキング3位でシーズンを終えました。
2014年にはフェラーリに復帰。
アロンソ、ベッテルといったチャンピオンとコンビを組みます。
ただ、チームは明言こそしなかったものの、それぞれアロンソ、ベッテルをエースと考えていました。
2019年、フェラーリがルクレールと契約するため、ライコネンを放出。
ライコネンは引退するのではと思われましたが、F1デビュー時のチーム、ザウバーとの契約を発表したのです。(契約時点では、まだアルファロメオではなかった)
エミリア・ロマーニャGPで、アルファロメオは来シーズンもライコネン(とジョビナッツィ)と契約することを発表。
それを祝うかのように2台揃っての入賞。
この入賞、現在のアルファロメオのマシンの性能を考えれば快挙と言えます。
まあ、アルファロメオというよりも、フェラーリのPU性能の低さが足を引っ張っているのですがね。
条件さえ整えば、まだまだ一線級の速さを持っていることは、前戦ポルトガルGPの1周目に見せた10台抜きでも明らかです。
キミ・ライコネンは、最近の若いドライバーが バトルの時に相手にスペースを残さなかったり、無線で口汚く罵ったりしているのに比べると、クリーンなバトルをしてくれて、観ていて楽しいです。(口汚く罵ったりはしませんが、笑えるコメントを残してくれて、そういうところも好き)
ライコネンは若い頃から好きなドライバーでしたが、本当に好きになったのは 2017年のスペインGPです。
残念ながら、ライコネンはスタート後の1コーナーで起きたアクシデントでリタイアしてしまいます。
ライコネンのリタイアを知った男の子が号泣。
しかし、この観客席を抜いたシーンを見ていたフェラーリは、親子を招いて、サプライズを演出。
坊やと記念撮影。
アイスマンと言われるキミですが、小さなファンには優しかった。
今期はマシン性能で苦戦していますが、来期はもう少しいいマシンを与えてあげて、キミのパフォーマンスを見てみたいです。
Posted at 2020/11/03 23:10:37 | |
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